説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】良好な靱性を備えたNi基合金およびNi基合金の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.09%、Si:0.05〜0.4%、Mn:0.01〜1.0%、P:0.015%以下、S:0.005%以下、Cr:19〜25%、Mo+0.5W:5.5〜10%、Co:9〜21%、Ti:0.2〜2.5%、Al:0.3〜1.5%およびB:0.001〜0.005%を含有し、残部がNiおよび不純物からなるNi基合金であって、Ni基合金を電解して得られた抽出残渣の定量分析により求められるCr析出量が0.3質量%以下である。本発明の製造方法は、前記化学組成を有するNi基合金素材の熱処理において、1150℃以上に加熱する均熱処理を行った後、ΔT×Δt/2.5≦75を満たす条件で冷却する。ただし、ΔTは均熱温度と均熱後の急冷開始温度との差(℃)、Δtは均熱後、急冷開始までの時間(min)である。 (もっと読む)


【課題】優れた耐座屈性を有する溶接鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】本実施の形態による溶接鋼管の製造方法は、溶接素管を準備する工程と、記拡管ヘッドを用いて、式(1)で定義されるうねり波長比Dが0.8以下又は1.8以上となるように、溶接素管の全長を拡管して溶接鋼管にする工程とを備える。
D=p/λ (1)
ここで、pは溶接鋼管の軸方向のうねり波長であり、λは以下の式(2)で定義されるティモシェンコの座屈波長である。
λ=3.44×(r×t)1/2 (2)
ここで、rは溶接鋼管の内半径であり、tは溶接鋼管の肉厚である。 (もっと読む)


【課題】コークスの断面を画像解析して、コークス強度の推定に必要な物理量を数値化して求め、それらの数値を用いてコークス強度を推定する際、さらに推定精度を向上することができる方法を提供することを課題とする。
【解決手段】コークスの断面を画像解析して、コークス壁の平均壁厚、円形度が所定値以下の低円形度気孔における低円形度気孔量、及び絶対最大長が所定値以上の粗大イナート組織における粗大イナート量をそれぞれ数値化して求め、求められたこれらの数値と原料石炭の揮発分含有量とを用いてコークス強度を推定する際に、前記低円形度気孔量として、コークスの断面を3次元で画像解析して数値化した3次元平均低円形度気孔量を用いてコークス強度を推定する。また、平均壁厚についても3次元で画像解析して数値化した3次元平均壁厚を用いてもよい。 (もっと読む)


【課題】基底面転位の少ない結晶性に優れた炭化珪素単結晶基板を取り出せる炭化珪素単結晶の製造方法、得られた炭化珪素単結晶インゴット、及びそれから取り出した炭化珪素単結晶基板を提供する。
【解決手段】昇華再結晶法による結晶成長中に基底面転位を貫通刃状転位に構造変換させることで基底面転位を低減させることを特徴とする、基底面転位の少ない高品質炭化珪素単結晶の製造方法であり、また、これによって得られた炭化珪素単結晶インゴットであり、更にはこれから取り出した炭化珪素単結晶基板である。 (もっと読む)


【課題】仕上圧延機で熱間圧延され、圧延方向に周期的に波高さが変動する波形状が形成された熱延鋼板において、当該波形状が形成されているために生じる不均一な冷却によって発生する温度ムラを要因とする材質のバラツキを低減させ、熱間圧延の後工程である冷延工程での鋼板の板厚変動を抑制する。
【解決手段】仕上圧延機で熱間圧延され、圧延方向に周期的に波高さが変動する波形状が形成された熱延鋼板を冷却する方法であって、熱延鋼板を冷却する所定の冷却区間において、熱延鋼板の波形状の急峻度を0%超1%以内の耳波に制御することを特徴とする、熱延鋼板の冷却方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】メンテナンス性に優れ、耐久性及び信頼性の向上したレーザ加工装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のレーザ加工装置1は、所定波長の励起光を出力する複数の半導体レーザから射出される励起光を合波して増幅し、増幅されたレーザ光を出力する光学部2Aと、複数の半導体レーザの出力を制御する制御部2Bと、光学部2Aから発生する熱を冷却する冷却ファンを具備した冷却部2Cと、を収容した光学ユニット用筐体2と、光学部2Aに対して電源供給する光学部用電源5Aと、冷却部2Cの冷却ファンに対して電源供給する冷却部用電源5Cと、制御部2Bに対して電源供給する制御部用電源5Bと、を収容し、光学ユニット用筐体2に対して電気的に接続可能な電源ユニット用筐体5と、を有する。 (もっと読む)


【課題】従来の浸漬管構造を大幅に変更することなく、非常に簡便に耐火物の長寿命化を図ることが可能な脱ガス装置の浸漬管を提供する。
【解決手段】筒状の芯金11の内周側と外周側に、それぞれ内周側耐火物12と外周側耐火物13が設けられた脱ガス装置の浸漬管10であり、内周側耐火物12と芯金11との間、及び外周側耐火物13と芯金11との間のいずれか一方又は双方に、厚みが1mm以上5mm以下で、かつ雰囲気温度500℃における熱伝導率が0.05W/(m・K)以下である断熱材16が配置されている。 (もっと読む)


【課題】密閉雰囲気の環境の中で高温微粉炭を塊成化する際に、塊成ロール間を微粉炭(混練炭)がそのまま抜ける粉抜け現象をなくして、安定な塊成処理を継続できるようにした高温微粉炭用塊成装置を提供すること。
【解決手段】ケース7内に配置された一対の塊成ロール8と、該塊成ロール8の上方には、ケース9に囲まれた混練炭供給のスクリューフィーダー及びサージホッパー4とを備え、スクリューフィーダーの回転により、混練炭を塊成ロール8へ供給すると共に押し込むように構成されている高温微粉炭用塊成装置であって、前記塊成ロール8を取り囲むケース7内雰囲気と前記サージホッパー4を取り囲むケース9内雰囲気とを均圧化させる連通管16を設けたことを特徴とする高温微粉炭用塊成装置。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程で発生する還元スラグの系外排出量の削減を目的とする、還元スラグの再利用技術として、還元スラグ中の硫黄を速やかに分離し、かつ、新たにCaO源を追加することなく脱硫能力の回復を図ることができる技術を提供すること。
【解決手段】溶銑脱硫処理工程で発生した溶銑脱硫スラグを水中に懸濁させ、炭酸ガスを含有する水と接触させて、炭酸ガスを含有する水と接触させて、溶銑脱硫スラグ中の硫黄成分をHSガスとして分離するとともに、溶銑脱硫スラグ中に不可避的に含まれる2CaO・SiOを、各々、CaCO、SiOとして沈降分離させる。 (もっと読む)


【課題】鋼材からなる被補強部材を補強した炭素繊維材の疲労による界面破壊を考慮した補強とすることで、疲労寿命を効果的に延ばすことができる。
【解決手段】安全率をもたせた梁材1の疲労設計曲線を算出する工程と、炭素繊維シート3の外側端部3a、3c、及び継目部3b、3dにおける接着部材の疲労剥離曲線を算出する工程と、疲労設計曲線および疲労剥離曲線を重ね合わせたときの交点を接着部材の外側端部3a、3c、及び継目部3b、3dの設計応力として算出する工程と、梁材1の補強後の目標補強応力を算出する工程と、目標補強応力が設計応力の範囲となるように、炭素繊維シート3の端部位置、及び補強量を設定する工程とを有し、梁材1の引張力が作用する部分に炭素繊維シート3を接着部材を介して複数層に段差状に重ね合わせて貼り付けて補強する鋼構造物補強方法を提供する。 (もっと読む)


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