説明

古河電池株式会社により出願された特許

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【課題】短絡の少ない安全な積層型リチウムイオン電池を提供する。
【解決手段】正極または負極の一方の極性を有するn枚(nは2以上の整数)の電極Aと、前記電極Aとは異なる正極または負極の極性を有するn+1枚の電極Bとを、セパレータを介して交互に積層した電極群を、有機電解液とともに電槽に挿入してなり、前記電極A及び前記電極Bは、活物質の塗膜部分を有し、前記電極Bの塗膜部分は前記電極Aの塗膜部分よりも大きく、前記電極群において、それぞれの前記電極Aの塗膜部分の全てが前記電極Bの塗膜部分の内側に配置され、前記電極Aの並びで、少なくとも1枚の前記電極Aが積層方向と直交する方向にずれることを特徴とするリチウムイオン電池である。 (もっと読む)


【課題】複数の蓄電池の高さや位置のずれた蓄電池の端子同士を接続する際に、その高さや位置を調節することなく接触抵抗の低い接続を可能とする部材を提供する。
【解決手段】蓄電池の端子と接続かんのボルトによる接続に用いる二個の部材で、一方にはその下面に凹部を設けて上面は平面とし、他方はその上面に凸部を設けて下面は平面とした円盤状に形成し、その凹凸面で対向させて端子と接続かんの間に挿入する。ボルトによる端子への締め付けの際に、端子の高さの差による接続かんの傾斜に応じて上部の部材が凹凸面で摺動により傾いて接続かんとの接触面が矯正されて平行となるため、接触面積が均一に広くとれて接触抵抗が低減されるとともに、その長期安定性が得られる。 (もっと読む)


【課題】水性スラリーを集電体に塗布するに際し、筋引きの発生を抑制して、信頼性の高い電極及びリチウムイオン二次電池を作製する。
【解決手段】エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテルのうちいずれか少なくとも一つと、活物質と、水溶性増粘剤と、結着剤と、水と、を混練し、正極用あるいは負極用の水性スラリーを作製し、この水性スラリーを集電体に塗布して乾燥させ、プレスして正極あるいは負極を作製し、リチウムイオン二次電池の電極とする。 (もっと読む)


【課題】負極活物質と負極集電体との密着性を高めることが可能であり、電極のハンドリング性、電池の信頼性、および、電池寿命が向上するリチウムイオン二次電池用負極を提供する。
【解決手段】銅箔からなる負極集電体表面に、リチウムを吸蔵および放出可能な負極活物質を含有する負極活物質層を有するリチウムイオン二次電池用負極であって、前記負極集電体表面は凹凸を有し、前記負極集電体の前記凹凸を有する面の最大高さRy(JIS B0601−1994に規定される)が0.5μm〜5.0μmであり、かつ、前記負極集電体の前記凹凸を有する面の局部山頂の平均間隔S(JIS B0601−1994に規定される)が、前記負極活物質の平均粒子径の50〜500%であることを特徴とするリチウムイオン二次電池用負極である。 (もっと読む)


【課題】組電池の劣化を監視可能とし、組電池の単位電池間の端子電圧を均一化して規定範囲内に収める。
【解決手段】通常時には、常時充電状態にあり、かつ、複数の単位電池を有する組電池における各単位電池UXの端子電圧を測定してその内部抵抗を測定する蓄電状態制御装置において、内部抵抗測定回路は、測定対象の単位電池UXからの電力供給を受けて動作し、電圧測定回路により測定した単位電池UXの端子電圧が規定電圧範囲に収まるように、単位電池UXに内部抵抗測定回路を接続して電力消費を行わせる単位時間当たりの測定頻度を変更する制御部を備える。 (もっと読む)


【課題】広い環境温度範囲において電池を適切な温度に保つことにより、電池の性能低下や短寿命化を防ぐことができる組電池モジュールを提供する。
【解決手段】複数の扁平形の単電池3を、隣り合う単電池3の長側面同士が対向するように積層して配置する。また、カーボンプレート7を、単電池3の一方の長側面に沿って配置し、フィルムヒータ5を、他方の長側面に沿って配置する。カーボンプレート7とフィルムヒータ5は、単電池3を挟んで交互に積層して配置される。フィルムヒータ5は、ヒータコントローラに接続される。そして、単電池3の温度が0℃以下になると、ヒータコントローラによりフィルムヒータ5を加熱する。単電池3の温度が0℃以上になると、ヒータコントローラによる加熱を停止する。単電池3の熱はカーボンプレート7に伝わり、カーボンプレート7の突出部から空気中へ放出される。 (もっと読む)


【課題】完成品の状態で絶縁耐圧試験が実施可能な電源装置を提供する。
【解決手段】電子回路基板10を収容したシャーシフレーム20の内部に、入力2a,2bとフレームグランド8間にサージアブソーバ4,5を備えた電源装置1において、前記サージアブソーバ4,5にショートバー6を接続し、前記シャーシフレーム20に開口21Aと、該開口21Aに臨む突片21とを設け、前記ショートバー6と前記突片21とを、絶縁部材10を間に挟んで、前記シャーシフレーム20の開口21Aを通じて外部から螺入する固定ねじ7で導通可能に連結したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来は、急激な変化や突然の変化による劣化を判定することはあまり考慮されていなかった。また、二次電池の内部インピーダンスを測定する方法では、得られた内部インピーダンスが所定の範囲内であっても、二次電池が所望の電圧や容量でないことがあり、このような場合でも二次電池の劣化を判定できる装置等が必要であった。
【解決手段】二次電池を任意の時間放置による放電又は自己放電又は強制放電させ、その際の放電電圧を測定し、電圧の大きさや比率、あるいは、二次電池の良品との特性を比較及び/又は演算することにより劣化を判定する二次電池の劣化判定方法と、二次電池の劣化判定装置並びに電源システムを提供する。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池用格子体に存在する形状変化を、バラツキなく高精度で検出できるばかりではなく、検出した鉛蓄電池用格子体の形状変化から、鉛蓄電池用格子体鋳造装置の異常、例えば、鋳造鋳型に塗布されている離型剤の寿命及び鋳造装置の不具合を迅速かつ適確に判定可能な、鉛蓄電池用格子体鋳造装置の異常判定方法を提供するものである。
【解決手段】鋳造された鉛蓄電池用格子体の形状変化を検出して、鉛蓄電池用格子体鋳造装置の異常を判定する方法であって、(a)鉛蓄電池用格子体の形状変化検出領域を照明する工程、(b)照明された形状変化検出領域を撮像する工程、(c)撮像された画像に2値化処理及び任意的に収縮処理を施す工程、(d)上記処理後の画像から鉛蓄電池用格子体の形状変化を検出する工程、並びに(e)検出した形状変化から、鉛蓄電池用格子体鋳造装置の異常を判定する工程を含む、鉛蓄電池用格子体鋳造装置の異常判定方法。 (もっと読む)


【課題】簡単な方法にて電池蓋との間の密着性を向上させ、電解液の染み出しを防止できる鉛蓄電池のブッシングの製造方法、及び、ブッシングの鋳型を提供すること。
【解決手段】電極を保持する筒状のブッシング本体2の外周に周方向に延びる複数の環状突起3A〜3Eを一体に備え、環状突起3A〜3Eが樹脂製の電池蓋にインサートされる鉛蓄電池用のブッシングの製造方法において、鋳型11に液状の金属を流し込んで、ブッシング本体2及び複数の環状突起3A〜3Eを一体に鋳造する第1工程と、一の環状突起3Aを他の環状突起3Bに向けて塑性変形させる第2工程とを備える。 (もっと読む)


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