説明

アイシン化工株式会社により出願された特許

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【課題】エンジンフードを介して上方から加わる衝突荷重によりカウルルーバを下方へ移動させてエンジンフードの底づきを防止すること。
【解決手段】カウルルーバ4の長さを左右のエプロンアッパメンバ5の後部間の間隔よりも小さくし、カウルルーバ4を両アッパメンバ5の後部の間に配す。カウルルーバ4の両端に車外側へ突出する板状の取付部46を設け、取付部46に取付孔47と、取付孔47から取付部46の外縁に通じる切欠き溝48を形成する。取付部46を上記アッパメンバ5の上に設けたフェンダパネル6の上端フランジ部61に重ね合わせ、両者46,61の取付孔47に上から係止部材80を貫通させて取付部46をフェンダパネル6に結合せしめ、歩行者等がエンジンフードに衝突してフードを介してカウルルーバ4に上方から衝突荷重が作用したときに取付部46がフェンダパネル6から離脱してカウルルーバ4を下方へ移動させるようにした。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材の成形装置において、衝撃による騒音や振動による位置ずれ等の恐れがなく、律速段階である成形工程における加工速度を従来の2倍以上とすること。
【解決手段】湿式摩擦材の成形装置1は、成形装置本体2に1対のガイドポスト3が上下方向に伸びて設けられており、これら1対のガイドポスト3が貫通している15段(16個)の成形金型4,5が、その両側面に1対のパンタグラフ式のリンク型開閉機構6が取付けられて、上下方向に互いに近接(型締め)・離間(型開き)可能に積み重ねられている。このようなパンタグラフ式のリンク型開閉機構6によれば、全ての成形金型4,5が同時に開閉するため、200mm/秒でスライドさせると全ての成形金型4,5が閉じるのに50mm×15÷200mm=3.75秒で済み、開閉させるためにはその2倍の7.5秒、即ち従来の半分の時間で済むことになる。 (もっと読む)


【課題】燃料電池における拡散層の排水性を向上させること。
【解決手段】貫通孔を複数有する燃料電池用拡散層において、内径が不均一である各貫通孔の最小径の位置における断面積の総和を総断面積X、最小径が0.1μm〜10μmの範囲にある貫通孔の最小径の位置における断面積の総和をY1としたときに、Xに対するY1の割合を所定の範囲とすることにより、排水性に優れる燃料電池用拡散層、燃料電池用膜−電極接合体及び燃料電池を提供することが出来る。 (もっと読む)


【課題】燃料電池用電極において、ガス拡散性、排水性等が良好な触媒層を形成することで触媒利用効率が向上して、高価な触媒の使用量を低減しても従来の性能を維持できること。
【解決手段】各配合成分をサンドミルで混合分散させてペーストとし(S10)、作製したカソード触媒ペーストをPTFEシート上に目的のPt目付量になるようにドクターブレードで塗布して(S11)、50℃で乾燥し(S12)、この触媒塗膜上に触媒ペーストAを目的のPt目付量になるようにドクターブレードで塗布して(S13)、50℃で乾燥してカソード転写シートを作製した(S14)。同様にしてアノード転写シートを作製した(S15,S16,S17)。アノード転写シートとカソード転写シートとでイオン交換電解質膜を挟み込んでホットプレスで触媒層を転写して、膜電極接合体を作製した(S18)。従来の60%のPt目付量でも従来と同等の出力性能を示した。 (もっと読む)


【課題】燃料電池用電極において、ガス拡散性、排水性等が良好な触媒層を形成することで触媒利用効率が向上して、高価な触媒の使用量を低減しても従来の性能を維持できること。
【解決手段】各配合成分をサンドミルで混合分散させてペーストとし(S10)、作製したカソード触媒ペーストをPTFEシート上に目的のPt目付量になるようにドクターブレードで塗布して(S11)、50℃で乾燥し(S12)、この触媒塗膜上に触媒ペーストAを目的のPt目付量になるようにドクターブレードで塗布して(S13)、50℃で乾燥してカソード転写シートを作製した(S14)。同様にしてアノード転写シートを作製した(S15,S16,S17)。アノード転写シートとカソード転写シートとでイオン交換電解質膜を挟み込んでホットプレスで触媒層を転写して、膜電極接合体を作製した(S18)。従来の2分の1のPt目付量でも従来と同等の出力性能を示した。 (もっと読む)


