説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】Cを大量に含有する製鉄用の高炉排ガスの湿ダストを、鉄(Fe)と炭素(C)に分離し、製鉄プロセスで再活用するための、簡易、実用的かつ有効な方法を具体的に提供すること。
【解決手段】湿ダストを、スラリー状となし、そのスラリーに超音波処理を施した後に、湿式磁選などの湿式分離法を適用し、鉄を主とする回収物と炭素分を主とする回収物に分離する。鉄を主とする回収物は、還元炉にて脱亜鉛を行い製鉄工程でFe源として再利用できる。 (もっと読む)


【課題】近年導入が進んだ、合金化の前段で誘導加熱を使用し保熱帯内で鋼板が徐冷されながら合金化されるプロセスであっても合金化位置をより正確に決定すること。
【解決手段】本発明に係る合金化位置決定方法は、鋼板の溶融亜鉛めっきラインの保熱帯近傍に保熱帯の鋼板搬送方向に沿って設置され、搬送される鋼板の放射輝度を測定する複数の放射温度計それぞれから、放射輝度の測定結果に関する情報を取得するステップと、保熱帯内部における搬送方向位置の変化に伴う鋼板の温度低下パターンに関する情報と、放射温度計の設置位置に関する情報を利用して、放射温度計が設置された位置での鋼板温度を推定するステップと、放射温度計が設置された位置における推定鋼板温度と、放射輝度の測定結果に関する情報を利用して、放射温度計が設置された位置における放射率を算出するステップと、算出された放射率に基づいて合金化位置を決定するステップと、を含む。 (もっと読む)


【課題】圧延材表面に疵を発生させることがなく、またデスケーリング装置の直近に設置された電気設備等に対する水の飛散や侵入を防止でき、さらに設置スペースを狭くすることのできるデスケーリング噴射水の水切り装置および方法を提供する。
【解決手段】圧延材S1表面のスケールを噴射水1aで除去するデスケーリング水噴射ノズル1の圧延方向上流側に、デスケーリング後のバウンド水1bを回収するために、圧延材の表面と一定の隙間gを設けて配置した水切り板2と、水切り板2の圧延方向上流側に、水切り板2の下端と圧延材S1表面との隙間gに水切りスプレー水3aを噴出させる水切りスプレー3とを設けたデスケーリング噴射水の水切り装置。圧延材S1表面と隙間gを設けて水切り板2と水切りスプレー3を設けたことで、圧延材S1表面に疵を発生させることがなく、またデスケーリング噴射水が水を嫌う電気設備等側に流れたり飛散したりすることがない。 (もっと読む)


【課題】形鋼のウェブ検査面の表面に存在する可能性のある表面欠陥を正確に検出すること。
【解決手段】本発明に係る表面欠陥検査装置は、変調された線状のレーザ光を照射して形鋼によって反射された線状のレーザ光を撮像し、形鋼の光切断像を生成する遅延積分型撮像装置により生成された光切断像から得られる縞画像を利用し、形鋼の表面の凹凸状態を表す形状画像と形鋼の表面での粗度の相違を表す輝度画像とを生成する画像生成部と、輝度画像に基づいて形鋼のフランジ面のエッジ位置を検出するエッジ位置検出部と、検出されたエッジ位置と、形鋼の形状に関する情報と、形鋼撮像装置と形鋼との位置関係に関する情報とを利用し、形状画像のフランジ面に対応する部分を不感帯として算出するエッジ不感帯算出部と、形状画像のうち不感帯をのぞく部分を表面欠陥検出対象部分とし、当該表面欠陥検出対象部分に存在する表面欠陥を検出する欠陥検出処理部と、を有する。 (もっと読む)


【課題】鋳片の連続鋳造時におけるバルジングの挙動を直接測定する技術を提供する。
【解決手段】鋳型7から引き抜かれた直後の鋳片9をガイドするガイドロール部1と、凝固した鋳片を引き抜くピンチロール部2の間に、鋳片をサポートするロールを配置しない未サポート部3を設け、該未サポート部に、カットオフフィルターを備えたレーザー変位計を備えたバルジング計測機4を設けることによって1000℃以上の高温の鋳片表面からの輻射熱に起因するノイズの影響を排除してより正確なバルジング計測を行う。 (もっと読む)


