説明

アイシン高丘株式会社により出願された特許

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【課題】金属製ケースを構成する略円筒状ケース本体と漏斗状導管部とを溶接不良を生じることなく溶接にて結合することができると共に、当該溶接箇所の耐久性を高めた触媒コンバータと、その製造方法とを提供する。
【解決手段】金属製ケースは、略円筒状ケース本体3、漏斗状導管部4及び環状インサート5から構成される。インサート5は、リング状本体51の外周面上に環状突条52を有する断面凸型の環状体として形成され、リング状本体外周面と環状突条の一側面52aとにより構築される第1係合部53及びリング状本体外周面と環状突条の他側面52bとにより構築される第2係合部54を有する。前記第1係合部53にケース本体3の一端部を係合させると共に、第2係合部54に導管部4の大径側端部42を係合させた状態で、インサート5の環状突条52及びその隣接領域に対し溶接が施されている。 (もっと読む)


【課題】 鋼板製の半割シェル部材の嵌合により構成されたスクロール部の径方向への熱変形を抑制することができるターボチャージャのタービンハウジングを提供する。
【解決手段】 鋼板製のインナーシェル6B1に嵌合してスクロール本体部6Bを構成する鋼板製のアウターシェル6B2の外周縁部には、R状に屈曲してスクロール本体部6Bの径方向外側に突出する折曲げ部6B3が形成されているため、この折曲げ部6B3によってスクロール本体部6Bの径方向の剛性が高まり、スクロール本体部6Bの径方向への熱変形が抑制される。 (もっと読む)


【課題】 鋼板製のスクロールの剛性不足の問題を解消して信頼性を向上することができるターボチャージャのタービンハウジングを提供する。
【解決手段】 鋼板製のスクロール1の入口側に固定される入口フランジ2と出口側に固定される出口フランジ3とが相互に連結されているため、ターボチャージャが車両に装着された使用状態において、エンジンの排気マニホールドから入口フランジ2に作用する熱応力や振動は出口フランジ3にも伝達され、マニバータや排気管等から出口フランジ3に作用する熱応力や振動は入口フランジ2にも伝達される。そして、入口フランジ2側の排気マニホールドおよび出口フランジ3側のマニバータや排気管等から伝達される熱応力や振動は、相互に連結された入口フランジ2と出口フランジ3とで吸収される。その結果、入口フランジ2および出口フランジ3の熱変形、特に出口フランジ3の熱変形が大幅に抑制され、スクロール1の剛性不足の問題を解消される。 (もっと読む)


【課題】 部品点数および質量の低減を可能としたターボチャージャのタービンハウジングを提供する。
【解決手段】 2つの半割シェル部材であるスクロール部材6A,6Bによりスクロール部6が構成され、スクロール部材6A,6Bの突面部のフレア接合によって一体に形成されるタング6Eによりスクロール部6の入口側に助走部6Dが区画されるため、部品点数および質量の低減が可能となる。また、タング6Eの形状や長さの設定に自由度があるため、タービンの回転性能の向上に貢献することができる。 (もっと読む)


【課題】制動時における摺動体の熱倒れを極力防止することができるブレーキディスクを提供する。
【解決手段】ブレーキディスクは、車軸に取り付けられる本体部11及びその周囲の外周フランジ部16を具備してなるハブ1と、当該ハブの外周フランジ部16に対して複数の締結ボルト4により固着される環状の摺動体3とを備える。前記外周フランジ部16には、締結ボルト4を装着するための複数の締結孔17が設けられると共に、一群の締結孔17とハブ本体部11との間の環状帯領域には、ディスクの半径方向に対して周方向へ一様に傾斜した複数の連結枝18が設けられている。各連結枝18のディスク半径方向に対する傾斜角度θ1は45°以上90°以下に設定されている。 (もっと読む)


