説明

コスモ石油株式会社により出願された特許

51 - 60 / 443


【課題】触媒の安定した流動状態及び反応状態を確保しながら、短時間でスタートアップすることができるようにすることである。
【解決手段】合成ガスを第1コンプレッサ34により圧縮して供給する合成ガス供給路31と、触媒スラリーを収容する反応容器30と、反応容器から導出される未反応合成ガス及び炭化水素を気液分離する気液分離器38と、気液分離後の未反応合成ガスを第2コンプレッサ35により圧縮して反応容器に再循環させる第1再循環路32と、合成ガスの導入量を徐々に増加させる立ち上げ運転時に、気液分離後の残りの未反応合成ガスを第1コンプレッサの吸入側に再循環させる第2再循環路33と、を備える。 (もっと読む)


【課題】液面位置を高精度に検出すること。
【解決手段】スラリーが収容された収容容器30に併設されるスタンドパイプ82と、スタンドパイプ82と収容容器30とを連通する連通管84、86と、スタンドパイプ82内のスラリーに浮遊するフロート88と、スラリーに含有された触媒粒子のスタンドパイプ82内への侵入を規制する規制部94と、を備えているフロート式液面計80を提供する。 (もっと読む)


【課題】反応容器内の温度を高精度に制御すること。
【解決手段】反応容器30の底部30aに配設され、内部を液体冷媒が流通する下除熱部32aと、反応容器30において下除熱部32aよりも上方に配設され、内部を液体冷媒が流通する上除熱部32bと、を備え、下除熱部32aには、第1温調部121により温度が調節された液体冷媒が供給され、上除熱部32bには、第1温調部121とは異なる第2温調部122により温度が調節された液体冷媒が供給される温度制御システム100を提供する。 (もっと読む)


【課題】反応容器内の金属カルボニルを効果的に除去すること。
【解決手段】スラリーが収容された反応容器30内に、一酸化炭素ガスおよび水素ガスを含む合成ガスを供給することにより炭化水素化合物を合成した後、反応容器30の運転停止を行う方法であって、反応容器30内への合成ガスの供給を停止する停止工程と、停止工程の後、反応容器30からスラリーを排出するスラリー排出工程と、スラリー排出工程の後、反応容器30内に金属カルボニルの分解温度以上の蒸気を供給し、反応容器30内の気体を排出する蒸気供給工程と、蒸気供給工程の際、反応容器30から排出される気体中の一酸化炭素ガスの量を検出する一酸化炭素ガス検出工程と、を有し、蒸気供給工程は、一酸化炭素ガスの検出量が、連続して下降し続けて予め決められた基準値以下になったときに蒸気の供給を停止する反応容器の運転停止方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】フィルターを往復して繰り返し通過する液体炭化水素の量を少なくしてフィルターの負荷を減少させた、炭化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】触媒粒子と液体炭化水素とを含むスラリーを保持し、上部に気相部を有する気泡塔型スラリー床反応器を用いて、フィッシャー・トロプシュ合成反応により炭化水素を合成する合成工程と、反応器の内部及び/又は外部に配置されたフィルターにスラリーを流通させて重質液体炭化水素を分離し、重質液体炭化水素を抜き出す抜き出し工程と、フィルターにスラリーの流通方向と逆方向に液体炭化水素を流通させ、触媒粒子を反応器内に戻す逆洗工程と、気相部から排出される炭化水素を冷却し、凝縮した軽質液体炭化水素を分離回収する冷却・気液分離工程と、を備える炭化水素の製造方法である。逆洗工程にて流通させる液体炭化水素が冷却・気液分離工程で得られる軽質液体炭化水素を含む。 (もっと読む)


【課題】脂肪酸アルキルエステル燃料をディーゼルエンジン用燃料油に用いる軽油基材に混合して使用する際に問題となる、曇り点以上の温度での貯蔵における燃料油中への結晶析出を抑制したディーゼルエンジン用燃料油組成物を提供すること。
【解決手段】(a)10容量%留出温度180〜235℃、90容量%留出温度280〜350℃の蒸留性状、硫黄分10質量ppm以下、飽和分70〜86容量%、芳香族分14〜30容量%、該芳香族分の内2環芳香族類の含有量が3.0容量%以下、3環以上の多環芳香族類の含有量が0.5容量%以下であり、アニリン点45〜85℃、カウリブタノール価22〜50の軽油基材に、(b)モノ、ジ、トリグリセリドの合計含有量が0.01〜1.0質量%であり、その内ジグリセリド含有量が0〜0.3質量%、トリグリセリド含有量が0〜0.1質量%であり、かつ、カウリブタノール価が50〜65である脂肪酸アルキルエステルを0.1〜5.0質量%混合してなるディーゼルエンジン用燃料油組成物。 (もっと読む)


