説明

NSKワーナー株式会社により出願された特許

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【課題】湿式摩擦材による多板クラッチの利点、すなわち、押圧力により伝達トルクを制御できるという特徴を生かしつつ、単一のピストンによる押圧力で、係合開始時には摩擦係合要素により滑らかな係合を実現し、完全係合時に必要な大きなトルクは、機械結合要素により伝達できる機械結合式湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】単一のピストンにより摩擦結合要素と機械結合要素とを作動させる機械結合式湿式多板クラッチにおいて、単一のピストンよる所定荷重以下の押圧により摩擦係合要素が作動し、単一のピストンによる所定荷重以上の押圧により、摩擦係合要素及び機械結合要素が作動することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ロールオーバを防止できることと、エンジンの振動がダンパーにより緩和されることにより、ワンウェイクラッチに使用されているスプリングの疲労破損や磨耗の防止に役立ち、ワンウェイクラッチの損傷が防止すること。
【解決手段】エンジンの振動を低減するダンパー10がワンウェイクラッチ3とエンジン1までの間でかつエンジン1と変速機4との間の位置に装着されている。これにより、例えば、スタート時において、エンジン1の着火ミスにより生ずる場合がある、逆転方向の衝撃トルクが、ダンパー10により、軽減され、ワンウェイクラッチ3の出力メンバーに入力されるトルクが緩和される。 (もっと読む)


【課題】外歯プレートと内歯プレートのそれぞれの両面に摩擦材を貼り付けることにより、両面での摩擦熱を吸収させて、プレート熱のアンバランスを小さくし、また、空転時においては、外歯プレートと内歯プレートを引き離す効果により空転ドラグを小さくすることのできる湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】それぞれコアプレートに摩擦材を貼着して形成した外歯プレートと内歯プレートとを備え、外歯プレートと内歯プレートとを係合させることでトルクを伝達する湿式多板クラッチにおいて、外歯プレートと内歯プレートは、それぞれ軸方向の一面に摩擦材の貼着される凸面と、コアプレートの表面が露出した摩擦面とを備え、凸面と摩擦面とは互いに対向している。 (もっと読む)


【課題】多板式摩擦クラッチのピストンに装着されている緩衝用ウェーブスプリングの遠心力や振動による脱落を阻止する。
【解決手段】多板式摩擦クラッチのピストン3に保持溝31を設け、緩衝用ウェーブスプリング6を収容している。保持溝31には外周内径面に傾斜面33を有する環状突起32が形成されている。またウェーブスプリング6の断面は、外径面に傾斜面33に対応する傾斜部65を有する異形線断面形状64となっている。そのため遠心力および振動のためウェーブスプリング6が保持溝31から脱落しようとしても、斜面33と65が接触するため、保持溝31からの脱落を阻止することができる。 (もっと読む)


【課題】全てのローラを均一に同期させ、二輪車などの振動の大きい環境条件においても全てのローラが確実に噛み合うワンウェイクラッチを提供する。
【解決手段】ローラ型ワンウェイクラッチは、内周にカム面を有する環状の外輪と、外輪に対して半径方向内径側に離間され、相対回転自在に同心状に配置され、環状の外周軌道面を有する内輪と、外輪及び内輪間に配置されて外周軌道面とカム面との間でトルクを伝達する複数のローラと、複数のローラを保持する保持器と、保持器を介してローラをカム面と噛み合う方向に付勢するC型の環状スプリングとから成る。 (もっと読む)


【課題】全てのローラを均一に同期させ、二輪車などの振動の大きい環境条件においても全てのローラが確実に噛み合うワンウェイクラッチを提供する。
【解決手段】ローラ型ワンウェイクラッチは、内周にカム面を有する環状の外輪と、外輪に対して半径方向内径側に離間され、相対回転自在に同心状に配置され、環状の外周軌道面を有する内輪と、外輪及び内輪間に配置されて外周軌道面とカム面との間でトルクを伝達する複数のローラと、複数のローラを保持する保持器と、保持器を介してローラをカム面と噛み合う方向に付勢するC型の環状スプリングとから成り、C型の環状スプリングは拡径した状態で組み付けられていることを徴とする。 (もっと読む)


【課題】内歯プレート及び外歯プレートの歯面圧が確保でき、内歯プレート及び外歯プレートの両面より摩擦熱が吸収されるために、耐熱性の低下もなく、歯面圧を適正にできインデンテーションの防止ができる湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】それぞれコアプレートに摩擦材を貼着して形成した外歯プレートと内歯プレートとを備え、外歯プレートと内歯プレートとを係合させることでトルクを伝達する湿式多板クラッチにおいて、外歯プレートと内歯プレートとが対向するそれぞれの対向面に摩擦材が貼着され、摩擦材の貼着されるコアプレートの面は軸方向でオフセットされた複数の面を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 外歯プレートと内歯プレートのそれぞれの両面で摩擦熱を吸収させて、プレート熱のアンバランスを抑えると共に、空転時においては、外歯プレートと内歯プレートを引き離す効果により空転ドラグを小さくした湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】 それぞれコアプレートに摩擦材を貼着して形成した外歯プレートと内歯プレートとを備え、前記外歯プレートと前記内歯プレートとを係合させることでトルクを伝達する湿式多板クラッチにおいて、前記外歯プレートと前記内歯プレートとが対向するそれぞれの対向面に前記摩擦材が貼着されている。 (もっと読む)


【課題】係合時のショックが少なく、軸方向及び径方向のサイズをコンパクトにすることができ、部品点数を削減することによりコストダウンを図ることができる湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】それぞれ第1係合要素と第2係合要素とを交互に配置した第1クラッチ部と第2クラッチ部とからなり、ピストンの押圧力により第1係合要素と第2係合要素との締結または解放が行われる湿式多板クラッチにおいて、ピストンが第1クラッチ部と第2クラッチ部とを押圧可能であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】空転時の摩擦係数が小さく、係合時の摩擦特性のバラツキがなく品質が安定していると共に、係合時のショックが少なく、耐熱性があって、かつ空転時の引き摺りトルクを従来に比べて大幅に低減した摩擦板及び摩擦板を備えた湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】ほぼ環状のコアプレートに環状の摩擦材を貼着して形成された摩擦面を有する摩擦板であって、摩擦面には、摩擦板の内周縁に開口する開口部と内外周縁間で終端する端部とを有する第1の油溝と、摩擦板の外周縁に開口する開口部と内外周縁間で終端する端部とを有する第2の油溝とが設けられていることを特徴としている。 (もっと読む)


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