【課題】制動時における摺動体の熱倒れを極力防止することができるブレーキディスクを提供する。
【解決手段】ブレーキディスクは、車軸取付け用の本体部10及びその周囲に設けられた外周フランジ部20を具備してなるハブ1と、当該ハブの外周フランジ部20に対して締結ボルト4により固着される環状の摺動体3とから構成されている。ハブの外周フランジ部20は、複数の外輪連結部26及び複数の締結孔25を有する環状の外輪部22と、前記各外輪連結部26をハブの本体部10に連結するための複数の連結アーム23,24とを備える。隣り合う二つの外輪連結部26は外輪部22の一部(円弧状架橋部)によって架橋的に連結されている。また、それら二つの外輪連結部26間には締結孔25が設けられている。 (もっと読む)


【課題】加工性を向上することができるデファレンシャルケースを提供する。
【解決手段】ピニオン4の荷重を受ける座面を球面凹状とする構成のデフケース2において、その球面凹状のピニオン用座面8bと該座面8bの背面側に平面状の装着面8cとを有した球面スペーサ8を設け、該球面スペーサ8をその装着面8cを以て、ケース内壁面2aに設けた収容凹部17の平面状の底面17aに対して直接若しくは平シム9を介在させて装着する構成とした。これにより、デフケース2においては、サイドギヤ用座面14と収容凹部17の底面17aとを平面切削加工のみを行えばよくなり、球面加工より格段に加工が容易となって、該ケース2の加工性は向上する。 (もっと読む)


【課題】シャフトの加工が不要で、排気ガスの洩れを効果的に防止する排気制御弁のシャフト構造を提供する。
【解決手段】シャフト支持部12における軸孔13の大径部15に、椀型のシール部材70を配置する。シール部材70は、その開口部が排気ガス流入側へ向くようにして、中央のシャフト挿通部においてシャフト30に溶接されている。そして、シール部材70の開口部の径は大径部15の径よりも大きくなっており、配置された状態のシール部材70は底部周辺を中心としてシャフト30側へ弾性変形しており、その反発力によって開口部の周縁が大径部15に圧接している。 (もっと読む)


【課題】脱臭性能を長期に渡って十分に発揮することの可能な脱臭材及びその製造方法と、該脱臭材を用いた脱臭方法とを提供する。
【解決手段】脱臭材は、多数の気孔を有する多孔質からなると共に、少なくともシリカ及びアルミナから粒状に形成されたものであって、該脱臭材の母体をなす担体中に骨成分(ヒドロキシアパタイト)等のリン酸カルシウム化合物を散在させてなるものである。脱臭材の製造方法は、混合工程と造粒工程と加熱工程とを順に実施することにより、前記脱臭材を製造するものである。生物学的脱臭により悪臭ガスを脱臭する脱臭方法は、前記脱臭材を複数個集めてなる集合体に対し、悪臭ガスを接触させて該悪臭ガス中の臭気成分を除去又は分解するものである。 (もっと読む)


【課題】弁軸部分からのガス外部漏れを防止することができ、しかも比較的部品点数が少なくて低コストなバルブ装置を提供すること。
【解決手段】本発明のバルブ装置31は、排気流路の切り替えまたは開閉を行うためのものであって、ハウジング32、弁軸51、弁本体41、付勢手段52を備える。ハウジング32の弁軸挿通孔33には、ハウジング側テーパ面T1が形成されている。弁軸51の外周部には弁軸側テーパ面T2形成されている。ハウジング側テーパ面T1の傾斜角度はθ1、弁軸側テーパ面T2の傾斜角度はθ2である。弁軸51は弁軸挿通孔33に対して回動可能に挿通される。弁本体41は、弁軸51に対して連結され弁軸51の回動に伴って回動する。付勢手段52は、弁軸51をその中心軸線C1方向に付勢する。付勢手段52は、ハウジング側テーパ面T1に弁軸側テーパ面T2を押し付けて線接触させる。 (もっと読む)


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