説明

コスモ石油株式会社により出願された特許

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【課題】レニウムのような高価な金属種を用いることなく、反応活性に優れた活性化FT合成触媒、その製造方法、並びに前記触媒を用いた炭化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】シリカと、担体の質量を基準として0.5〜14質量%の酸化ジルコニウムと、を含む担体に、触媒の質量を基準として四酸化三コバルト換算にて10〜40質量%のコバルト金属及びコバルト酸化物が担持されてなる。下記式(1)で表されるコバルト原子の還元度が75〜93%であり、100℃における触媒の単位質量当りの水素ガス吸着量が0.40〜1.0ml/gである、活性化されたフィッシャー・トロプシュ合成反応用触媒である。
コバルト原子の還元度(%)=100×〔金属コバルト原子の質量〕
/〔全コバルト原子の質量〕 …(1) (もっと読む)


【課題】 安定期において高い水素化異性化活性と抑制された分解活性を有し、低温流動性に優れた中間留分を高い収率で得ることができる再生水素化精製触媒、及び該再生水素化精製触媒を用いる炭化水素油の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の再生水素化精製触媒は、固体酸性を有する非晶性複合金属酸化物を含む担体と、前記担体に担持された周期表第8族〜第10族の貴金属から選択される少なくとも一種の活性金属と、を含む使用済みの水素化精製触媒を再生してなり、触媒の全質量を基準とし、炭素原子換算で0.05〜1質量%の炭素質物質を含有する再生水素化精製触媒である。 (もっと読む)


【課題】GTL(Gas−To−Liquid)プロセスの合成ガス製造工程に用いる合成ガス製造装置(リフォーマー)への金属成分の混入を防ぐ。
【解決手段】天然ガスとスチームおよび/または二酸化炭素を含むガスとを合成ガス製造装置内で改質反応して合成ガスを製造する合成ガス製造工程を含むGTLプロセスの合成ガス製造装置への金属混入抑制方法であって、該合成ガス製造工程で製造された該合成ガス中の炭酸ガスを分離回収し、分離回収された該炭酸ガスを該合成ガス製造工程における改質反応の原料ガスにリサイクルする際に、該リサイクルされる炭酸ガス中に含まれるニッケルの濃度が0.05ppmv以下であることを特徴とする合成ガス製造装置への金属混入抑制方法。 (もっと読む)


【課題】
活性金属の分散性が高く、高い中間留分収率を与える水素化処理用触媒を安定して製造することが可能な、水素化処理用触媒の製造方法を提供すること。
【解決手段】
炭素原子を含む炭素質物質の含有量が炭素原子換算で0.5質量%以下である担体に、周期表第6族、第8族、第9族及び第10族の金属から選択される少なくとも一種の活性金属元素を含む活性金属成分を担持させて、触媒前駆体を得る担持工程と、前記担持工程で得られた前記触媒前駆体を焼成して、水素化処理用触媒を得る焼成工程と、を備える、水素化処理用触媒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 気泡塔型スラリー床反応器を用いるフィッシャー・トロプシュ合成反応の触媒活性は十分維持し、反応器のスタートアップに要するコストを低減することが可能な気泡塔型スラリー床反応器のスタートアップ方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の気泡塔型スラリー床反応器のスタートアップ方法は、フィッシャー・トロプシュ合成反応により炭化水素を生成するための気泡塔型スラリー床反応器の再稼動に際して、気泡塔型スラリー床反応器で生成し、水素化処理された、炭素数21以上のパラフィン炭化水素を40質量%以上含有し且つ過酸化物価が1ppm以下である水素化処理油を、気泡塔型スラリー床反応器に供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 中間留分の生産を目的とするワックス留分を含む炭化水素原料油の水素化分解において、触媒の安定期でも高い中間留分収率を与える水素化分解触媒、及び該水素化分解触媒を用いる炭化水素油の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の水素化分解触媒は、ゼオライトと固体酸性を有する非晶性複合金属酸化物とを含む担体と、前記担体に担持された周期表第8族〜第10族の貴金属から選択される少なくとも一種の活性金属と、を含有してなる水素化分解触媒であって、前記水素化分解触媒は、炭素原子を含む炭素質物質を含有し、前記水素化分解触媒における前記炭素質物質の含有量が炭素原子換算で0.05〜1質量%である。 (もっと読む)


【課題】
得られる炭化水素油の組成を維持しつつ、FT合成触媒を捕集するフィルターの負荷を低減することが可能な炭化水素油の製造方法、並びに、それを実現可能なフィッシャー・トロプシュ合成反応装置及び炭化水素油の製造システムを提供すること。
【解決手段】
触媒粒子を含むスラリーと該スラリーの上部に位置する気相部とを有する反応器を備えるフィッシャー・トロプシュ合成反応装置を用いて、フィッシャー・トロプシュ合成反応により炭化水素油を得る、炭化水素油の製造方法において、上記スラリーの平均温度Tと上記スラリーの前記気相部と接する液面の温度Tとの差T−Tが5〜30℃となるように上記スラリーの温度を調節して、上記フィッシャー・トロプシュ反応を行うことを特徴とする、炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高い水素化異性化活性と抑制された分解活性を有し、低温流動性に優れた中間留分を高い収率で得ることができる水素化精製触媒、及び該水素化精製触媒を用いる炭化水素油の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の水素化精製触媒は、固体酸性を有する非晶性複合金属酸化物を含む担体と、前記担体に担持された周期表第8族〜第10族の貴金属から選択される少なくとも一種の活性金属と、を含有してなる水素化精製触媒であって、水素化精製触媒は炭素原子を含む炭素質物質を含有し、水素化精製触媒における炭素質物質の含有量が炭素原子換算で0.05〜1質量%である。 (もっと読む)


【課題】FT反応により、芳香族等の高オクタン価成分の含有量が高いガソリン基材を製造する方法、及び当該製造方法により得られたガソリン基材の提供。
【解決手段】FT反応に活性を示す1種以上の金属と、炭酸マンガンと、固体酸を示すゼオライトとを含有し、かつ、触媒組成物に対する前記ゼオライトの含有量が30質量%以上65質量%以下である炭化水素類製造用触媒組成物を用いて、水素及び一酸化炭素を主成分とするガスから、(a)リサーチ法オクタン価が80〜93、(b)モータ法オクタン価が74〜83、(c)芳香族類割合が3体積%以上30体積%未満、(d)オレフィン類割合が70体積%以下、(e)含酸素分が0.5質量%以下、(f)ベンゼンが0.5体積%以下、及び、(g)硫黄分が0.5質量ppm以下であるガソリン基材を製造するガソリン基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】FT反応により高オクタン価成分の含有量が高いガソリン基材を製造する方法、及び該方法により得られたガソリン基材の提供。
【解決手段】FT反応に活性を示す1種以上の金属と、炭酸マンガンと、固体酸を示すゼオライトとを含有し、かつ触媒組成物に対するゼオライトの含有量が65質量%より大きく80質量%以下である炭化水素類製造用触媒組成物を用いて、水素及び一酸化炭素を主成分とするガスから、(a)リサーチ法オクタン価が85〜97、(b)モータ法オクタン価が78〜85、(c)芳香族類割合が30〜50体積%、(d)オレフィン類割合が1〜10体積%、(e)含酸素分が0.5質量%以下、(f)ベンゼンが0.5体積%以下、(g)C10−C11の芳香族類割合が7〜10体積%、(h)硫黄分が0.5質量ppm以下及び(i)ナフテン類割合が11〜15体積%であるガソリン基材を製造する方法。 (もっと読む)


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