説明

コスモ石油株式会社により出願された特許

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【課題】四塩化珪素の亜鉛還元法により副生する副生塩化亜鉛から不純物を簡易かつ省エネルギーに除去し、高効率で亜鉛を回収する亜鉛の回収方法を提供すること。
【解決手段】四塩化珪素の亜鉛還元法により副生する副生塩化亜鉛と、金属塩化物(A)とを、混合し溶融させる溶融工程と、塩化亜鉛及び金属塩化物(A)の混合融液を抜き出す融液分離抜き出し工程と、該融液分離抜き出し工程で抜き出した該塩化亜鉛及び金属塩化物(A)の混合融液を、溶融塩電解槽中で溶融塩電解し、生成した塩素ガスを取り出すとともに、生成した溶融亜鉛を取り出す溶融塩電解工程と、該溶融塩電解槽から金属塩化物(A)を回収し、回収金属塩化物(A)を得る金属塩化物回収工程と、を有し、該金属塩化物回収工程で回収した回収金属塩化物(A)を、該溶融工程で用いる金属塩化物(A)として再使用すること、を特徴とする亜鉛の回収方法。 (もっと読む)


【課題】スラッジ分散剤を含有しなくてもスラッジの発生を抑制することができる低硫黄化した重油組成物を提供する。
【解決手段】(A)硫黄分含有量0.05〜0.4質量%、残留炭素分含有量2〜6質量%、実在セジメント含有量0.01〜1質量%、アスファルテン含有量4質量%以下で、15℃における密度が0.919〜0.931g/cmである直接脱硫重油を65〜98容量%含むとともに、(B)硫黄分含有量0.3〜0.8質量%、残留炭素分含有量5.5質量%以下であるスラリーオイル1〜25容量%と、(C)50℃における動粘度が380〜1620mm/sに調整された、直接脱硫重油およびスラリーオイル以外の重油基材の混合物1〜10容量%とを含んでなることを特徴とする重油組成物である。 (もっと読む)


