説明

オイレス工業株式会社により出願された特許

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【課題】母相のβ相の単相組織を維持するとともにβ相にFe−Cr−Si系金属間化合物が分散した組織を有する耐摩耗特性に優れた摺動部材用高力黄銅合金及び該高力黄銅合金を使用した摺動部材を提供する。
【解決手段】摺動部材用高力黄銅合金は、質量比で、17%以上28%以下の範囲内のZn、3%以上10%以下の範囲内のAl、1%以上4%以下の範囲内のFe、0.1%以上4%以下の範囲内のCr、0.5%以上3%以下の範囲内のSi、残部がCu及び不可避的不純物からなり、母相がβ相の単相組織を呈するとともに該β相にFe−Cr−Si系金属間化合物が分散した組織を呈する。本合金の使用は硬度が増大し、また摺動部材としての耐摩耗性が向上される。 (もっと読む)


【課題】積層ゴム体の構造本体の設計変更を伴うことがなく、防錆が不要で、緩衝材の破損を招く虞もないゴム座金等を提供する。
【解決手段】積層ゴム体14の取付構造に用いられる座金1であって、座金1は、ゴム材料からなる筒体2の内周面に凹面2cを有する。ゴム座金1を積層ゴム体14の取付構造に用いることで、積層ゴム体14が水平方向に相対変形した際に生じる回転モーメントによって積層ゴム体14の端部へ加えられる引張力に対し、ゴム座金1の圧縮方向の変形等で対抗することができ、過大な引張力が積層ゴム体14に作用することを防止し、積層ゴム体14と構造物11の定着部分にも過大な引張力を作用させないようにすることができる。筒体2の両端面に鋼製リング3、4を接着することができる。凹面2cにより、筒体2の長さ方向の中央部2dの肉厚を最も薄くなるように構成することができ、凹面2cを、連続した一つの球面とすることもできる。 (もっと読む)


【課題】既存建築物の柱の曲げ補強工事を行う際に、柱を含めた既存建築物に一切傷をつけず、大掛かりな工事が不要で、容易に施工可能で、効果的に柱を補強する。
【解決手段】水平方向に延出し、当該水平方向の一端4b、5bは既存建築物の柱2の下端部から所定の距離を隔てた該柱の側面に押圧され、他端下部面4c、5cは該柱の下端部が固定された下部構造物1に当接する耐震補強部材3(4、5)等。柱に曲げモーメントが生じようとすると、該耐震補強部材が下部構造物から反力を受けて所謂アウトリガーとして圧縮側にのみ作用し、効果的に柱に生じる曲げモーメントに対する補強を行う。他端下部面と下部構造物又は上部構造物との間に緩衝部材51、52を介在させてもよく、柱の下端部から所定の距離を隔てた位置と上端部との間の側面、又は前記柱の上端部から所定の距離を隔てた位置と下端部との間の側面にせん断補強部材61を巻回できる。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金などの軟質金属またはNiメッキ等のメッキを施した鋼材を相手材とする場合でも、優れた摩擦摩耗特性を発揮する摺動部材用樹脂組成物および摺動部材を提供することにある。
【解決手段】ポリエチレン樹脂3〜30重量%、ポリアリレート樹脂5〜35重量%および残部のポリアミド樹脂から成る摺動部材用樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】 同一又は接近した固有振動数を有する構造物の振動を効果的に制御でき、風による揺れは勿論のこと大地震に対しても対応することができる上に、簡単に最適設計が可能な連結制振構造を提供すること。
【解決手段】 制振構造1は、同一又は接近した固有振動数を有して同一振動特性をもつビル2及び3を、その振動振幅の異なる部位4、5、6及び7で一対の連結手段8及び9を介して連結し、ビル2及び3同士の相互作用力により当該ビル2及び3の振動を制御するようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】 新規な、積層物の厚さ方向断面を摺動面とする摺動部材、特にはエアモータに使用されるベーン材として好適な摺動部材の提供。
【解決手段】 補強材がポリエステル繊維織布であり、マトリックス樹脂がフェノール類原料としてビスフェノールAを50−100モル%で含むレゾール型フェノール樹脂硬化物およびポリフッ素化エチレン樹脂である、少なくとも積層物の厚さ方向断面を摺動面とする摺動部材およびその製造方法、並びに該摺動部材を使用する摺動方法。 (もっと読む)


【課題】ベーンの耐久時間を長くしたベーン式エアモータを提供する。
【解決手段】円筒状内周面(11)によって画定されるロータ室(19)を有する筒状体と、ベーン付きロータとを有する。空気排出開口が(50)が、ロータ室の軸線方向の一定長さ範囲にわたって複数設けられ、軸線方向で隣接する空気排出開口が相互に間隔をあけられ、且つ、該円周方向で見て、相互にオーバーラップされるように配置される。ベーンは、フェノール類原料としてビスフェノールAを50−100重量%含むレゾール型フェノール樹脂硬化物およびポリフッ素化エチレン樹脂を含む板状のマトリックス材と、該マトリックス材内に当該マトリックス材の厚さ方向で相互に積層して埋設された複数枚の平坦なポリエステル繊維織布とからなり、該ロータハウジングの円筒状内周面と摺動する該半径方向外側縁面に該ポリエステル繊維織布が積層状態で現れるようにする。 (もっと読む)


【課題】発生する制動に温度依存性がなく、高温でも低温でも変化のない制動を得ることができ、自動車用等の車両シートへの使用に好適なロータリダンパを提供すること
【解決手段】ロータリダンパ1は、内周面2を有した収容体3と、内周面2と外周面4との間で粘性流体5を収容する空間6を形成するように収容体3の内部に収容体3に対して回転自在に配されている回転体7と、収容体3に対する回転体7のR1方向の回転では、粘性流体5に大きな流動抵抗を、収容体3に対する回転体7のR2方向の回転では、当該流動抵抗よりも小さな流動抵抗を夫々生じさせるベーン手段8とを具備している。 (もっと読む)


【課題】 ラック軸との衝突音をなくし得る上に、直動摩擦抵抗を減少でき、しかも、直動開始時と直動中との直動摩擦抵抗の差を小さくできると共にラック軸の外径寸法誤差及びハウジングの内径の真円度等に影響されないで、安定した直動摩擦抵抗を得ることができ、而して、ラック軸を円滑に支承できてラック軸の直動をよりスムースに行わせることができ、その上、ハンドルでの操舵感覚を向上できると共にフラッター抑制効果を十分に維持できる軸受機構を提供すること。
【解決手段】 軸受機構1は、円筒状の内周面2を有したハウジング3と、ハウジング3内に挿着されていると共に円筒状の外周面4を有したラック軸5と、ハウジング3の内周面2とラック軸5の外周面4との間に介在された滑り軸受6とを具備している。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で壁内に筋交い状に又は柱に該柱と略平行であって略鉛直方向に伸びて設置できて価格を低減でき、しかも、揺動において異音の発生のない吸振器を提供すること。
【解決手段】吸振器7は、円筒部材からなる中空の外側の長尺体21と、同じく円筒部材からなる中空の内側の長尺体22と、長尺体21の内面23と長尺体22の外面24との間の円筒状の隙間25に、これら長尺体21及び22の内面23及び外面24に夫々接触して配された粘性体26と、開口端27側の一端部28を有する長尺体21の軸方向Xの閉塞側の他端部29及び長尺体22の閉塞側の一端部30の夫々に固着された矩形状の取付板部材31及び32と、長尺体21の一端部28における長尺体21の内面23と長尺体22の外面24との間の隙間25を保持する保持手段33とを具備している。 (もっと読む)


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