説明

シバタ工業株式会社により出願された特許

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【課題】津波が襲来した際に、船体などが漂流したり、他の物体に損害を与えることがない船舶、コンテナおよび木材ブロックの漂流抑制システムを提供する。
【解決手段】船体1などには係留索21の先端にフック係止具3を取り付け、途中に緩衝材22を介在させた漂流防止索2を設置し、海底あるいは陸上には漂流防止索の先端のフック係止具が係合可能である捕捉索4を設置して構成する。漂流防止索の先端のフック係止具は、複数のフックを回転軸で軸止し、フックには外側へ開く弾性を付与し、外周から拘束帯で拘束して構成することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】爆破片や爆風圧の作用方向を特定方向に規制できて保安距離の大幅短縮を実現できる貯蔵施設を提供すること。
【解決手段】倉庫本体と、倉庫本体の周囲を所定の土被りで覆った覆土とを具備した火薬類を貯蔵する貯蔵施設であって、前記倉庫本体の天井の一部であって、該倉庫本体の長手方向に沿って脆弱部を形成し、前記脆弱部を介して爆破片や爆風圧の作用方向を倉庫本体の真上方向に規制した。 (もっと読む)


【課題】 取扱いが容易であると共に、効率的な使用が可能である船舶航行阻害装置を提供する。
【解決手段】 船舶航行阻害装置1は、長手方向(図の左右方向)に延びる一対の円筒形状のフロート11a、11bと、フロート11a、11b間に設置されたネット21とを備えている。折畳み状態においては、軸材17にフロート11a、11b及びネット21が巻き付けられているため、保管及び運搬が容易となる。この折畳み状態から、図で示すようにフロート11a、11bの各々の注入バルブ23から空気を注入すると、フロート11a、11bの内圧によって展張部分31a、31bが回転しながら標的Tに向かって展張することになる。即ち、空気の注入によってフロート11a、11b及びネット21が水面5上に展張するため、取扱いが容易になると共に、速やかな設置が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 ワイヤロープ等の連結部材に係る衝撃の負担を減少させ、かつ、吸収エネルギー量が更に大きい衝撃吸収体を提供する。
【解決手段】 (1)の状態で連結部材14bに引張力Fが作用したとき、抵抗体12は連結部材14bを介して引張力Fの方向へ移動するため、抵抗体12の端部31によって弾性体11は圧縮され、反力が発生する。次に、引張力Fが所定値以上になったとき、(2)に示すように、抵抗体12の端部31が弾性体11の貫通孔21内に埋設する。この場合、引張力Fに対応する反力は、抵抗体12の端部31と弾性体11の貫通孔21とによる摩擦力によって発生することになり、抵抗体12の端部31による弾性体11の軸方向への圧縮により発生する反力より低下する。この状態で、抵抗体12は更に引張力Fの方向へ移動可能となるため、衝撃吸収体10aの吸収エネルギー量は増大する。 (もっと読む)


【課題】津波が襲来した際に、係留索が破断したり、船体が漂流したり、他の物体に損害を与えることがない係留システムを提供する。
【解決手段】船体1と係船岸の間を、緩衝材32を介在させた緩衝索3で連結し、船体1とマーカーブイ4の間を、係留索5で連結し、マーカーブイ4と海底のチェーン9の間を緩衝材62を介在させた緩衝索6とで連結し、チェーン9の他端はブロック7に連結して構成したことを特徴とする。さらに、上記の小型船舶の係留システムを複数組設置し、隣接するシステムの間に存在する海底のブロック7を共有するように構成した。 (もっと読む)


【課題】 土層に囲まれた火薬等を貯蔵する倉庫本体の爆発時における爆発片の飛散や爆風圧の拡散を抑制する貯蔵倉庫用シートを提供する。
【解決手段】 火薬類等が貯蔵される倉庫本体19の外面は第1土層31で覆われており、その外面が遮水機能を有する第1シート体21で覆われている。又、第1シート体21の外面が第2土層32で覆われており、その外面が爆発抑制機能を有する貯蔵倉庫用シートである第2シート体24で覆われている。更に、第2シート体24の外面が第3土層33で覆われている。第2シート体24の第3土層33側の外面には、土砂が封入された袋体58が取り付けられている。従って、第2シート体24の第3土層33側の外面が凹凸状態となり、第3土層33に対する摩擦抵抗が増大するため、第2シート体24が移動し難くなる。従って、倉庫本体19の爆発時においては、第2シート体24によって第2土層32の飛散が抑制される。 (もっと読む)


