説明

アイシン高丘株式会社により出願された特許

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このオイルポンプでは、収容凹所11を端面に形成したポンプボデー10の端面にポンプカバー15を接合して、それらの間ににギヤ室を形成する。ギヤ室G内には駆動軸13により駆動されるドライブギヤ30と、回転可能に配置されてドライブギヤ30と噛合して駆動されるドリブンギヤ31を設ける。両ギヤ30,31の噛合によって形成される作動室Rの吐出領域に対応して、ポンプボデー10の収容凹所11の底面とポンプカバー15の内端面にボデー側吐出ポート25a及びカバー側吐出ポート25bを形成する。ポンプボデー10の収容凹所11の底面にはボデー側吐出ポート25aの前端部から作動室Rの吐出領域の後端部に向けてボデー側ノッチ26aを、またポンプカバー15の内端面にはカバー側吐出ポート25bの前端部から作動室Rの吐出領域の後端部に向けてカバー側ノッチ26bを形成する。ポンプボデー10とポンプカバー15の何れか一方は鋳鉄によりまた他方を軽合金により形成し、各ノッチ26aまたは26bは、軽合金よりなるポンプボデー10またはポンプカバー15に形成される方のノッチの長さを、鋳鉄よりなるポンプボデー10またはポンプカバー15に形成される方のノッチの長さよりも長くして、ドライブギヤ30の高速回転時に作動室R内の作動油に生じた気泡が、長い方のノッチを通って作動室R内に向けて逆流する高圧の作動油によって鋳鉄よりなるポンプボデー10またはポンプカバー15の作動室Rに面する内表面側において圧壊されるようにする。このオイルポンプは、ドリブンギヤ31をその外周にてギヤ室Gの内周面に回転自在に支持された内歯ギヤとし、ドライブギヤ30がドリブンギヤ31に噛合する外歯ギヤとするのがよい。また軽合金よりなるポンプボデー10またはポンプカバー15に形成されるノッチ26aまたは26bは、カバー側吸入ポート20bに向かって次第に幅が狭くなる略三角形状とするとともに次第に深さが浅くなるように底面を傾斜させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム基複合材料からなる第1部材、及び鉄鋼材料からなる第2部材の異種金属間における接触腐食を防止して、それらの耐久性及び信頼性の向上を図ることのできる異種金属接触腐食の防止構造を提供する。
【解決手段】異種金属接触腐食の防止構造は、ディスクロータ11、ハブ12、ホイール13、メッキ層14、ボルト15及びナット16を備えている。ディスクロータ11とハブ12との間にはZn−Al−Mg合金のメッキ層14が介在されている。メッキ層14により、ディスクロータ11及びハブ12間に流れる接触腐食電流が長期に渡って安定すると共に、その接触腐食電流が小さなものとなる。従って、ディスクロータ11及びハブ12の異種金属間における接触腐食の進行速度が遅くなり、その接触腐食が進行しにくくなるため、ディスクロータ11及びハブ12の異種金属間における接触腐食が効果的に防止される。 (もっと読む)


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