説明

NTN株式会社により出願された特許

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【課題】 コンパクトな構成でありながら、広作動範囲で高速動作が可能なリンク作動装置の位置決め精度を高めるために、位置決め動作の基準となる原点位置を初期設定する方法を提供する。
【解決手段】 リンク作動装置51の基端側のリンクハブ2に対する先端側のリンクハブ3の姿勢である先端姿勢を定められた姿勢に設定する第1の過程と、先端姿勢が前記定められた姿勢にあるリンク作動装置51に対して先端姿勢を変化させようとする力である予圧を付与する第2の過程と、リンク作動装置51に予圧が付与された状態にあるときの各アクチュエータ53の動作量を記憶する第3の過程とを含み、この記憶した動作量を各アクチュエータ53の原点位置として設定する。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制することが可能なリング状部材の熱処理方法およびリング状部材の製造方法を提供する。
【解決手段】リング状部材の熱処理方法は、鋼からなるリング状の成形体10の転走面11に面するように配置され、成形体10を誘導加熱するコイル21を、成形体10の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体10に、上記鋼がオーステナイト化した環状の加熱領域を形成する工程と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程とを備えている。そして、加熱領域を形成する工程では、転走面11の各領域がA点温度を超える状態と、A点温度未満であって過冷オーステナイト状態が維持される温度の状態とを複数回繰り返すように加熱される。 (もっと読む)


【課題】高い寸法精度で組み立てることができて、高品質の熱処理を行うことが可能な高周波熱処理用コイル、およびこのような高周波熱処理用コイルの製造方法を提供し、また高品質の熱処理が施された等速自在継手、さらには、このような等速自在継手を用いたドライブシャフト及びプロペラシャフトを提供する。
【解決手段】等速自在継手用外側継手部材51の加熱処理部位を加熱する加熱部71a、71b、71cを有する高周波熱処理用コイルの製造方法である。加熱部71a、71b、71cを一体削り出し加工にて成形して、この加熱部71a、71b、71cと他の部分とを接合して完成させる。 (もっと読む)


【課題】 リンク機構の数が二組で構成でき、外径寸法が小さいコンパクトな構成でありながら剛性が高いリンク作動装置を提供する。
【解決手段】 リンク作動装置1は、入出力側にそれぞれ配されたリンクハブ2,3と、二組のリンク機構4A,4Bとを有する。リンク機構4A,4Bは、四つの回転対偶からなる三節連鎖のリンク機構であり、リンクハブ2,3に対して回転可能に端部リンク5,6を連結し、端部リンク5,6を中央リンク7に対して回転可能に連結してなる。二組のリンク機構4A,4Bの少なくとも一組に、入力側の端部リンク5と出力側の端部リンク6とを互いに連動して回転変位させる連動手段9を設ける。二組のリンク機構4A,4Bのそれぞれに、互いに異なる二つのリンク機構構成部材、例えばリンクハブ2および端部リンク5に両端が直接または間接的にそれぞれ連結された伸縮作動可能な直動アクチュエータ25を設ける。 (もっと読む)


【課題】複合振動式の部品搬送装置において、部品搬送に適した所望の振動を容易に部品搬送部材に付与できるようにする。
【解決手段】トラフ(部品搬送部材)が取り付けられる上部振動体2と基台3との間に中間振動体4を設け、中間振動体4と基台3とを2つの水平振動用板ばね5で連結し、上部振動体2と中間振動体4とを鉛直振動用板ばね6で連結した振動式部品搬送装置において、各水平振動用板ばね5を、部品搬送方向(X方向)と直交する同一水平線上の2箇所の固定位置で固定するようにし、その2箇所の固定位置の位置関係が部品搬送方向で入れ替わるように配置した。これにより、水平方向の振動に起因する鉛直方向の振動の発生を抑えられるとともに、水平面内で部品搬送方向と直交する方向(Y方向)の振動も抑制でき、その結果、部品搬送に適した所望の振動を容易にトラフに付与することができる。 (もっと読む)