【課題】リブプレートを有する既設接合構造体を補強するにあたって、構造欠陥の発生を防止しつつ、その耐力、疲労強度の向上を図ることができるうえ、作業性にも優れた構造、方法を提供すること。
【解決手段】柱又は梁として用いられる第1構造部材11と、第1構造部材11の端部11aに接合された第2構造部材13と、これらを補剛するためのリブプレート21とを有する既設接合構造体1において、第2構造部材13とは反対側に位置するリブプレート端部21aの溶接接合部22を取り囲むように第1構造部材11の側面に沿って補強部材31が接合されるとともに、リブプレート21にその補強部材31が接合される。これにより、リブプレート21の端部21aの溶接接合部における応力集中を緩和しつつ、局所的な応力集中を抑えることが可能となり、既設接合構造体1の耐力、疲労強度の向上を図ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】生産性を阻害することなく、スポット溶接部における引張強さに優れ、かつ、スポット溶接による熱変形防止が実現可能な一対の薄鋼板のスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】一対の鋼板のうち一方の薄鋼板11に対して、エンボス張出し成形を行ってエンボス張出し成形部11aを形成する第一の工程と、エンボス張出し成形部11aを押し潰して環状の突起部11cを有する圧痕部11bを形成する第二の工程と、一方の鋼板11の突起部11cが突出する側に他方の鋼板12を重ね合わせて、一対の薄鋼板11,12をスポット溶接する第三の工程からなるスポット溶接方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】凝固中の溶質元素の偏析による濃度差が比較的小さな鋼種とくに炭素濃度が0.01mass%以下の低炭素鋼の、凝固組織検出装置及び検出方法を提供する。
【解決手段】鋼鋳片の試料断面を研磨した後で、試料断面を腐食させる鋼の凝固組織検出装置であって、マイクロバブルを含む水7を収容する外槽2と、水7に30kHz〜3MHzの超音波を印加し水共振させる超音波発振装置5、6と、外槽2内に浸漬させるとともに試料断面を腐食させる腐食液8を収容する内槽3とからなる。また、この凝固組織検出装置1を用いて試料断面を腐食させ、鋼の凝固組織を現出させる。 (もっと読む)


【課題】溶存鉄を主に含む排水処理で、立ち上げ当初より溶存鉄等の分離を効率的に行え、スラッジの処理が容易で、設備費やランニングコストの増大を抑制した金属イオン含有排水の処理方法の提供。
【解決手段】溶存鉄を主に含む原水を処理する処理系と、該処理系で使用するδ−FeO(OH)の結晶微粒子を生成させるδ−FeO(OH)の調製系とを有し、処理系が、原水を、反応槽内で酸化処理して水酸化鉄を含む金属水酸化物を生成させる反応工程と、金属水酸化物を沈殿槽内で沈殿分離させる分離工程とを有し、処理系の立ち上げ時に、δ−FeO(OH)の調製系で、2価の鉄を含む鉄系試薬にアルカリ剤と酸化剤とを添加して混合・反応させてδ−FeO(OH)の結晶微粒子を生成させ、該結晶微粒子を速やかに反応槽内に添加して酸化触媒として使用し、且つ、反応工程における酸化処理を空気酸化によって行う金属イオン含有排水の処理方法。 (もっと読む)


【課題】凝固中の溶質元素の偏析による濃度差が比較的小さな鋼種、特に炭素濃度が0.01mass%以下の低炭素鋼の、凝固組織の検出方法を提供する。
【解決手段】鋼鋳片の試料断面を研磨した後で、溶媒としてマイクロバブルを含む水を用いた腐食液15に、30kHz〜3MHzの超音波を印加し腐食液15を水共振させながら試料断面を腐食させて鋼の凝固組織を現出させる。その後、洗浄、乾燥し、試料断面に形成された腐食孔に研磨粉を埋め込み、試料断面に透明粘着テープを貼り、腐食孔中の研磨粉を透明粘着テープに粘着せしめた後、透明粘着テープをはがし、次いで透明粘着テープを白色台紙上へ貼り付ける。 (もっと読む)


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