【課題】脂肪酸アルキルエステル燃料をディーゼルエンジン用燃料油に用いる軽油基材に混合して使用する際に問題となる、曇り点以上の温度での貯蔵における燃料油中への結晶析出を抑制したディーゼルエンジン用燃料油組成物を提供すること。
【解決手段】(a)10容量%留出温度が180〜235℃、90容量%留出温度が280〜350℃の蒸留性状を有し、硫黄分が10質量ppm以下であり、飽和分が70〜86容量%、芳香族分が14〜30容量%であり、該芳香族分の内2環芳香族類の含有量が3.0容量%以下、3環以上の多環芳香族類の含有量が0.5容量%以下であり、アニリン点が45〜87℃で、かつ、カウリブタノール価が20〜60である軽油基材に、(b)カウリブタノール価が65〜100である脂肪酸アルキルエステルを0.1〜5.0質量%混合してなるディーゼルエンジン用燃料油組成物。 (もっと読む)


【課題】溶解性に優れることにより、ディーゼルエンジン用燃料油組成物に添加される種々の添加剤を容易に溶解せしめ得て、良好な燃料油のフィルタビリティ性能を確保することができるディーゼルエンジン用燃料油組成物を提供すること。
【解決手段】10容量%留出温度が180℃〜235℃、90容量%留出温度が326.5〜337.0℃の蒸留性状を有し、硫黄分が10質量ppm以下であり、飽和分が73.8〜80.6容量%で、芳香族分が19.4〜26.2容量%で、該芳香族分の内2環芳香族類の含有量が3.0容量%以下、3環以上の多環芳香族類の含有量が0.5容量%以下であり、パラフィン類が37.3〜44.3容量%で、かつ、カウリブタノール価が26.7〜31.0であることを特徴とするディーゼルエンジン用燃料油組成物。 (もっと読む)


【課題】非定常運転時において気液分離装置の冷却器にワックスが付着することを防止した、炭化水素の製造装置及び炭化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】触媒粒子と液体炭化水素を含むスラリーを内部に保持した気泡塔型スラリー床反応器30を用いたフィッシャー・トロプシュ合成反応による、炭化水素の製造装置である。反応器30の気相部82から抜き出された気体状の炭化水素を冷却して炭化水素の一部を液化させて気液分離を行う気液分離装置36を備える。気液分離装置36の最後段の気液分離ユニット86より下流側のラインで、かつ、曇り点が最後段の気液分離ユニット86における冷却器86aの出口温度未満の軽質炭化水素が流通する下流側液体炭化水素下流側ラインと、気液分離装置36の最後段の気液分離ユニット86より上流側の上流側ラインとの間に、軽質炭化水素を供給する軽質液体炭化水素供給ライン91を設けた。 (もっと読む)


【課題】含酸素系基材を配合しないガソリン組成物において、水濁り防止性能に優れ、かつ、環境問題の重要性を考慮して環境性能にも優れたガソリン組成物を提供すること。
【解決手段】(イ)所定比率の芳香族分組成を有し、所定温度のT10、T90を有する接触改質由来ガソリン基材(I)を5〜50容量、または、該接触改質由来ガソリン基材(I)と範囲に相違のある所定比率の芳香族分組成および所定温度のT10を有し、該接触改質由来ガソリン基材(I)と同範囲の所定温度のT90を有する接触改質由来ガソリン基材(II)を5〜60容量%配合し、かつ、(ロ)所定比率の不飽和炭化水素分組成を含有し、所定温度のT10、T90を有する接触分解由来ガソリン基材を10〜50容量%配合したガソリン組成物であって、(ハ)所定のリード蒸気圧、リサーチ法オクタン価、蒸留性状、組成を有するガソリン組成物。 (もっと読む)


51 - 60 / 443