【課題】有機無機複合体において有機合成樹脂と無機化合物とが微視的に連続的に絡み合い、均一な構造を有すること。
【解決手段】メタノール60重量部にエチレングリコール20重量部、マレイン酸37重量部を加えて均一な溶液を調整し(S10)、水ガラスを酸で中和して生成するシラノールをTHFで抽出し(S11)、得られたTHF抽出液はシリカ分13.5重量%のシリカゾルとなる。このシリカゾルを43重量部になるように溶液に攪拌しながら添加し(S12)、得られた溶液を室温で18時間静置した後(S13)、80℃で1時間、120℃で6時間、160℃で1時間、180℃で1時間、200℃で4.5時間、加熱して反応させ(S14)、褐色で透明な固形物を得た。この有機無機複合体をTEMで観察したところ、5nm〜50nmのシリカ粒子が均一に分散している状態が観察された。 (もっと読む)


【課題】クラッチフェーシングの材料である配合ゴム中の硫黄を所定値以下に減量しつつ配合ゴムの強度を維持することによって、工程の追加も必要なく従来の工程で製造でき、なおかつ硫黄化合物ガスの臭気の発生を低減しつつ強度及び摩擦特性を維持できること。
【解決手段】硫黄化合物ガスの臭気の問題を解消するためにクラッチフェーシング中の硫黄の量を1.5vol%に固定し、ガラス繊維の量を23vol%、金属線の量を1vol%、ガラス繊維含浸用水性フェノールの量を12vol%、配合ゴム全体の量を64vol%に固定して、配合ゴム中の硫黄以外の成分の量を変化させてクラッチフェーシングを製造し、摩擦摩耗試験及び回転破壊試験を行ったところ、フェノール樹脂粉末の量を7vol%〜17vol%とすることによって、従来のクラッチフェーシングと同等の摩擦摩耗特性及び強度が得られることが分かった。 (もっと読む)


【課題】成形した合成樹脂平板の平面度を0.5以下に小さくできること。
【解決手段】射出成形型70によって薄肉で1000mm2以上の面積の平板状の製品1の射出成形を行い、歪矯正型40で射出成形型70で成形した平板状の製品1を射出成形型70から取り出して、平板状の製品1の外周またはコーナ穴2a,2b,2c,2dを利用して矯正可動型10及び矯正固定型20からなる歪矯正型40に位置決め装填し、前記射出成形型70で成形した平板状の製品1の成形歪に対応して、部分的面積または全面積に成形歪の方向とは逆方向の向きの荷重を加えて、射出成形型70で成形した平板状の製品1を成形する温度よりも低い製品温度で、矯正加圧する圧力及び冷却速度、矯正製品の取り出し温度によって平板歪の矯正を行うものである。 (もっと読む)


【課題】無機フィラー分散方法においてPP樹脂、PA樹脂、ABS樹脂、PBT樹脂等の汎用的な成形用有機合成樹脂中にナノサイズの無機フィラーを均一に分散する事ができる無機フィラー分散法、そのフィラーを分散した樹脂、及びその製造法を提供する。
【解決手段】重量平均分子量3万の低分子量のPPを無水マレイン酸で変性させ、キシレン中に入れて140℃まで加温し、30分間攪拌して均一な溶液を得る。無機フィラーとしては、水ガラス溶液に硫酸を加え、その後THFを加えることによってTHF中にシラノールを抽出し、トリメチルクロロシランを滴下することによって、粒子径が30nm〜80nmの疎水性シリカ微粒子を得る。得られたシリカ微粒子を変性PPと重量比で1:1になるように、キシレン溶液中に少量ずつ攪拌しながら入れていき、均一な溶液として、溶媒を除去し、得られた固形分を微粉末に粉砕してPP樹脂と溶融混練する。 (もっと読む)


【課題】室温でも乾燥でき、溶剤系塗料に匹敵する優れた乾燥性を有するとともに、耐水性・耐食性・付着性にも優れ、VOCを大幅に低減できる水性塗料組成物を提供する。
【解決手段】水素イオン指数がpH7〜pH10の範囲内、分子量が2万〜7万の範囲内、粒子径が10nm〜100nmの範囲内である水分散型エポキシエステル樹脂Aを100重量部(うち固形分40重量部)、カーボンブラックを2重量部、イオン交換水を100重量部、ポリカルボン酸系の分散剤を1重量部、シリコン系の消泡剤を1重量部、コバルト系のドライヤーを1重量部配合したものに、亜鉛・リン酸系防錆顔料を1重量部〜10重量部配合してなる水性塗料組成物。 (もっと読む)


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