説明

三井金属鉱業株式会社により出願された特許

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【課題】疎水性が高く、高温高湿下で保存した後でも高い疎水性が維持され、かつ耐熱性の高い被覆マグネタイト粒子を提供すること。
【解決手段】本発明の被覆マグネタイト粒子は、マグネタイトのコア粒子の表面がシラン化合物によって被覆されている。コア粒子の表面に存在する鉄以外の金属元素の割合が、被覆マグネタイト粒子の質量に対して0.2質量%以下である。かつコア粒子の内部には鉄及び鉄以外の金属元素が1種又は2種以上含有されている。金属元素は、遷移金属元素又はアルカリ土類金属元素の1種又は2種以上であることが好適である。 (もっと読む)


【課題】帯電の立ち上がり性が良好であり、かつ過度の帯電が生じない被覆マグネタイト粒子を提供すること。
【解決手段】マグネタイトのコア粒子の表面がシラン化合物によって被覆されている。コア粒子の表面に存在する二価の鉄の割合を、コア粒子の表面に存在する鉄の全量に対して20〜30%とした。かつシラン化合物が有するアルキル基として炭素数2〜10のものを用いた。X線回折法で測定されたマグネタイトの結晶子径が60〜90nmであることが好適である。 (もっと読む)


【課題】疎水性が高く、有機溶媒中への分散性に優れ、かつ有機溶媒中での分散処理後も高い疎水性を維持し得る被覆マグネタイト粒子を提供すること。
【解決手段】被覆マグネタイト粒子は、マグネタイトのコア粒子と、その表面を被覆するシリカ層と、該シリカ層の表面を被覆するシラン化合物層とを有し、シリカ層におけるアルカリ金属及びアルカリ土類金属の合計の含有量が、被覆マグネタイト粒子の重量に対して50ppm以下である。被覆マグネタイト粒子は、マグネタイトのコア粒子とケイ酸のアルカリ金属塩とを混合し、表面にシリカ層が形成されたコア粒子を得;シリカ層が形成されたコア粒子をカチオン交換樹脂と接触させて、シリカ層中に含まれるアルカリ金属イオンを低減させ;シリカ層が形成されたコア粒子の表面をアルコキシシラン化合物で被覆し、引き続き熱処理を行ってシラン化合物層を形成すること;で好適に得られる。 (もっと読む)


【課題】重合法トナーの原料として用いた場合、該トナーの製造過程で分散させやすく、かつトナー中での分散性が高い疎水性のマグネタイト粒子を提供すること。
【解決手段】本発明の被覆マグネタイト粒子は、マグネタイトのコア粒子と、炭素数2〜10のアルキル基を有する有機シランとを乾式処理して得られ、該コア粒子の表面が疎水化剤によって被覆されてなる。レーザー式粒度分布測定装置によって測定された凝集粒子の平均粒径Bが、走査型顕微鏡観察によって測定された一次粒子の平均粒径Aに対して1超3未満である。 (もっと読む)


【課題】セメントに混入することにより耐凍害性に優れたモルタル組成物になる建材用パーライトを提供する。
【解決手段】本発明の建材用パーライトは、粒径比(D95/D10)が7.5〜25.0であることを特徴とする。単位容積重量(LD)が0.12kg/L〜0.22kg/Lであることが好ましく、浮水率が50vol%〜90vol%であることが好ましい。この建材用パーライトを混入したセメントを含むモルタル組成物は、耐凍害性に優れたものになるため、ボードに成型することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れた水素吸蔵合金の提供。
【解決手段】インターナショナルテーブル番号191(P6/mmm)の空間群を有するCaCu型結晶構造からなる、Alを含有する水素吸蔵合金であって、水素吸蔵合金の結晶構造解析において、3gサイトの熱振動パラメータBeq(3g)に対する2cサイトの熱振動パラメータBeq(2c)の比率としてのBeq比(2c/3g)が1.4〜10.0であって、一般式MmNiaMnbAlcCod(式中、Mmはミッシュメタル、a+b+c+d>5)、又は、一般式MmNiaMnbAlcCodMe(式中、Mは、Ni、Mn、Al、及びCoを除く遷移金属のうち1種又は2種以上、a+b+c+d+e>5)で表すことができる水素吸蔵合金。 (もっと読む)


【課題】従来とは全く異なるアプローチにより、耐食性に優れた新たな水素吸蔵合金を提供せんとする。
【解決手段】水素吸蔵合金原料を混合し溶解して鋳造する鋳造工程と、鋳造された合金を熱処理する熱処理工程とを備えた水素吸蔵合金の製造方法であって、当該熱処理工程において、目的とする温度(「保持温度」と称する)を保持する前に、当該保持温度よりも高温の温度に昇温させた後、前記保持温度まで降温させる予備熱処理(この予備熱処理を、本明細書では「オーバーシュート」と称する)を行うことを特徴とする水素吸蔵合金の製造方法を提案する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、研摩処理が困難な炭化珪素を、高効率かつ高い面精度で研摩処理することができる研摩技術を提供する。
【解決手段】本発明は、基材を研摩するための研摩スラリーにおいて、研摩粒子は酸化マンガンを主成分とし、研摩粒子の含有量が、研摩スラリーに対して10重量%未満であることを特徴とする。本発明の研摩スラリーは、pHがpH7以上であることが好ましく、その研摩粒子としては二酸化マンガンを用いることが特に好ましい。 (もっと読む)


【課題】IGZOの原料として、酸化インジウム粉末との均一混合性に優れた酸化ガリウム粉末を提供する。
【解決手段】嵩密度(AD)が0.40〜0.70g/cm3であることを特徴とする酸化ガリウム粉末を提案する。かかる酸化ガリウム粉末は、酸化インジウム粉末との嵩密度の差が小さいため、酸化インジウム粉末などと混合した際に均一に混合させることができ、均質な混合焼結体、例えばスパッタリングターゲットを作製することができる。 (もっと読む)


【課題】タンタルコンデンサへの再利用の際に不都合となる、アンチモン(Sb)、リン(P)などの種々の不純物を低減し、高品位のタンタルをタンタル含有廃棄物から回収する技術を提供する。
【解決手段】本発明は、タンタル含有廃棄物からタンタルを回収するタンタル回収方法において、タンタル含有廃棄物を酸処理し、その後アルカリ処理をして、タンタルを回収することを特徴とする。酸処理は塩酸を含む酸により行うことが好ましく、アルカリ処理は、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムにより行うことが好ましい。本発明のタンタル含有廃棄物としては、タンタルコンデンサから取り出したタンタル焼結体であることが好ましい。 (もっと読む)


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