説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】上方に突出する突出部を有する成形素材を用いてハイドロフォームなどの液圧成形を行なうに当たって、素材内の空間の空気などの気体を確実に排除し、これによって成形素材における突出部内の空間に空気などの気体が残留することを確実に防止し、残留気体に起因する成形不良が発生しないようにした液圧成形方法を提供する。
【解決手段】加圧用液体を成形用素材内に充填する以前の段階で、前記突出部に、成形用素材の外部に連通する開口穴を形成しておき、型締め前に、加圧用液体を素材内に充填するとともに、前記突出部の内側の空間に存在する気体を、前記開口穴を介して成形用素材の外部に排出させ、その後、型締めしてから、加圧用液体により成形用素材の内側空間を加圧して成形する (もっと読む)


【課題】高い曲げ疲労強度、面疲労強度及び被削性を有し、熱処理歪みを低減できる、熱間鍛造用圧延棒鋼又は線材を提供する
【解決手段】本発明による熱間鍛造用圧延棒鋼又は線材は、質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:0.01〜0.10%、Mn:0.50〜1.00%、S:0.003〜0.050%、Cr:1.60〜2.00%、Mo:0.10%以下(0%を含む)、Al:0.025〜0.050%、N:0.0100〜0.0250%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、式(1)で定義されるfnが、1.82〜2.10である。
fn=Cr+2×Mo (1)
さらに、半径Rを有する上記棒鋼又は線材の横断面CS内の複数の測定位置C1〜C17における式(2)で定義されるMs値のうち、最大値と最小値との差分値が10以下である。
Ms=550−361×C−39×Mn−20×Cr−5×Mo (2) (もっと読む)


【課題】酸洗に要する時間を短くして導電性が良好な被膜を表面に形成できる固体高分子型燃料電池セパレータ用チタン材並びにその製造方法およびそれを用いた固体高分子型燃料電池を提供する。
【解決手段】質量%で、白金族元素:0.005%〜0.15%および希土類元素:0.002〜0.10%を含有し、残部がTiおよび不純物からなることを特徴とする固体高分子型燃料電池セパレータ用チタン材である。本発明のチタン材は、非酸化性酸を用いた酸洗によりチタン材の表面にチタン酸化物および白金族元素からなる被膜を形成でき、その被膜の厚さを50nm以下とするのが好ましく、被膜の表面における白金族元素の濃度を1.5質量%以上とするのが好ましい。このように被膜が形成されることにより、本発明のチタン材は、初期の接触抵抗の低減が実現できるとともに、良好な耐食性が確保することができる。 (もっと読む)


【課題】0.47以上の耐久比とを備える高強度熱間鍛造部品の素材として好適な熱間鍛造用圧延棒鋼を提供する。
【解決手段】C:0.27〜0.37%、Si:0.30〜0.75%、Mn:1.00〜1.45%、S:0.008%以上で0.030%未満、Cr:0.05〜0.30%、Al:0.005〜0.050%、V:0.200〜0.320%、N:0.0080〜0.0200%を含み、残部はFe及び不純物からなり、〔1.05≦C+(1/10)Si+(1/5)Mn+(5/22)Cr+1.65V−(5/7)S≦1.18〕である熱間鍛造用圧延棒鋼。Feの一部に代えてCu、Ni及びMoの1種以上を含んでもよい。その場合は〔1.05≦C+(1/10)Si+(1/5)Mn+(5/22)Cr+1.65V−(5/7)S+(1/5)Cu+(1/5)Ni+(1/4)Mo≦1.18〕を満たす必要がある。 (もっと読む)


【課題】有害な重金属を含んでおらず、耐焼付き性、気密性、防錆性に優れ、かつ大きなΔTを確保することができ、有害な重金属を含んでいない潤滑被膜を備えた、高トルクでの締付けでもショルダー部の降伏が起こりにくい管状ねじ継手の提供。
【解決手段】ねじ部とシール部4およびショルダー部5を含むねじ無し金属接触部とを含む接触表面をそれぞれ備えたピン1とボックス2とから構成される管状ねじ継手であって、ピンとボックスの少なくとも一方の部材の接触表面のショルダー部5を含む一部に第1の固体潤滑被膜10を有し、該少なくとも一方の部材の接触表面のうちの少なくとも該第1の固体潤滑被膜を有していない部分に粘稠液体潤滑被膜および第2の固体潤滑被膜から選ばれた別の潤滑被膜11を有し、前記第1の固体潤滑被膜の摩擦係数は前記別の潤滑被膜の摩擦係数より高く、前記第1の潤滑被膜と前記別の潤滑被膜の両方が存在する部分では、前記別の潤滑被膜が上に位置する。 (もっと読む)


