救命ライフジャケット（１０１’）のような膨張可能な装置に用いられる緊急開口容易なスライドファスナー１は、第１ストリンガー（３）、第２ストリンガー（５）と、当該第２とリンガー（５）に滑動自在に取り付けられたスライダー（１９）とからなる。スライドファスナー（１）に沿って配された脆弱領域（２３）において、ストリンガー（３，５）の夫々から噛合エレメント（１５）が除去されており、これによって、この領域（２３）に急激な開口力が働いたときに、この領域（２３）の近傍における噛合エレメント（１５）の係合が外れるのである。第１ストリンガー（３）の上部から噛合エレメント（１５）が除去されているので、スライダー（１９）が第２ストリンガー（５）の噛合エレメント（１５）の上端部にある時に、第１ストリンガー（３）は、スライダー（１９）から外れることが出来る。スライドファスナー（１）は、膨張可能な救命胴衣（１０１’）に取り付けられた場合、この救命胴衣（１０１’）が膨張した時ストリンガー（３，５）は完全に分離するのである。
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【課題】２本のエラスティックコードの端部を有効的に挟持して的確に紐端を固定できる品質のよい紐端止め具を提供する。
【解決手段】紐端止め具は樹脂製の係止本体１とカバー体２とから形成し、係止本体１は前壁５、後壁６、側壁７および頂部８から形成し、前壁５と後壁６は頂部８を残して縦方向に分割して両側壁７を弾性変形可能に形成し、この両側壁７に設けた折曲部１０の下端にＶ字状の溝部１１を設け、溝部１１の深部１２は急勾配に形成してゴム紐などの挿入紐３をＵ字状に挿入し縮径されても食い込む状態に挟持する。カバー体２は係止本体１を嵌め込むための筒状部２０と底部２１から形成し、カバー体２は係止本体１と係止でき、低部２１には折曲部１０に対向して突出する突出部２２を設けて折曲部１０に挟持した挿入紐３を常時圧接し、挿入紐３の弛緩を阻止できる。
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【目的】装置の大型化を不要にするとともに加締ハンマーの負荷とストロークを変えることなく、Ｙ型断面を有する金属線材から連続して製造される務歯の取付脚部Ｌに対する面取りを確実且つ正確に行えるファスナーストリンガの連続製造装置を提供する。
【構成】加締ハンマー(13)の上方にあって、ファスナーテープに先に植え付けられた先行務歯(E’) と対応する高さ位置に配され、前記先行務歯(E’) の側面に向けて往復動して、同先行務歯(E’) の左右脚部(L’) の外側稜線部を面取りする面取り面を有する一対の面取りパンチ(113) を有している。
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【課題】ファスナーエレメントを小型化し資源の節減を図り、かつスライダーの摺動を円滑に行える線条スライドファスナーを提供する。
【解決手段】コイル状またはジグザグ状の線条ファスナーエレメント１の上脚部１２の上面にファスナーテープ４に固定する固定糸５を収容する凹部１４を設け、線条ファスナーエレメント１の下脚部１３の下面から上脚部１２の上面までの寸法を噛合頭部１０側、凹部１４部分、反転部１１側をＨ１，Ｈ２，Ｈ３としたとき、Ｈ１＞Ｈ３＞Ｈ２の設定条件を満たし、また上脚部１２の下面から下脚部１３の上面までの空隙部１６内における寸法を噛合頭部１０側、凸部１５部分、反転部１１側をＨ４，Ｈ５，Ｈ６としたときＨ４＞Ｈ６＞Ｈ５の設定条件を満たす線条ファスナーエレメント１であり、この条件により上記の目的を達成する。
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【課題】ファスナーストリンガの連続製造機に適用される異形断面をもつ金属線材の送り装置にあって、金属線材を送出しローラから外れにくくし、仮にローラから一時的に外れても瞬時に元の軌道に戻り、線材やラチェットホイールなどに損傷を与えず、金属線材を安定して確実に送り出すことを可能にする金属線材の送り装置を提供する
【解決手段】前記送り装置は、固定位置に回転可能に支持された第１及び第２のローラ(43,44) と、前記第１及び第２の各ローラ(43,44) に対向し、可動のローラ支持部材(55)の両端部に回転可能に支持された第３及び第４のローラ(45,46) とを備えている。前記ローラ支持部材(55)は、その中央部を中心に回転可能に支持されるとともに、付勢手段(61b,61c) により前記第１及び第２ローラ(43,44) のローラ軸中心を結ぶ直線に対して直交する方向に弾性的に付勢されている。
