説明

アイシン化工株式会社により出願された特許

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【課題】プルトルージョン成形が可能であり、かつ、熱可塑性樹脂を使用して、厚さ方向に熱伝導素材が配向され、熱伝導率の良好なヒートシンクを提供する。
【解決手段】連続供給される芯材11が熱可塑性樹脂と繊維長0.1mm乃至12mmの熱伝導性フィラーとを主材料として混練した材料の配向方向を誘導し、繊維長0.1mm乃至12mmの熱伝導性フィラーの配向を均一化させ、また、熱伝導性フィラーは繊維長0.1mm乃至12mmと長いことから、熱伝導性フィラーの配向を単一化することができ、熱伝導特性に合った配向が得られる。そして、前記ストランド30Aは、押出した長さ方向に整理できるような所定長に切断したものであるから、ストランド30Aの列が特定でき、配向特性を整理し易く、一次成型体のみならず目的の成形体として特定方向に熱伝導状態を良好とすることができる。更に、材料的に軽量であり、かつ、加工性に富むものである。 (もっと読む)


【課題】遮熱塗膜の膜厚が20μm程度の一般的な膜厚であっても十分な遮熱特性を発揮できる遮熱構造物を提供する。
【解決手段】遮熱塗膜は、熱線に対する反射率95%以上の鱗片状粉末が互いに平行に重なるように配向して厚さ方向に複数枚含まれている。遮熱塗膜が20μm以下の薄膜であっても、鱗片状粉末が被遮熱体の表面のほぼ全面を被覆しているので、高い遮熱特性が発現される。 (もっと読む)


【課題】AMTを搭載した車両において、低速側の変速段が選択された状態で走行中にてアクセル開度が急激に減少された場合に発生し易い車両の駆動系統におけるねじり振動を抑制すること。
【解決手段】「低速側特定段」(例えば、1速)よりも高速側の変速段が確立されている場合(上記ねじり振動が発生し難い場合)、クラッチが完全接合状態(エンジンの出力軸の回転速度Ne=変速機の入力軸の回転速度Ni)となるようにクラッチトルクが制御される。一方、「低速側特定段」(例えば、1速)が確立されている場合(上記ねじり振動が発生し易い場合)、クラッチが半接合状態(Ne−Ni=所定の正の値A)となるようにクラッチトルクが制御される。半接合状態では、上記ねじり振動に対して「クラッチの滑りによる制振作用」が働いて、上記ねじり振動の振幅が小さくされ得る。 (もっと読む)


【課題】AMTを搭載した車両において、登坂路上で車両が発進する際に発生し得る「後退期間」が比較的長くなる事態の発生を簡易な構成を用いて抑制すること。
【解決手段】発進時制御開始条件が成立すると(tA)、発進時制御が開始され、変速機の変速段が発進用の変速段(1速)に設定された状態で、エンジントルクTe及びクラッチトルクTcがそれぞれの所定のパターンに従ってフィードフォワード的に増大されていく。発進時制御開始後において検出される「変速機の入力軸の回転速度Ni」の推移に基づいて、車両が登坂路上にあるか否かが判定される。「車両が登坂路上にある」との判定がなされた場合(tB,tD)、その判定がなされた時点以降、エンジントルクTe、及びクラッチトルクTcが、前記所定のパターンに対してそれぞれΔTe,ΔTcだけ「かさ上げ」される。 (もっと読む)


【課題】優れたな摩擦係数とトルク伝達性能が得られ、摩擦材表面を摩耗させることがなく、摩擦材、セパレータプレートの枚数削減による軽量化、高効率化を図ることができること。
【解決手段】摩擦材4aに潤滑油中で係合することによって回転トルクを伝達する湿式多板クラッチであって、少なくとも摩擦材4aに係合する面の摩擦材4aに接触する部分の全面に、摩擦面積に対する細溝30の溝面積(表面溝率)が10〜70%となるように複数本の細溝30を形成してなる。 (もっと読む)