【課題】 火薬等を貯蔵する倉庫本体の爆発時における爆発片の飛散や爆風圧の拡散を抑制する貯蔵倉庫用シートを提供する。
【解決手段】 (1)で示すように、貯蔵倉庫用シートである第2シート体22は、所定平面上において上下方向に配列された第1の繊維群51と、第1の繊維群51に対して角度θが45°となるように交差する、第1の繊維群51に編みこまれた第2の繊維群52とから構成されている。そして、第2シート体22に対して第2の特定方向Xに力が加わると、(2)で示すように、第2の繊維群52が第2の特定方向Xに近付くように傾いた状態になると共に、第1の繊維群51の第1の繊維47a〜47nの間隔Wが拡大する。このように、第1の繊維群51と第2の繊維群52との編みこみ状態が変化することによって、第2シート体22は第2の特定方向Xに伸びるため、火薬等を貯蔵する倉庫本体の爆発力がこの伸びによって吸収される。 (もっと読む)


【課題】 爆発時における爆発片の飛散方向を制御することができる貯蔵倉庫を提供する。
【解決手段】 (1)で示すように、火薬類等が貯蔵される倉庫本体19の外面は第1土層31で覆われており、第1土層31の外面は遮水性を有する第1シート体21で覆われている。更に、第1シート体21の外面は第2土層32で覆われており、第2土層32の外面が第2シート体22によって覆われている。第2シート体22は、爆発時における第2土層32の飛散を抑える補強用シートが使用されていると共に、他の範囲より破断強度の低い所定範囲9が設けられている。従って(2)で示すように、一定の大きさ以上の爆発が発生した場合、第2シート体22の所定範囲9がまず破断することになる。すると、破断した所定範囲9を介して爆風が上方に集中的に開放される。従って、爆発による破損部分等の飛散方向が上方へと制御され、破損部分等の周囲への飛散の影響が減少する。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構成で、火薬等を貯蔵する倉庫本体が遮水されると共に爆発時における爆発片の飛散や爆風圧の拡散が抑制される貯蔵倉庫を提供する。
【解決手段】 設置面7上に設置された、火薬類等が貯蔵される倉庫本体19の外面は第1土層31で覆われており、第1土層31の外面は第1シート体21で覆われている。更に、第1シート体21の外面は第2土層32で覆われており、第2土層32の外面が第2シート体22によって覆われている。そして、第1シート体21には遮水シートが使用されており、第2シート体22には爆発時における第2土層32の飛散を抑えるように強度等が決定された補強用シートが使用されている。このように、第1シート体21と第2シート体22とが遮水機能と爆発抑制機能とを分担しているため、これらの機能が一体化したシート体を1枚用いる貯蔵倉庫に比べて、各々が無駄の無い設置範囲となり、効率的な配置が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 土石流発生時における礫の落下による衝撃から床版コンクリートが保護される透過型砂防堰堤を提供する。
【解決手段】 砂防堰堤5は、本体71と、捕捉構造体である鋼製支柱12と、鋼製支柱12の下流に配置された床版コンクリート10と、鋼製支柱12を囲うように形成されると共に、床版コンクリート10上に設置された、堰状体である壁状体20a〜20c(一部図示せず)とから構成されている。又、壁状体20a〜20cの各々の間には図示しない透過部が形成されているため、平常時においては河川の連続性が確保される。そして、土石流発生時においては、鋼製支柱12を通過して流出した礫によって透過部が塞がれた後、この礫より上流側から流出した砂礫が壁状体20aによって捕捉され、砂礫層16が形成される。従って、鋼製支柱12の上端部からの礫77bの落下による床版コンクリート10への衝撃は、砂礫層16によって緩和される。 (もっと読む)


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