説明

オート化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】 有機溶剤の使用量が少なく2液混合後の粘度変化が比較的小さいポリウレタン系電気絶縁塗料、及び有機溶剤残存量を低減化したポリウレタン系絶縁電線を提供する。
【解決手段】 (a)イソシアネート基含有化合物と(b)活性水素含有化合物からなる2液反応型ポリウレタン系電気絶縁塗料である。ポットライフ試験において(a)イソシアネート基含有化合物と(b)活性水素含有化合物とを混合したときの粘度上昇の比(=2液混合1時間後の粘度/2液混合直後の粘度)が50以下である。
また、この2液反応型ポリウレタン系電気絶縁塗料を導体上に直接又は他の絶縁層を介して塗布し、焼付けて、絶縁層を形成したポリウレタン系絶縁電線である。 (もっと読む)


【課題】芳香族系有機溶剤を使用したイソシアネート基含有ウレタンプレポリマーを含有する硬化性組成物は、溶媒による環境汚染などの点から、この代替溶媒が求められているものの貯蔵中に増粘しやすく、また貯蔵安定性に欠けるなどの問題点があった。
【解決手段】本願発明は炭酸エステル系有機溶剤を使用したウレタンプレポリマー含有硬化性組成物に水分反応性化合物を添加して貯蔵中に増粘せず、また貯蔵安定性に優れたものとすることにより上記課題を解決した。この水分反応性化合物としては有機モノイソシアネート化合物、アルカリ土類金属の酸化物などが挙げられる。 (もっと読む)


【課題】塩化ビニル製床材用のウレタン系接着剤において、充填剤としてきわめて重要な炭酸カルシウムを使用した系で、毒性の高い芳香族系有機溶剤を使用せず、かつ酢酸エチルに代表される脂肪酸アルキルエステル系溶剤に代わる、塗布貼り付けの際、析出物の発生という不具合が起きない有機溶剤の開発が求められていた。
【解決手段】本願発明は、イソシアネート基含有ウレタンプレポリマーと炭酸カルシウムと有機溶剤のジメチルカーボネートとからなる塩化ビニル製床材用ウレタン系接着剤組成物とすることにより上記問題を解決した。このような構成をとることにより、接着性を損なわず、貼り付けした塩化ビニル製床材の端部から白色の結晶状析出物が生じる不具合を発生させないという顕著な効果を奏するものである。 (もっと読む)


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