【課題】溶解後にブレークダウン工程やその後の矯正工程を経ることなく、熱間圧延機に送り込むことができる直線性に優れ(反りや曲がりが抑制された)、また、コーナー部に割れやクラックのない健全な組織を有する電子ビーム溶解炉により溶製された熱間圧延に好適なチタンスラブとその溶製方法を提供する。
【解決手段】電子ビーム溶解炉に内装された矩形鋳型を構成する一対の対向する長辺鋳型壁および一対の対向する短辺鋳型壁のうち、一対の短辺鋳型壁の両方から同時に溶湯を注入し、また、コーナー部に面取り部を設けた鋳型を用いることを特徴とする熱間圧延用チタンスラブの溶製方法。 (もっと読む)


【課題】ばね鋼の疲労蓄積源となり破壊起点となるアルミナ、TiN、及び、MnSを無害化して、耐疲労特性に優れたばね鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.4%以上、0.9%未満、Si:1.0%以上、3.0%以下、Mn:0.1%以上、2.0%以下、Al:0.01%以上、0.05%以下、REM:0.0001%以上、0.05%以下、T.O:0.0001%以上、0.003%以下、Ti:0.005%未満、N:0.015%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、REM、O、S、及び、Alを含む介在物にTiNが付着した複合介在物を含有することを特徴とする耐疲労特性に優れたばね鋼。 (もっと読む)


【課題】押出管の外径および肉厚が許容範囲を超えるのを抑制でき、不良の発生率を削減できる継目無管の製造方法を提供する。
【解決手段】熱間押出製管法により複数の中空ビレットを順に押出成形して押出管とする継目無管の製造方法において、押出成形が終了してから次の押出成形を開始するまでの間に検知工程および交換工程を順に行う。検知工程は、順に押出成形された管の長さの傾向を確認して長さ減少を検知する処理および順に押出成形された管の外径の傾向を確認して外径増大を検知する処理を含む。交換工程では、長さ減少および/または外径増大を検知した場合に(A)ダイホルダとダイスとの隙間が基準値以上の場合にダイホルダを交換する処理、(B)ダイスのベアリング部の内径が基準値以上の場合にダイスを交換する処理、(C)マンドレルのトップアップセット部の外径が基準値以下の場合にマンドレルを交換する処理を行う。 (もっと読む)


【課題】スピッチングやスロッピングの発生を低減しつつ、製鋼における転炉の脱炭処理を高速化することが可能な、転炉の精錬方法を提供する。
【解決手段】事前の転炉脱炭処理における操業実績から、スラグ1トン当たりの炉内残留酸素濃度を計算する工程S1と、その処理後の実績値と対比して、その差から排ガス流量の補正係数を求める工程S2と、現在の転炉脱炭処理における酸素供給量、並びに、求めた排ガス補正係数を用いて補正した排ガス流量、排ガス組成、溶銑成分及び副原料使用量から炉内残留酸素濃度を逐次算出してスラグ性状の絶対値を把握する工程S3と、炉内残留酸素濃度の値に応じて、酸素供給量、ランス高さ、及び底吹きガス流量のうち少なくとも何れか1つを調整する調整工程S4と、を有する転炉の精錬方法とする。 (もっと読む)


【課題】上方に突出する突出部を有する成形素材を用いてハイドロフォームなどの液圧成形を行なうに当たって、素材内の空間の空気などの気体を確実に排除し、これによって成形素材における突出部内の空間に空気などの気体が残留することを確実に防止し、残留気体に起因する成形不良が発生しないようにした液圧成形方法を提供する。
【解決手段】素材内における前記突出部の内側空間に開口する中空なチューブを、素材の外部から素材内に挿入し、加圧用液体を素材内に充填するにあたって、素材内における突出部内の空気を、前記チューブを介して素材の外部に排出させる。また前記チューブとして、弾性を有するチューブを用い、かつそのチューブの先端部に、加圧用液体より比重が小さい浮き体を取り付けておき、素材内への加圧用液体の充填に伴って、チューブの先端部が、前記突出部の上底面に近接する方向に浮上するようにした。 (もっと読む)


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