説明

日立建機株式会社により出願された特許

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【課題】公転することなく、自転のみを繰返す遊星歯車と支持ピンとの間に潤滑油を導くことにより、両者の間を潤滑状態に保つようにする。
【解決手段】スピンドル14の開口側とキャリア38との間には、別体の継手部材からなる筒状連結部材53を設ける。この筒状連結部材53よりスピンドル14とキャリア38との間をスプライン結合する。太陽歯車34、各遊星歯車36の一側端面と筒状連結部材53の対向面部53Eとの間には、太陽歯車34と各遊星歯車36との噛合部40からに噴出される潤滑油を、遊星歯車36と支持ピン37との間の遊星軸受39に導く導油路55を形成する。導油路55は、遊星歯車36の環状段部36A、筒状連結部材53の対向面部53E、環状突部および軸方向の隙間を含んで構成する。 (もっと読む)


【課題】センサカバーに作用した外力が油圧管路に直接的に伝達されるのを抑え、油圧管路の耐久性を高める。
【解決手段】ブームシリンダ12のチューブ12Aに雌ねじ孔13Aを有する取付座13を固定して設け、ロッド側油圧管路18に固定したブラケット21のボルト挿通孔21Cとセンサカバー23のボルト挿通孔23Cとに挿通した固定用ボルト24を、取付座13の雌ねじ孔13Aに螺着することにより、ブラケット21とセンサカバー23とを、固定用ボルト24によって取付座13に共締めする。これにより、センサカバー23を取付座13に強固に固定することができ、センサカバー23に作用する外力を主として取付座13によって受けることができるので、センサカバー23に作用する外力が、ロッド側油圧管路18に直接的に伝達されるのを抑え、ロッド側油圧管路18の耐久性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】動力源室の清掃の負担を増大させることなく防塵ネットの清掃の負担を軽減することができる防塵ネット装置を提供する。
【解決手段】作業機械101の動力源室114内のラジエータ107の風上に設置する防塵ネット装置100であって、洗浄液5を貯留する水槽4と、この水槽4内に設置した従動軸2と、この従動軸2の上方に設置した駆動軸1と、従動軸2及び駆動軸1に掛け回した防塵ネット3と、少なくとも一部が洗浄液5に浸漬し防塵ネット3に接触するブラシ6a,6bとを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フロント配管の流体伝播振動に起因するフロント作業装置の振動を抑制することができる作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械本体と、この作業機械本体に連結されたフロント作業装置4と、このフロント作業装置4に取り付けられた油圧アクチュエータ5bと、作業機械本体に設けられた油圧ポンプ7と、この油圧ポンプ7から吐出される圧油の方向及び流量を制御するコントロールバルブ9と、このコントロールバルブ9と油圧アクチュエータ5bとを接続するフロント配管10と、このフロント配管10をフロント作業装置4に固定する配管支持部材12と、フロント配管10の配管支持部材12及びコントロールバルブ9の間に一端が接続し他端が閉止された管路であってフロント配管10を流れる主流に当該フロント配管10から分流させた圧油の反射波を干渉させる脈動低減装置11とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】リフト機構が降下時に急停止したときに発生する応力を低減できるリフト機構の荷重保持機構を提供すること。
【解決手段】ねじ軸4に螺合されたナット部材9を昇降するリフト機構の荷重保持機構において、モータ1からの動力によって回転駆動される円筒部材25と、円筒部材と同心状に配置された外輪24と、円筒部材と外輪の間に設けられ、円筒部材と外輪の一方向の相対回転は許可するが他方向の相対回転は禁止するワンウェイクラッチ機構23と、外輪を摩擦力で保持する電磁ブレーキ15とを備える。 (もっと読む)


【課題】 狭隘なタンク室内にグリースガンを収納する。
【解決手段】 燃料タンク12及び作動油タンク13と運転席8との間を仕切るインナカバー15を設け、インナカバー15とアウタカバー16との間には、上面18Bが前側に向けて下向きに傾斜し、タンク室17を開,閉するタンクカバー18を設ける。インナカバー15の内面15Bのうち燃料タンク12及び作動油タンク13よりも上側位置には、グリースガン保持部材20を設ける。グリースガン保持部材20は、グリースガン19をインナカバー15の上端の下向き傾斜に沿って斜め下向きに傾けて保持する。これにより、燃料タンク12、作動油タンク13や種々の配管等が錯綜する狭隘なタンク室17内にグリースガン19をコンパクトに収容することができる。 (もっと読む)


【課題】燃料タンクに蓄えられた燃料と蓄電装置に蓄えられた電気エネルギを使用して作業機械を駆動する際に、燃料残量および蓄電残量の両方の状態に応じて、それら燃料残量および蓄電残量の少なくとも一方の単位時間当たりの使用量を制限できるようにする。
【解決手段】燃料残量検出器61による燃料残量の検出結果および蓄電残量検出器62による蓄電残量の検出結果の両方に基づいて、エンジン27の出力の上限を設定するエンジン出力制御手段51と、このエンジン出力制御手段51により制御されるエンジン27の出力トルクを超えないように可変容量型油圧ポンプ28の入力トルクの上限を設定するポンプ制御手段53と、燃料残量検出器61による燃料残量の検出結果および蓄電残量検出器62による蓄電残量の検出結果の両方に基づいて、バッテリ30の出力の上限を設定する電気出力制御手段52とを備える。 (もっと読む)


【課題】車両の転倒を予防できるダンプ車両の転倒防止方法を提供すること。
【解決手段】車体フレーム(4)上に回動可能に支持された荷台(3)を備えるダンプ車両の転倒防止方法において、車両の後輪(2)を支点とする回転モーメントであって、車両の前輪(1)を地面(20)から浮き上がらせるために必要な転倒限界モーメント(Ml)を算出する手順と、転倒限界モーメント(Ml)に基づいて車両の転倒可能性を判定する手順とを備える。 (もっと読む)


【課題】フリクションディスクとセパレータプレートとの間に潤滑油を十分に供給することができる湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】湿式多板クラッチ1は、ドラム21の外周面21aを覆う固定カバー3を備えている。この固定カバー3は、ドラム21の外周面21aとの間に隙間3sを開けている。この隙間3sは、ドラム21の回転方向21gと同じ方向に且つ各列の複数のドラム穴(ドラム長穴21d、ドラム丸穴21e)に向けて回転方向21gの順に徐々に狭まるように形成されている。これにより、隙間3sに回転方向21gと同じ方向に流れている空気Cの流れを各ドラム穴の近傍Dで速くして負圧を発生させている。 (もっと読む)


【課題】操作装置の操作に対する油圧アクチュエータの応答性と動力回生効率の良い作業機械の動力回生装置を提供すること。
【解決手段】操作量に応じた操作信号を出力する操作装置4Aと、操作装置4Aから出力される操作信号に基づいて駆動されるブームシリンダ3aと、エンジン7によって駆動されブームシリンダ3aに圧油を供給する油圧ポンプ6とを備える作業機械の動力回生装置において、ブームシリンダ3aからの戻り油によって駆動される可変容量型の油圧モータ24と、油圧モータ24に連結された発電機25と、ブームシリンダ3aからのメータアウト流量の目標流量Qoを操作装置4Aの操作量に基づいて算出し、メータアウト流量が目標流量Qoに近づくように、発電機25の実回転数Nと目標流量Qoに基づいて油圧モータ24の容量qを制御する車体コントローラ11を備える。 (もっと読む)


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