説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

2,001 - 2,010 / 6,474


【課題】溶融金属の表面の清浄化を、人手による清掃作業ではなく、長時間安定して行うことができる、溶融金属めっき鋼線の製造方法および装置を提供する。
【解決手段】めっき浴の溶融金属の表面を非酸化性ガスでシールするガスシール部と、該ガスシール部内に設置されためっき付着量を調整するワイピング手段と、更に、該ガスシール部内のめっき浴表層の溶融金属を前記非酸化性ガスとともに吸引する吸引口及び吸引した溶融金属を前記ガスシール部外に放出する排出口を有する溶融金属循環手段とからなることを特徴とする溶融金属めっき浴表面清浄化装置。非酸化性ガスを加熱し、ガスシール部に導入するガス加熱導入手段を設けることが好ましい。溶融金属循環手段の吸引口全断面積の50〜80%を溶融金属浸漬し、溶融金属と非酸化性ガスとを同時に吸引する溶融金属めっき鋼線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ホットスカーファーの最先端部の熱変形を長期間にわたり効果的に抑制し、隣接するブロックユニット間の隙間から酸素ガスが吹き出すトラブルを防止する。
【解決手段】燃料ガス噴出孔4を備えたロアブロック2と、燃料ガス噴出孔10を備えたアッパーブロック3とを相互間に酸素ガス通路9を形成して配置したホットスカーファーにおいて、少なくともロアブロック2の燃料ガス噴出孔4の先端部5よりも更に突出した最先端部20に、ロアブロック2の幅方向に延びる冷却水路21を形成した。冷却水路21の内面と最先端部の表面との距離が3〜15mmとする。アッパーブロック3も同様の構成とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】伸線工程中にパテンティング処理を施さなくとも製造可能な、強度・引張強さ等の機械的特性に優れた鋼線および同鋼線を製造するための線材、およびこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.30〜0.50%、Si:0.1〜0.4%、Mn:0.2〜1.0%、Al:0.01%以下、Ti:0.01%以下、B:4〜30ppm、N:15〜35ppm、O:15〜35ppmを含有する鋼からなる、初析フェライトとベイナイトの面積率FA(%)が、FA≦−35×(%C)+22の範囲にあり、残部の95%以上がパーライトである線径3.6〜7mmの熱間圧延線材を得るとともに、パテンティング処理およびブルーイング処理を施すことなしに真ひずみ4以上の伸線を行い、線径Dが0.2〜0.4mm以下で、TS(MPa)が、3950−D×2600≦TSを満足し、かつ、ねじり試験時のデラミネーションが発生しない鋼線を得る。 (もっと読む)


【課題】精度の良い熱延鋼板のキャンバーを予測する方法を提供する。
【解決手段】金属ストリップの常温時のキャンバー量予測方法において、ランナウトテーブル冷却後の鋼板の表面温度分布を板幅方向及び圧延方向に対して測定し、当該温度分布がその後冷却されて常温で均一になった時点での熱歪を用いて釣り合い計算を行い熱歪によるキャンバー量を求め、定点温度測定方法で板幅方向及び圧延方向の温度測定と同時に得られる幾何学的キャンバー量または別途設置した変位計によってもたらされる横振れ量から測定した幾何学的キャンバー量を求め、前記熱歪によるキャンバー量と幾何学的キャンバー量を重ね合わせることを特徴とした金属ストリップの常温時のキャンバー量予測方法。 (もっと読む)


【課題】高炉内の熱保存帯温度を目標温度まで下げるために装入する高反応性コークを製造する方法を提供する。
【解決手段】高炉内の熱保存帯温度を目標温度まで下げるために装入する高反応性コークを製造する方法であって、(a)コークスのFe含有率を変えて反応性を変更したコークスのガス化反応開始温度と熱保存帯温度を、一定の昇温条件で測定し、(a1)コークスのFe含有率とガス化反応開始温度の関係、及び、(a2)コークスのガス化反応開始温度と熱保存帯温度の相関関係を求め、(b)上記目標温度と上記(a2)の相関関係に基づいて、高炉内に装入するコークスが備えるべきガス化反応開始温度を求め、(c)上記ガス化反応開始温度と、上記(a1)の関係に基づいて、高炉内に装入するコークスのFe含有率を求め、(d)上記Fe含有率に基づいて、Feを、原料炭に配合してコークスを製造する。 (もっと読む)


