説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】溶融金属の連続鋳造において発生しうるブレークアウト、特に拘束性ブレークアウトを予知する方法において、ブレークアウト誤検出を防止する方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造鋳型の溶融金属に接する表面近傍の鋳型温度を計測し、計測した温度が時間経過と共に上昇しその後下降した点をピークpとして認識し、ピークpに基づいてブレークアウトを予知する連続鋳造のブレークアウト予知方法において、ピークpの温度をTp、時刻をt0とし、時刻t0より後の時刻t1における鋳型温度をTtとし、下記(1)式により求めた温度降下率θが、予め定めたしきい値θbよりも小さいときは、ピークpをブレークアウト予知に用いないこととする。これにより、ブレークアウト誤検出を大幅に減少することができる。
θ=(Tp−Tt)/(t1−t0) (1) (もっと読む)


【課題】コイル状物を結束するフープ表面のバーコード印字は、フープの湾曲により、その認識性が悪化する。これを解決するため、本発明は、現状の鉄鋼薄板コイルの結束用金属帯(フープ)を例として、正確な認識性を有するバーコード印字がなされたコイル結束用フープを提案する。
【解決手段】バーコードをフープ長手方向に対し斜めに印字することにより、バーコードの実質的曲率を大きくする。そこで、コイル半径、バーコード長さ、およびバーコードとフープとのなす角を変えて印字されたことを特徴とするコイル結束用フープであり、更に、前記バーコード長さ(L)と前記コイル半径(R)の関係が以下の式であるコイル結束用フープを提案する。
L ≦(0.2×R−40)/cosθ
L: バーコード長さ(mm)
R: コイル半径(mm)
θ: バーコード横方向とフープ長手方向が交わる角度 (もっと読む)


【課題】金属板の開先同士を突き合せて当該金属板を溶接した際に、溶接部から玉状に溶融金属が垂れ落ちることを防止する。
【解決手段】突き合わせる一方の開先の、1パスで溶接を行う領域に、突出部92a、92bと窪み部91とを、それぞれ当該開先の長手方向に沿って連続的に形成する。そして、突出部92a、92bと窪み部91とが形成されている開先については、突出部92a、92bの先端面のみが、突き合わせの相手となる開先と当接するように金属板15を配置する。そして、窪み部91により形成された開先の間の隙間の中央の領域を含む面95と、突出部92及び窪み部91が形成されている領域の、レーザ光16が照射される側の端部との交線96上の位置を、レーザ光16とワイヤ17の狙い位置としてレーザアークハイブリッド溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】自動車分野、特に燃料タンク用途に適用可能なプレス成形性を有し、優れた耐二次加工脆性および優れたシーム溶接部低温靭性、更には優れた耐食性を有する340MPa以上の引張強度のSn−Znめっき高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0005〜0.0050%、Si:0.3超〜1.0%、Mn:0.70〜2.0%、P:0.05%以下、Ti:0.010〜0.050%、Nb:0.010〜0.040%、B:0.0005〜0.0030%、S:0.010%以下、Al:0.01〜0.30%、N:0.0010〜0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分の熱延鋼板の酸洗時に仕上圧延温度に対応する酸洗時間で酸洗し、Si表面濃度が0.3超〜1.5%以下とした後に、冷延、焼鈍、Sn−Znめっきを施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ロール幅圧下に先立ってスラブの長手方向両端部について金型幅圧下を行うにあたり、幅圧下後のクロップ切断量を削減することのできる、スラブの幅圧下用プレス金型、スラブの幅圧下装置及びスラブの幅圧下方法を提供する。
【解決手段】金型平行部11と金型傾斜部12とを有するスラブの幅圧下用プレス金型5において、少なくとも金型平行部11に線状溝21が設けられ、かつ線状溝21の先進側15(プレス金型の金型傾斜部12を有する反対側)断面形状については、溝底部から金型表面までの形状が溝傾斜部22を形成し、溝傾斜部22がプレス金型表面25となす角度θが平均で30°未満であり、線状溝21の後進側16断面形状については側壁部23を形成している。線状溝の先進側に傾斜部を有しているので、スラブが拘束を受けずに先進側にスリップすることができ、金型幅圧下後の端面の形状が直線状の好ましい形状となる。 (もっと読む)