【課題】塗装表面を平滑にできる塗布ノズルを提供する。
【解決手段】導入通路17と、内部空間16と、ノズルスリット15と、をそれぞれ連通して備え、前記ノズルスリット15から被塗装体に対して放射方向に高粘性塗料を吹き付ける高粘性塗料の塗布ノズル10であって、前記ノズルスリット15は、平面視において所定角度の略扇形状に構成され、前記ノズルスリット15を略扇形状として見たとき、該略扇形状の円弧を、ノズルスリット出口15Eとし、前記ノズルスリット出口15Eの間隙を、スリット高さDとし、前記ノズルスリット出口15Eを円弧として見たとき、該円弧の弦を、スリット幅Wとし、前記スリット幅Wに対する前記スリット高さDの割合を、扁平率Fとし、前記スリット幅Wを、35mm以上とし、前記扁平率Fを、0.01以下とする。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、摩擦材基材の厚さを変えることなく、湿式摩擦材の重量を増加させることもなく、摩擦面を相手材の表面形状に追従させることによって、摩擦係数が大きくジャダー現象を低減できること。
【解決手段】湿式摩擦材1は、芯金2の両面にリング形状の摩擦材基材3を接着してなり、摩擦材基材3は摩擦面層4及びベース層5の二層から構成され、摩擦面層4はアラミド繊維に充填材及び摩擦調整剤を混合して抄紙し、フェノール樹脂を含浸して加熱硬化させてなる。一方、ベース層5は、セルロース繊維及びアラミド繊維にコルク粒子6を混合して抄紙し、フェノール樹脂を含浸して加熱硬化させてなる。ベース層5のコルク粒子6が弾性変形して、相手材の表面のうねり等の影響を吸収することによって、摩擦面層4の表面(摩擦面)を相手材の表面に追従させることができる。 (もっと読む)


【課題】ガス拡散層用撥水ペースト及びその製造方法において、十分な塗膜強度が得られるとともにガス拡散性を低下させず、凝集体も発生させず、手間を掛けることなく製造できること。
【解決手段】導電性粉末分散工程として、導電性粉末2としてのカーボンブラック粉末を、イオン交換水を分散媒として、自転公転ミキサーを用いて、導電性粉末の三次元構造を維持したまま分散させる(ステップS1)。これによって、分散液3としてのカーボンスラリーが得られる。続いて、冷却工程として、カーボンスラリー3を自転公転ミキサー用の容器に入れたまま、10℃〜15℃に冷却する(ステップS2)。そして、混合工程として、この容器に、撥水性樹脂4としてのPTFEエマルジョンを添加し、再び自転公転ミキサーを用いて混合を実施することによって(ステップS3)、ガス拡散層用撥水ペースト1が得られる。 (もっと読む)


【課題】強度低下を起こすことなく、低コストで超高耐熱性を有すること。
【解決手段】摩擦材の樹脂量の分布は、前記摩擦材の摩擦表面側から反摩擦面側までの厚み方向の樹脂量の分布を、前記摩擦材をその最大長で切断したとき、その厚み方向の樹脂量の分布が二次元的または三次元的に変化するように、前記摩擦材の樹脂量の二次元的分布または三次元的分布を温度の高低によって形成したものであるから、摩擦表面付近の樹脂量が摩擦材内部もしくは反摩擦表面付近よりも低くなっているから、耐熱性、耐ヒートスポット性が格段に向上し、超高耐熱性の摩擦材となる。しかも、摩擦材の厚み方向の樹脂量の分布は摩擦材の乾燥工程で決まり、後処理工程を行う必要がないので、強度低下を起こすことなく、低コストで超高耐熱性の摩擦材とすることができる。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材及びその製造方法において、摩擦面に充填材を多く分布させることによって確実に正勾配性のμ−V特性を得ることができ、ジャダー現象を低減できること。
【解決手段】桝状の容器10の底部に網11を張ったものを平板12で塞いで、この容器に大きさ5μm〜20μmの気泡3を含有させた水2を満たす。次に、気泡3を含有させた水2に繊維材料4及び充填材5を添加して、攪拌する。そして、所定時間静置することによって、繊維材料4は上方へ移動し、充填材5は下方へ移動して偏在した状態となる。そこで、平板12を外して底部から脱水することによって、底部の網11の面に充填材5が偏在し、その上に繊維材料4が堆積した基材前駆体6が得られる。この基材前駆体に熱硬化性樹脂を含浸して加熱硬化させることによって、充填材4が脱落することも目詰まりを起こすこともなく、湿式摩擦材用の摩擦材基材を製造することができる。 (もっと読む)


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