【課題】高い分解活性を有し、なおかつオクタン価の高いFCCガソリンを製造できる炭化水素油の接触分解触媒の製造方法を提供すること。
【解決手段】水性スラリー中の全固形分基準で以下の各成分を固形分換算したときに、ソーダライトケージ構造を有するゼオライトを20〜50質量%、シリカゾルをSiO換算で10〜30質量%、第一リン酸アルミニウムをAl・3P換算で0.1〜21質量%、及び粘土鉱物を5〜65質量%含有する水性スラリーであり、かつ、水性スラリーのpHが2.7以上2.8未満の場合は水性スラリー中の全固形分の含有割合が28〜30質量%であり、かつ水性スラリーのpHが2.8以上3.0以下の場合は水性スラリー中の全固形分の含有割合が27〜30質量%である、水性スラリーを用いることを特徴とする接触分解触媒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高い分解活性を有し、なおかつオクタン価の高いFCCガソリンを製造できる炭化水素油の接触分解触媒の製造方法を提供すること。
【解決手段】ソーダライトケージ構造を有するゼオライト、シリカゾル、第一リン酸アルミニウム、及び粘土鉱物を所定割合で含有する水性スラリーを調製する工程、該水性スラリー調製工程で得られた水性スラリーを所定温度で噴霧乾燥する噴霧乾燥工程、該噴霧乾燥工程で得られた生成物を洗浄する洗浄工程、及び該洗浄工程の後に生成物を乾燥する乾燥工程を有する接触分解触媒の製造方法、及び、上記製造方法における噴霧乾燥工程と、噴霧乾燥工程で得られた生成物を洗浄する洗浄工程の間に、噴霧乾燥工程で得られた生成物を所定温度で所定時間熱処理する熱処理工程を含む接触分解触媒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高い分解活性を有し、なおかつオクタン価の高いFCCガソリンを製造できる炭化水素油の接触分解触媒の製造方法を提供すること。
【解決手段】(a)ソーダライトケージ構造を有するゼオライト、(b)シリカゾル、(c)第一リン酸アルミニウム、(d)粘土鉱物、及び必要に応じて(e)アルミナゾルを所定割合で含有する水性スラリーを調製する工程、該水性スラリーの調製工程で得られた水性スラリーを噴霧乾燥する工程を含む接触分解触媒の製造方法であって、前記水性スラリーの調製工程が、前記(a)〜(e)の水性スラリー含有成分の内、(a)ソーダライトケージ構造を有するゼオライト、(b)シリカゾル、(c)第一リン酸アルミニウム、及び必要に応じて(e)アルミナゾルからなる群から選ばれた少なくとも1種を混合する第1調製工程、及び該第1調製工程で得られた水性スラリーに、前記水性スラリー含有成分の残余の成分を混合する第2調製工程を含む接触分解触媒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】フィッシャー・トロプシュ(FT)合成反応用触媒の微粉末のアップグレーディング反応系への流入量を精度よく定量的に監視でき、同反応系での問題発生の予知を可能とする炭化水素油の製造方法を提供すること。
【解決手段】スラリー床反応器C2内での触媒を用いたFT合成反応で得た炭化水素油を精留塔C4で留出油と塔底油とに分留し、精留塔C4の塔底と水素化分解装置C6を結ぶ第1移送ラインL12に塔底油の一部を流通させ、第1移送ラインL12から分枝して分岐点の下流で第1移送ラインL12に接続される第2移送ラインL14に塔底油の少なくとも一部を流通させ、第2移送ラインL14に配設された着脱可能なフィルター2で第2移送ラインL14を流れる塔底油中の触媒微粉末を捕集しつつその捕集量を監視し、水素化分解装置C6内で塔底油の水素化分解を行う炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】FT合成反応用触媒に由来する触媒微粉末がFT合成油のアップグレーディング工程の反応系へ流入することを抑制できる炭化水素油の製造方法の提供。
【解決手段】本発明の炭化水素油の製造方法は、触媒で懸濁した液体炭化水素のスラリーを内部に保持するスラリー床反応器C2を用いたフィッシャー・トロプシュ合成反応により、触媒に由来する触媒微粉末を含む炭化水素油を得て、精留塔C4により炭化水素油を留出油と触媒微粉末を含む塔底油とに分留し、塔底油の少なくとも一部を貯槽T2に移送し、触媒微粉末を貯槽T2の底部に沈降させて捕集し、塔底油の残余の精留塔C4から水素化分解装置C6への移送、及び/又は貯槽T2により触媒微粉末が捕集された塔底油の上澄みの貯槽T2から水素化分解装置C6への移送を行い、水素化分解装置C6を用いて塔底油の残余及び/又は塔底油の上澄みを水素化分解する。 (もっと読む)


【課題】 水素化分解反応装置からの触媒の抜き出しや触媒の再生を容易とすることができる反応器の洗浄方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の反応器の洗浄方法は、触媒が充填されており、ワックス留分の供給が停止しているワックス留分水素化分解装置に、硫黄分が5ppm未満であり且つ15℃で液状である炭化水素及び植物油から選ばれる溶剤を流通させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】排出ガス特性を改善しつつ、燃費を向上させる軽油組成物の提供。
【解決手段】常圧蒸留装置から留出する90%留出温度が330〜345℃の直留軽油留分と、流動接触分解装置から得られる90%留出温度が320〜350℃の接触分解軽油留分とを容量割合で95:5〜80:20で混合したものを、脱硫処理して得られる脱硫軽油基材を含む軽油組成物であって、(a)セタン価が50〜60、(b)90%留出温度が282〜336℃、(c)15℃密度が0.832〜0.848g/cm、(d)引火点が61℃以上、(e)40℃動粘度が1.9〜4.1mm/s、(f)硫黄分が50質量ppm以下、(g)全芳香族量が30質量%以下、(h)多環芳香族が4.5質量%以下、及び(i)HFRRが420μm以下であることを特徴とする軽油組成物。 (もっと読む)


【課題】炭化水素中の硫黄分を効率よくppbレベルの低濃度まで除去し得て、かつ破過時間が延長された寿命の長い炭化水素用脱硫剤を提供すること。
【解決手段】ニッケルを酸化物(NiO)換算で50〜95質量%、モリブデンを酸化物(MoO)換算で0.5〜25質量%、カルシウムを酸化物(CaO)換算で0.1〜3質量%、及び無機酸化物を含有することを特徴とする炭化水素用脱硫剤。 (もっと読む)


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