説明

オーエスジー株式会社により出願された特許

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【課題】刃部の耐摩耗性を高めて、工具寿命の向上を図ることができるドリル及びドリルの製造方法を提供すること。
【解決手段】ドリル100によれば、単結晶ダイヤモンドの結晶面の中で最も硬さに優れているとされる(111)結晶面により中心軸線Cに直角な刃部20の断面を構成することで、中心軸線Cの方向、即ち、被削材を削り込む方向に対する刃部20の耐摩耗性を高めることができる。これにより、工具寿命の向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】刃部の大型化を抑制して、製品コストの削減を図ることができる単結晶ダイヤモンドバイト及び単結晶ダイヤモンドバイトの製造方法を提供すること。
【解決手段】素材粒径が1mm未満の単結晶ダイヤモンドにすくい面および逃げ面を形成する構成であるので、刃部30全体の大きさが、切削に関与する部位に比して、不必要に大型化することを抑制でき、その結果、製品コストの削減を図ることができる。即ち、チップ状に加工可能な比較的大型(例えば、5mm角)の単結晶ダイヤモンドの原石を準備する必要がなく、ダイヤモンド砥石等に使用されるクラスターダイヤモンド(外形が小さいために精製の際に規格外として選別されたいわゆる「屑ダイヤ」)を利用することができる。 (もっと読む)


【課題】切れ刃の強度を高めて、工具寿命の向上を図ることができるエンドミル及びエンドミルの製造方法を提供すること。
【解決手段】エンドミル100によれば、切れ刃21を形成するすくい面22が単結晶ダイヤモンドの(111)結晶面により構成されているので、単結晶ダイヤモンドの結晶面の中で最も硬さに優れているとされる(111)結晶面をすくい面22とすることで、切れ刃21の強度を高めることができる。よって、切れ刃21に生じる欠けや摩耗などを抑制することができ、その分、工具寿命の向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】窒化処理により転造ダイスの転造成形面を硬化させて耐摩耗性を向上させる場合に、化合物層や靱性の低下に起因するチッピング、欠損の発生を抑制して耐久性を一層向上させる。
【解決手段】窒化拡散層16の表面に形成される化合物層の深さが1μm以下とされているため、硬くて脆い化合物層の影響をあまり受けなくなるとともに、実用窒化層深さt1が40μm以下で比較的浅いため内部の靱性が良好に維持され、それ等の相乗効果で高い抗折力が得られるようになる。また、実用窒化層深さt1が5μm以上で表面硬さが1300HV以上または表面硬化量が400HV以上であるため、上記抗折力の向上と相まって、転造丸ダイス10の早期のチッピングや欠損の発生を抑制しつつ優れた耐摩耗性が得られるようになり、耐久性が大幅に向上する。 (もっと読む)


【課題】ハイス工具の耐摩耗性を大きく低下させることなく潤滑性能を向上させる。
【解決手段】焼入焼戻し処理によって工具基材18に生成された炭化物30a、30bの中、バナジウムの炭化物30a以外のタングステンやモリブデンの炭化物30bが溶剤によって溶かして除去されることにより、工具基材18の表面20に多数の窪み32が形成され、その窪み32が油溜りとして用いられることにより、潤滑油剤を用いてねじ転造加工を行う際の潤滑性能が向上する。その場合に、炭化物30bが除去されることにより工具基材18の耐摩耗性が低下するが、最も硬度が高いバナジウムの炭化物30aが残っているため耐摩耗性の低下が抑制され、従来の水蒸気処理によって設けられる多孔質の酸化膜に比べると高い耐摩耗性が得られ、油溜り(窪み32そのもの)による潤滑性能の向上効果が長時間に亘って得られるようになって耐久性が向上する。 (もっと読む)


【課題】 ボルトのナットへのねじ接触部を改良してトルク係数のばらつきを積極的に抑え、締付軸力を効果的に安定させること。
【解決手段】 頭部11と軸部12とを有し、軸部11外周におねじ15が形成されたボルト1において、軸部11のおねじ15におけるねじ山斜面に、外膨らみに膨出するトルク係数安定部15aを設けて、ナットのめねじにおけるねじ山斜面との接触位置を特定し、ボルト1の中心から接触位置までの距離を一定化させると共に接触面積も一定化させることによってトルク係数を安定させるようにした。 (もっと読む)


【課題】ハイス工具の耐摩耗性を大きく低下させることなく潤滑性能を向上させる。
【解決手段】焼入焼戻し処理によって工具基材18に生成された炭化物30が所定の溶剤によって溶かして除去されることにより、工具基材18の表面20に多数の窪み32が形成され、その窪み32が油溜りとして用いられることにより、潤滑油剤を用いてねじ転造加工を行う際の潤滑性能が向上する。その場合に、炭化物30は硬質であるため、それが除去されることにより工具基材18の耐摩耗性が低下することが避けられないが、従来の水蒸気処理によって設けられる多孔質の酸化膜に比べると高い耐摩耗性が得られ、油溜り(窪み32そのもの)による潤滑性能の向上効果が長時間に亘って得られるようになって耐久性が向上する (もっと読む)


【課題】共有結合やイオン結合によって構成されている硬質被膜に、生産性や被膜性能を大きく損なうことなく所定の導電性を持たせて、通電センサ等によって通電の有無を検出する場合にも使用できるようにする。
【解決手段】共有結合またはイオン結合によって構成されている機能層34の上に、機能層34と同じ組成であるが非金属元素の割合が機能層34よりも低い導電層36を設け、所定の導電性が得られるようにする。すなわち、非金属元素の割合が減ることで共有結合或いはイオン結合の割合が減少し、その分だけ金属結合の割合が増加して導電性が高くなる。これにより、通電センサ等によって検出される通電の有無などで位置を検出したり異常を検知したりする場合にも用いることができる。しかも、導電層36は、機能層34と同じ組成で非金属元素の割合を低くしただけであるため、被膜性能や生産性の低下を最小限に抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】回転軸の軸方向の変位(アキシャルモーション)の測定精度を向上させることができる回転軸の軸方向変位測定装置、スケール部および角度スケール部を提供すること。
【解決手段】アキシャルスケール吸収部52は、主軸2の外周面の円周方向に連続して凹設された断面V字形状の溝であり、アキシャルスケール反射部53は、主軸2の外周面の円周方向に連続して延設される円筒面である。そのアキシャルスケール吸収部52とアキシャルスケール反射部53とは交互に配設されている。よって、主軸2が軸心Tを中心として回転している状態において、アキシャルスケール吸収部52でレーザー光線L1が吸収または拡散されて、アキシャルスケール反射部53でレーザー光線L1が反射回折される。その反射回折されたレーザー光線L1を照射部31で測定することで主軸2の軸心T方向の変位を測定することができる。 (もっと読む)


【課題】硬さが異なる異種金属材料の端縁を突き合わせて摩擦攪拌接合する際に、接合部分の寸法誤差に拘らず接合強度やビード外観等に関する所定の接合品質が安定して得られるようにする。
【解決手段】接合工具10を接合ラインWに沿って移動させて摩擦攪拌接合を行う際に、接合ラインWに対して略直角なX方向荷重Fxが予め定められた目標荷重(最適荷重fxbest)となるように、その接合工具10のX方向位置Lxを調整しながら接合ラインWに沿って移動させる。これにより、一対の被接合部材42、44の材質(硬さ等)の相違や接合ラインWが表す接合部分の寸法誤差に拘らず、目標荷重に応じた優れた接合品質が安定して得られるようになる。 (もっと読む)


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