【課題】炭化珪素単結晶インゴットから切り出された直後のウェハに存在するそり・うねりをウェハの両面研磨の際に効果的に除去し、フリースタンディング状態でもそり・うねりの無い研磨後のウェハを調製し、これによって欠陥密度の少ない良好な品質のウェハを製造することができる炭化珪素単結晶ウェハの製造方法を提供する。また、平均積層欠陥密度が30cm-1以下である良品質の炭化珪素単結晶ウェハを提供する。
【解決手段】炭化珪素単結晶インゴットから切り出されたウェハ3を両面研磨装置のキャリア2内に保持させてウェハ表面を両面研磨し、次いで両面研磨後のウェハの表面に生成した加工変質層を除去して炭化珪素単結晶ウェハを製造するに際し、ウェハ厚さよりも厚さの大きいキャリアを用いてウェハの両面研磨を行う、炭化珪素単結晶ウェハの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】室式コークス炉の操業において、(i)軟化溶融層の膨張圧を直接制御することにより、膨張圧の上昇に起因する炉壁の損傷及び/又は脱落(破孔)の発生を抑制して、(i-1)炉操業を安定化し、(i-2)高品質のコークスを製造する。
【解決手段】室式コークス炉炭化室で原料炭を乾留しコークスを製造する室式コークス炉の操業方法において、乾留の初期、中期、及び、後期における炭化室炉壁の炉壁温度を調整して、乾留開始時に、左右の炭化室炉壁に沿って生成し、その後、炭化室中央部に向かって移動し、炭化室中央部で合体する軟化溶融層の幅及び/又は移動速度を制御する。 (もっと読む)


【課題】チェッカー煉瓦の水平方向のずれに起因したガス流路の接合部の閉塞や流路断面積の縮小を防止する。
【解決手段】チェッカー煉瓦30は、六角柱状の煉瓦本体31と、煉瓦本体31を上下方向に貫通する複数のガス流路32と、煉瓦本体31の上面又は下面に設けられる凸ダボ33及び凹ダボ34とを備える。煉瓦本体31の上面35におけるガス流路32の上端開口37は、煉瓦本体31の下面36におけるガス流路32の下端開口38よりも大きい。複数のチェッカー煉瓦30を積み重ねたときに、上下方向に相隣接するチェッカー煉瓦30の凸ダボ33と凹ダボ34が嵌合するとともに、上下方向に相隣接するチェッカー煉瓦30のガス流路32が相互に連通し、下段のチェッカー煉瓦30のガス流路32の上端開口37が、上段のチェッカー煉瓦30のガス流路32の下端開口38を包含する。 (もっと読む)


【課題】コーナー割れおよび偏析悪化を容易に抑制できる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型3から引き出された鋳片Hを、鋳造方向Xに複数に分割された冷却ゾーンa1、a2、a3・・・を有する二次冷却帯5に通過させて、二次冷却水を噴霧することにより連続的に鋳造を行う連続鋳造方法であって、複数の冷却ゾーンのうち、鋳造方向Xの上流側に配置された冷却ゾーンa1〜a7では、鋳片長辺面のコーナー側に二次冷却水を噴霧せず、中央側のみに二次冷却水を噴霧して鋳片を冷却し、鋳造方向Xの下流側に配置された残りの冷却ゾーンa8〜では、鋳片長辺面のコーナー側、もしくは、鋳片長辺面のコーナー側と中央側の両方に二次冷却水を噴霧し、かつ、コーナー側に噴霧される二次冷却水の水量密度を、中央側に噴霧される二次冷却水の水量密度よりも大きくして鋳片を冷却する。 (もっと読む)


【課題】幅の広い鋼板を検査する際に高分解能な縞画像を撮像して、微小な表面欠陥を検出すること。
【解決手段】本発明に係る表面欠陥検査装置は、変調された線状のレーザ光を互いに重畳しないように照射する複数のレーザ照射装置と、鋼板によって反射された線状のレーザ光を撮像し、前記鋼板の光切断像を生成する複数の遅延積分型撮像装置とを有する鋼板撮像装置により生成された光切断像から構成される縞画像を利用して、鋼板の表面の凹凸状態を表す複数の形状画像と、鋼板の表面での粗度の相違を表す複数の輝度画像と、を生成する画像生成部と、搬送ラインにおける鋼板の搬送速度に応じて、生成された形状画像及び輝度画像を伸縮させて当該鋼板の搬送速度によらない一定の画像サイズへと変更する画像伸縮処理部と、伸縮後の形状画像を利用して、鋼板の表面に存在する表面欠陥を検出する欠陥検出処理部と、を有する。 (もっと読む)


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