説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】Ca含有量が15ppm以上のAl−Siキルド鋼を連続鋳造するに際し、拘束性ブレークアウト予知信号が多発している。本発明は、拘束性ブレークアウトの予知信号発生を少なくすることのできる連続鋳造用パウダー及び連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】Caを添加したAl−Siキルド鋼では、鋳造中のパウダーフィルム中への気泡の発生やフィルム厚の増大により、凝固殻から鋳型壁への抜熱量が減少、またばらつきも大きく、拘束性ブレークアウト予知信号多発につながっている。そこで、パウダー中のCaOの増加によってパウダーフィルム中のOHイオンを溶鋼中に還元し、気泡発生を防止する。すなわちCaを15ppm以上、Siを0.1質量%以上、Alを0.015質量%以上0.035%未満の鋼の連続鋳造に用いる、塩基度Bが1.5以上であることを特徴とする連続鋳造用パウダー及び当該パウダーを用いた連続鋳造方法である。 (もっと読む)


【課題】ガスジェット冷却方式により金属帯を冷却する際の冷却能力を向上させることのできる焼鈍炉を提供すること。
【解決手段】連続的に搬送される金属帯3を炉体10の冷却帯15で冷却する焼鈍炉1において、冷却帯15において冷媒ガスを吹き付けて金属帯3を冷却するガスジェット冷却装置21と、炉体10において冷却帯15を含む範囲S1の入側及び出側に設けられたシール手段31と、冷却帯15を含む範囲S1内を加圧するための加圧手段41とを備えることを特徴とする。これにより、冷却のために用いられる冷媒ガスも加圧されてその密度が増大するので、その分、単位時間当たりに吹き付けられる冷媒ガス重量が増大し、冷媒ガスによる冷却能力を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、最終デスケーリング後に複数回の圧延をする場合や仕上げ圧延後に矯正を施す場合に発生するブリスタリング(スケール剥離)を、鋼材の温度調整や薬剤を用いることなく抑制し、表面状態の優れた熱間圧延鋼材を得ることを課題とする。
【解決手段】本発明は、デスケーリングの後、仕上げ圧延を行うとき、仕上げ圧延の前もしくは後または前記仕上げ圧延が複数の圧延で構成される場合はそれら圧延の間の、少なくとも1箇所で、大気よりも酸素濃度の低いガスを鋼板表面に吹き付けることを特徴とする熱間圧延鋼板の設備列および製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】Al−Zn系合金めっきにおいて、シャシー部に求められる耐食性を発揮できるめっき層の構造を提供し、耐食性を向上させた自動車足周り用Al−Zn系合金めっき鋼材の提供。
【解決手段】質量%で、Zn:10〜30%、Si:0.5〜5%、Fe:20〜40%、残部はAlと不可避的不純物からなるAl−Zn−Fe−Si合金めっきであって、該めっき層が、表面側にZn、Siが濃化した上層、鋼材側にFe、Alが濃化した下層を有する2層構造を有することを特徴とする合金めっき鋼材。 (もっと読む)


【課題】ガス中二酸化炭素の吸収を高効率で行うだけでなく、二酸化炭素を吸収した水溶液からの二酸化炭素の脱離も高効率に行われ、低いエネルギー消費量で高純度の二酸化炭素を回収できる水溶液を提供する。
【解決手段】二酸化炭素を含むガスから二酸化炭素を吸収及び回収するための水溶液であって、一般式〔1〕で表される第2級アミン化合物を50〜70重量%、及び界面活性剤を含むことを特徴とする水溶液。


(式中、Rは、炭素数3〜5の直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基を表す。) (もっと読む)


【課題】測定対象物へのX線の照射密度を高めた場合にも、バックグラウンドとなる蛍光X線に影響されることなく回折X線のピークを正確に判別することができるX線応力測定装置を提供する。
【解決手段】金属試料表面にX線を照射するX線照射手段と、金属試料表面から発せられる回折X線を検出するX線検出手段と、回折X線の波長変化から金属の応力を演算する演算手段とを備えたX線応力測定装置において、X線検出手段と金属試料表面との間にTiフィルタとCl化合物フィルタとを備えたことを特徴とする。なおTiとCl化合物とを含有するフィルタを用いてもよい。TiフィルタはFeの蛍光X線を低減させ、Cl化合物フィルタはTiの蛍光X線を低減させる。 (もっと読む)


【課題】吸着等温線の傾きが十分に大きく、より低圧かつわずかなガス圧力変動でガスを多量に吸脱着することが可能な高分子金属錯体を提供する。
【解決手段】下記式(1)の単位構造を有する二次元平面格子積層型の結晶構造であって、赤外分光による1056cm−1の吸収強度が1614cm−1の吸収強度の1.4倍以上を示すことを特徴とする高分子金属錯体を採用する。
[X(CFBF] … (1)
(ただし、式中Xは、コバルト、ニッケル、銅のいずれかの二価イオンであり、Lは有機配位子である。) (もっと読む)


【課題】耐火性能を高めた床構造を提供することにある。
【解決手段】上面材10および下面材11と、前記上面材10および下面材11を連結する連結部材12を備えた床構造において、上面材10および下面材11間の空間3に、消火性液体封入パック17を配設した耐火性に優れた床構造とする。前記の消火性液体封入パック17は、水等の消火性を有する液体20を詰めた火災時破損可能な袋体とする。消火性液体封入パック17における袋体を、合成樹脂製袋体又はゴム製袋体或いは布製袋体とした。 (もっと読む)


【課題】Nb、Ti、V、あるいはさらに、Cu、Niなどを含む溶鋼を連続鋳造する際に、冷却ばらつきに起因する連続鋳造機内の矯正部における鋳片割れを防止するための連続鋳造機内の二次冷却方法を提供する。
【解決手段】Nb、V、Tiの内、少なくとも1種の元素が含まれる溶鋼の連続鋳造時の二次冷却方法において、鋳型直下から矯正部まで連続的に冷却し、その領域で鋳片表面温度が900℃以下となる鋳片表面部の平均冷却速度を2℃/s以下とし、かつ連続鋳造機の矯正部において鋳片表面から10mm以内の温度が700℃以下とすることを特徴とする連続鋳造機内の二次冷却方法である。 (もっと読む)


【課題】高炉設備において、炉頂圧回収タービンの設置に伴う付帯設備を簡素化し、設置費用及びメンテナンスを低減する。
【解決手段】高炉10と、高炉10に熱風を送風する高炉送風機14と、高炉10から発生する副生ガスの圧力エネルギーを回収する炉頂圧回収タービン16とを備えた高炉設備1において、炉頂圧回収タービン16の駆動力が高炉送風機14に伝達されるように構成され、高炉送風機14は、当該高炉送風機14を駆動する電動機20を有し、電動機20と炉頂圧回収タービン16は、高炉送風機14に隣接して配置されている。 (もっと読む)


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