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【課題】金属線材から個々に得られる務歯を、間欠的に供給されるファスナーテープに取着するファスナーストリンガの連続製造機に適用され、いかなる環境の変化によっても、長期にわたって常に務歯取着部におけるファスナーテープの張力を所定の張力の範囲内で自動調整して、高品質のストリンガが連続して得られるファスナーテープの供給装置を提供する。
【解決手段】ファスナーテープ(T) を連続して積極的に送り出すフィードローラ部(36,37) と前記務歯植付部との間を移送される前記ファスナーテープ(T) に、テープ張力の変動に応じて上下動するダンサーローラ(38)を載置する。そのダンサーローラ(38)の上限位置と下限位置とを検出手段(40)により検出し、ダンサーローラ(38)が前記上限位置と下限位置との範囲を外れたときは、その検出信号が制御部(42)に送られ、制御部(42)は前記ダンサーローラ(38)を常に前記上限位置と下限位置との間におくようにする指令信号を駆動ローラ(36)の駆動部に出力して、前記フィードローラ部(36,37) のテープ送出量を常に一定となるように制御する。
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【課題】 押しつけを伴う解除操作あるいは挿入操作であっても円滑かつ快適な動作が行えるバックルを提供すること。
【解決手段】 プラグ２０はソケット３０に挿入されるガイドバー２４を有し、このガイドバー２４は先端に被保持部２４１、中間に凹部２４４、基端部に副被保持部２４２を有する。連結にあたって、プラグ２０をソケット３０に対して傾斜させることで、ガイドバー２４は接触点Ｐ１、Ｐ２で接触し、奥まで挿入された際には被保持部２４１および副被保持部２４２がソケット３０の保持部３４２および副保持部３４３に保持され、連結状態の姿勢を安定させることができる。 （もっと読む）

【課題】従来の製造速度では勿論のこと、近年の高速化にも十分に対応でき務歯欠けを発生させないテープガイドを備えたファスナーストリンガの連続製造装置を提供する。
【解決手段】前記テープガイド(160) が、ファスナーテープを挟持して案内する左右一対の挟持案内片(168) と、同挟持案内片(168) により挟持されたファスナーテープ(T) の務歯取着側端縁部の芯紐部(B) を前記フォーミングダイ(5) に位置決め支持された前記務歯(E) の左右脚部間に向けて弾性的に付勢する付勢手段(167) とを有している。前記付勢手段(167) の付勢により、前記芯紐部(B) が務歯(E) の股部に確実に且つ所要の押付け力で押し付けられ、その状態でファスナーテープ(T) に強固に植え付けられる。
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【課題】制御部が記憶しているＩＤコードをリモコン送信器を用いて簡単に登録できるようにした電動式シャッターの開閉制御装置とする。
【解決手段】リモコン送信器２０から送信されたＩＤコードが制御部４に記憶されたＩＤコードと一致する場合に、そのリモコン送信器２０から送信された開閉制御信号に基づいて制御部４が電動モータ３を回転制御し、それによってシャッターカーテン１を開閉する電動式カーテンの開閉制御装置であって、前記制御部４の電源の入を検出する手段と、前記シャッターカーテンが開閉したことを検出する手段を設け、前記制御部４は、電源入信号が入力されて後に開閉信号が入力された時に、前記リモコン送信器２０からの開閉制御信号が無い場合に、ＩＤコードを記憶可能な登録モードとなり、リモコン送信器２０を用いてＩＤコードを簡単に登録できるようにした開閉制御装置。 （もっと読む）

【課題】従来の合理化を図り、仕上工程中に発生する左右の務歯位置のずれを無くして歩留りを向上さて高速度処理を可能にするスライドファスナー連続仕上装置を提供する。
【解決手段】スライドファスナチェーンを断続的に走行させてスライダを順次挿通させるスライダ挿通部を備えたスライドファスナーの連続仕上装置で、スペース部にスライダ保持部材(112) に保持したスライダを侵入させセットするのと同時にスライダー挿通部材(123)がスペース部に突入してスペース部内をチェーン下流側に移動し、スペース部の下流側端部に配された務歯 を保持し、更にチェーン下流側へと移動を続けて、スライドファスナチェーンを搬送する。この搬送の際に、同チェーンにスライダを挿通させる。スライダ挿通部材 により最も伸長の少ないファスナテープの縁部の務歯を保持して搬送がする為左右の務歯間に位置ずれが生じない。 （もっと読む）