【課題】樹脂製保持器に対して高精度に欠陥等を検出することができる樹脂製保持器の欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供する。
【解決手段】転動体7が保持されるポケット8を周方向に沿って複数個有する樹脂製保持器1の欠陥を検査する。樹脂製保持器1をその軸心廻りに回転駆動させつつ、樹脂製保持器1のアキシャル方向及び/又はラジアル方向の変位を検出し、この変位量に基づいて良品判定を行う。 (もっと読む)


【課題】逆入力トルクに対して出力側部材をロックさせる方式の逆入力防止クラッチにおいて、簡単な構造で、逆入力トルクと入力トルクの方向が一致する使用状況でも安定したクラッチ動作が長期間にわたって得られるようにする。
【解決手段】出力側部材4のうち、ロック時にころ10から荷重を受けるカム面3bを有する内輪3を金属板材で形成し、そのカム面3bが設けられた内輪突出部3aがロック時に径方向にたわんで衝撃を緩和するようにした。これにより、入力トルクと逆入力トルクが同時に同じ方向に加えられてロック解除と再ロックが繰り返される場合でも、振動の発生を抑えて出力側部材4を円滑に回転させることができる。しかも、その構造が簡単で、組み立てやメンテナンスにも手間がかからない。 (もっと読む)


【課題】強度・剛性を確保しつつ軽量・コンパクト化を図ると共に、低コスト化を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】車輪取付フランジが環状の基部6dから放射状に突出して形成された複数の車輪取付アーム6からなり、この車輪取付アーム6の円周位置にハブボルト挿通孔6bが穿設されると共に、当該車輪取付アーム6がハブボルト挿通孔6bの近傍を除く部分を切欠いて、各ハブボルト挿通孔6bの形成部分と略同じ幅でもって形成され、車輪取付アーム6の両縁に沿ってインナー側に突出してリブ11が鍛造加工によって形成されている。 (もっと読む)


【課題】荷重負荷時において大径列と小径列との荷重負荷割合が均一化され、長寿命化を図ることができるタンデム型複列アンギュラ玉軸受を提供する。
【解決手段】複列の軌道面11a、11bを有する内輪12と、内輪12の軌道面11a、11bと対応する複列の軌道面13a、13bを有する外輪14と、内輪12および外輪14の各列の軌道面11a、11b、13a、13b間に、それぞれ異なるピッチ円直径をもって介装される複列の玉群15、16とを備えたタンデム型複列アンギュラ玉軸受である。荷重無負荷時において、小径列側にのみボール27を収容したときの組幅を、大径列側にのみボール28を収容したときの組幅よりも大きく設定する。荷重負荷時において、小径列側にのみボール27を収容したときの組幅と大径列側にのみボール28を収容したときの組幅とを同一に設定する。 (もっと読む)


【課題】潤滑オイルやそのオイルに混入する異物が軸受内部に侵入するのを抑制することができるようにした深みぞ玉軸受および軸受装置を提供することである。
【解決手段】外輪11の軌道溝12と内輪21の軌道溝22間にボール31を組込み、そのボール31を保持器40で保持する。外輪軌道溝12および内輪軌道溝22のそれぞれ両側に形成された合計4つの肩13a、13b、23a、23bのうち、外輪11の一側の肩13aおよび内輪21の他側の肩23bの高さを残りの肩13b、23aより高くし、高さの高い肩13a、23bでスラスト力を支持してボール31の肩13a、23bへの乗り上げを防止する。保持器40を内外に嵌合される第1分割保持器41と第2分割保持器42で形成する。第2分割保持器42の一側部にフランジ53を設け、そのフランジ53と外輪11の高さの高い肩13aの内径面および内輪21の高さの低い肩23aの外径面間に微小間隙54を形成して、軸受内部に異物が侵入するのを抑制する。 (もっと読む)


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