【課題】レトルト後および経時後においても塗膜密着性に優れたスズめっき鋼板を提供する。
【解決手段】本発明によれば、少なくとも缶内面となる側のスズ付着量が1.2g/m以上で、リフロー処理後に重クロム酸ナトリム水溶液中で陰極電解して形成される化成処理皮膜をスズめっき表面に有し、前記化成処理皮膜の付着量がクロム換算で3mg/m以上8mg/m以下であり、さらにスズめっき表面の全Sn原子に対する2価のSnの比率が35%以上75%未満で、4価のSnの比率が50%未満であり、0価のSnの比率が30%未満である、スズめっき鋼板およびその製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】加工を容易にでき、製造時の作業性を良好にし、製造コストの低減が図れ、鋳片の凝固遅れを抑制して、良好な品質の鋳片を製造可能な連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】上下方向に貫通した空間部11を形成する冷却部材12を有し、空間部11に溶鋼13を供給して冷却しながら鋳片を製造する連続鋳造用鋳型10であり、冷却部材12の溶鋼接触面14側に、溶鋼13の湯面位置を上位置P1とし、上位置P1から下方へ300mm以上を下位置P2とする空間部11側へ張り出す膨出部15を設け、膨出部15の縦断面を、上位置P1から下位置P2まで3つ以上8つ以下の連続する直線部L1〜L3で構成し、隣り合う直線部L1〜L3のなす角θ1、θ2を、174度以上179.97度以下の範囲内とし、上位置P1と下位置P2を結ぶ直線L4を底辺とする膨出部15の最大高さhを0.2mm以上5mm以下の範囲内とした。 (もっと読む)


【目的】ショック荷重によってワイヤロープが受ける損傷を考慮して,ワイヤロープの寿命を算出する。
【構成】ワイヤロープがドラムから繰出され,かつ上記ドラムに巻戻されることによって,上記ワイヤロープおよび上記ワイヤロープが掛けられたシーブを介して荷物がつり上げられ,かつ降ろされる。シーブに設けられたロードセルから出力される荷物の荷重データに基づいて,上記荷物の実荷重および上記実荷重を所定量以上超えるショック荷重の有無が検知される(ステップ33)。ショック荷重の存在が検知された場合に,ショック荷重の存在が検知されなかった場合の寿命減算値に1以上の値を持つ補正係数が乗算して得られた値が推定寿命から減算され(ステップ34),新たなワイヤロープの推定寿命(残り使用可能回数)が表示される(ステップ35)。 (もっと読む)


【課題】JIS1種純チタンよりも優れたプレス成形性などの冷間加工性を有しており、JIS1種純チタン以上の引張耐力を有するチタン合金薄板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で0.3〜1.8%のCu、0.01〜0.04%のO、0.05%以下のFeを含有し、残部Tiおよび0.3%以下の不純物からなり、平均結晶粒径12μm以下であることを特徴とする、プレス成形性などの冷間加工性に優れるチタン合金薄板である。また、最終焼鈍を480〜625℃で行うことを特徴とする、該チタン合金薄板の製造方法である。チタンにCuを添加して、Ti2Cuを最大相とする析出相を微細に析出させ、O量を適正に調整するとともに、結晶粒径を微細化することにより、JIS1種純チタンと同等以上のプレス成形性を有しながら、引張耐力を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】スタンドの取り替え周期を延ばしてスタンドの長寿命化を図り、ひいては焼結鉱製造における生産性向上に寄与することができるシンターケーキ支持スタンドを提供する。
【解決手段】 ブレード部1のシンターケーキと接触する上縁部周辺に低炭素鋼フープと充填材とからなる複合ワイヤを肉盛溶接することにより形成される溶接金属4を備えており、複合ワイヤが、質量%で、C:3〜6%、Si:0.8〜2%、Cr:20〜30%、Mo:4〜8%を含有し、さらに、Nb:3〜8%、かつ、B:0.4%以下(0を含む)、又は、Nb:8%以下(0を含む)、かつ、B:0.2〜0.4%のいずれかを含有し、残部がFe、Mn、及び、不可避的不純物からなることを特徴とする。 (もっと読む)


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