説明

アクトロニクス株式会社により出願された特許

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【課題】軽金属の一工程押出し成型で得られる極めて安価な、多孔扁平管を有効利用して、蛇行細管ヒートパイプ技術応用の各種プレートヒートパイプの製造コストを大幅に低減する。
【解決手段】多孔扁平管の両側端末端面側から貫通細孔群の隔壁を一条おきに所定の深さだけ切除し且つ反対側端面における切除は相互に一条ずつずらせて実施し、次に切除部はその最深部から1〜3mmの長さは圧潰せず残置して扁平管の両端末端縁部を圧潰し、次に圧潰端縁部を溶接封止した。これにより細孔群は一連の蛇行トンネルとなり、これに所定の手段により所定量の作動液を封入してプレートヒートパイプを構成した。多孔扁平管の低価格、素材使用量の減少、工程の短縮化、作業の簡易化、等の相乗効果により製造コストは1/10に低減され、更にヒートパイプとしての性能及び信頼性が大幅に向上した。 (もっと読む)


【課題】小型発熱素子の小面積の放熱面と放熱手段の受熱面との間に介在せしめ両者間を伝熱的に接続し、小型発熱素子の発熱熱量を、放熱手段の受熱面に温度均一的に面拡散せしめ伝導せしめる面間伝熱プレートを超薄形、超軽量に構成して提供する。
【解決手段】極薄形のグラファイトシートを中心層1とし、これを挟持する厚さを無視出来る程の薄膜接着層2−1、2−2を第2層とし、更にそれらを挟持する高熱伝導率の薄肉金属層3−1、3−2を第3層とし、第3層の外側面には必須構成要素とはしない所定機能の薄膜層4−1、4−2を被覆し、それらの全てを加圧接着して積層された面間伝熱プレートとした。 (もっと読む)


【目的】 小型発熱素子の小面積の放熱面と放熱手段の受熱面との間に介在せしめ両者間を伝熱的に接続し、小型発熱素子の発熱熱量を、放熱手段の受熱面に温度均一的に面拡散せしめ伝導せしめる面間伝熱プレートを超薄形、超軽量に構成して提供する。
【構成】 極薄形のグラファイトシートを中心層とし、これを挟持する厚さを無視出来る程の薄膜接着層を第2層とし、更にそれらを挟持する高熱伝導率の薄肉金属層を第3層とし、第3層の外側面には必須構成要素とはしない所定機能の薄膜層を被覆し、それらの全てを加圧接着して積層して面間伝熱プレートを構成した。
[効果] 極めて優れた熱拡散性能と温度均一化性能を有する超薄形、超軽量の面間伝熱プレートが得られた。その熱拡散性能と温度均一化性能はプレートヒートパイプにも劣らぬ高性能であった。 (もっと読む)


【目的】 軽金属の押出成型の一工程で得られる極めて安価な、多孔扁平管を有効利用して、蛇行細管ヒートパイプ技術応用の各種ヒートパイプの製造コストを大幅に低減せしめる。
【構成】 多孔扁平管の外表面から細孔を穿孔して隔壁を部分切除し、これにより貫通細孔群の両端にて所定の相互間を流通自在に連通せしめ、所定の本数の並列細孔が多孔扁平管内にて受熱部と放熱部の間で往復蛇行するよう構成し、然る後に各穿孔の口元及び扁平管の両端を溶接封止して、貫通細孔群を密閉コンテナとし、所定の量の作動液を真空封入する製造方法を採用した。
【効果】 この簡易な製造方法は蛇行細管ヒートパイプ技術応用の各種ヒートパイプの材料費を従来比で十分の一に、組立て加工費を十分の一に低減せしめるだけでなく、その信頼性を大幅に向上せしめた。更にその応用機器の重量を三分の二以下に軽量化せしめた。 (もっと読む)


【目的】 従来型のヒートパイプ式筐体冷却装置は装着上の自由度が小さく、天井取り付けの場合と側面取り付けの場合は全く異なった設計にする必要があり、また機器の中に部分的に高発熱量の部品がある場合それを効果的に冷却することは不可能であった。本発明はそれらを解決することを目的とする。
【構成】 蛇行細管ヒートパイプをセパレータプレートを貫通してその面の両側を往復蛇行せしめて両面に剣山形状のピンフィン群を形成して基本ユニットとしこれに所定の副構成ユニットを組み合わせて機器筐体冷却装置を構成した。
【効果】 蛇行細管ヒートパイプで形成されたフィン高さの低い極めて多数のピンフィン群の効果により冷却装置は小型化され性能は向上し天井部と側壁部の兼用が可能になった。又受熱部ピンフィンを延長し、筐体内の特に発熱の多い部品の熱量をこの延長フィンにより直接筐体外に放熱せしめ効率的に冷却することが可能になった。 (もっと読む)



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