説明

ジャパン・ハムワージ株式会社により出願された特許

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【課題】アクチュエーターの作動不良を惹起する可能性のある、あるいは、アクチュエーターの作動不良を惹起しているシールの箇所およびその原因を外部において認知できる方法を提供する。
【解決手段】内部の複数箇所の各々にシール2、3、4、5、6、7を配置したアクチュエーター1と、アクチュエーター1へ作動油を送油し、アクチュエーター1からの排出作動油がリターンフィルターを通して油タンクへ戻る油圧装置を備えるロータリーベーン式舵取機において、各シールに配置部位別の異なる識別色を与え、シールの摩耗により生じた粒子、あるいはシールの破損により生じた砕片をリターンフィルターで捕捉し、捕捉した前記粒子あるいは前記砕片の識別色により前記粒子あるいは前記砕片の発生源を識別して、アクチュエーター1の作動不良を惹起しているシールの箇所を外部において認知する。 (もっと読む)


【課題】舵取機が使用不能となった場合、船の運航中に、舵が外力に対して自由状態にならずに中立位置に固定されるように、舵軸を固定することが可能な舵取機の舵軸固定装置を提供する。
【解決手段】舵軸固定装置11a,b,d〜gは、ローターの上部軸部の頂面2mと油圧ナット7の座面7aとの間に着脱自在な円環板11aと、円環板11aに設けられたアイプレート11bとからなり、アイプレート11bに、自由状態の舵の舵軸を回転させるための回転操作用孔11eと、アイプレート11bをトップカバー3に固定するための固定用孔11fとが設けられている。 (もっと読む)


【課題】シーリング用油圧を抽出する作動油室に油圧が存在しない場合、負圧になった場合、シール面が磨耗した場合であっても、シーリング効果を維持することができ、シールの破損を外部から迅速且つ確実に察知することも可能なロータリーベーン式舵取機のシーリング装置を提供する。
【解決手段】制御油圧ポンプ9gの吐出口から方向切換弁9bを制御する電磁パイロット弁9cに至る制御油圧ライン9iに分岐ライン51aを設け、分岐ラインに制御油圧調整弁51bとシーリング油スピル弁51cとを直列に設け、シーリング油スピル弁の出口ラインをタンク戻り油ラインに接続し、制御油圧調整弁とシーリング油スピル弁との間の中間ラインからシーリング油圧ライン51eを分岐し、シーリング油圧ラインを防衝弁ブロック10のシーリング油流入口13aに接続した。 (もっと読む)


【課題】推進プロペラ後流の流束の回転エネルギーを舵によって揚力に効率良く変換し、その前進方向成分を推力として利用できるようにする船舶用高揚力舵を提供する。
【解決手段】推進プロペラの後方で推進プロペラ軸心上に配設する1枚の舵ブレード102を有し、舵ブレード102は水平断面において翼断面形状を有するとともに、最大幅部102aより前側の前縁領域が推進プロペラ軸心を含む水平面を境として上部前縁領域102bと下部前縁領域102cとに別れ、上部前縁領域102bにおける前記翼断面形状と下部前縁領域102cにおける前記翼断面形状とが鉛直面に対して面対称をなし、上部前縁領域102bおよび下部前縁領域102cは推進プロペラ軸心廻りの一方から他方へ回転する推進プロペラの回転方向において回転方向一方側が抗力面をなし、回転方向他方側が揚力面をなす。 (もっと読む)


【課題】材料劣化を促進する摩擦熱を発生することがなく、破断あるいは破損の原因となる引張応力は生じず、シール面の摩耗によるシーリング面圧の低下の影響が小さくなるロータリーベーン式舵取機のシール装置を提供する。
【解決手段】各下部リングシール片16、17および各上部リングシール片は、その製造公差において、円弧方向の両端面のそれぞれが隔溝金具と密着し、下部リングシール片16、17の外周側の側面が下部リングスリット1eの外周側の側面と密着し、上部リングシール片の外周側の側面が上部リングスリットの外周側の側面と密着する状態を保障し、下部リングシール片16、17がローター2の下部端面の外周円環面に摺接するとともに、上部リングシール片がローター2の上部端面の外周円環面に摺接する。 (もっと読む)


【課題】大容量オープンサイクル油圧システムの作動に必要な諸弁を集合体としてバルブブロックに内装し、このバルブブロックを油圧ポンプユニットと切り離して油圧作動機に装着することにより、圧力損失が少なく、安定した性能で強固な構造の制御装置を構成したロータリーべーン舵取機を提供する。
【解決手段】油圧作動機50は油圧ポンプユニット60において作動油送り管604と作動油戻り管606を介して行なう作動油の出入を制御する集合弁510を有し、集合弁510は制御弁部、オートロック弁部、流量調整逆止弁部および安全弁部を有し、制御油圧は油圧ポンプユニット60の制御油圧ポンプ608からパイロット配管605を介して集合弁510の制御弁部に供給する。 (もっと読む)


【課題】ロータリーベーン式舵取機のローターの回転角速度を検知することによって、シールの摩耗あるいは破損、すなわち舵取機の作動の異常を監視する方法を提供する。
【解決手段】舵取機の舵角発信器49から発する舵角信号を演算器2に入力し、演算器2において、舵角信号に基づき所定の微小時間に対する舵44の実際の回転角速度を演算し、舵取機の作動油室の容積と油圧ポンプの吐出量とから計算上あるべき舵回転角速度を演算し、演算により求めた計算上あるべき舵回転角速度と舵の実際の回転角速度との差値を演算し、前記差値の大きさに対応する監視情報を表示装置3に表示する。 (もっと読む)


【課題】二枚の舵をテールインボードの状態にして船舶を直進航行させている際、当て舵を行なって船舶の針路を微調整する場合、推進抵抗の増大を抑制することができ、また、舵が二枚であることから可能になる操舵上の特長を活用することができる二枚舵の船舶の操舵制御装置を提供する。
【解決手段】自動操舵モードによる航行時は、設定針路復帰のための当て舵において、テールインボードとなっている二枚の舵15a,18aを、テールインボード対応操舵量調整器11により、別々の転舵パターンで転舵させるようにし、操縦モードによる出入港又は狭水路航行時は、自動演算装置10とジョイスティック・ユニット12と緊急停止制御ユニット14とにより、二枚の舵15a,18aのそれぞれの舵角の組合せによる船の複数の操縦パターンと緊急停止とができるようにした。 (もっと読む)


【課題】洋上であっても下部リングシールの取替えが可能であるロータリーベーン式舵取機のシール構造を提供する。
【解決手段】下部リングスリット1e内に挿入された下部リングシール11のリングシール面11aがローターの下部端面の半径方向端部の面と接触するとともに、リングシール面11aの外周縁部11bがベーンの下部横シールおよびセグメント1bの縦シール1dのそれぞれ内周側下端縁1jに接触し、下部リングシール11は一箇所において直截した切断面11f,11gを有し、切断面11f,11gは、舵軸の軸心を中心とする半径に対して、周方向に45°の角度で傾斜し、下部リングシール11の外径公差は、下部リングシール11の外径が下部リングスリット1eの外周面の直径よりも所定量だけ大きく、下部リングシール11の背面および内周側の側面に作動油室5dの油圧をかけるようにした。 (もっと読む)


【課題】シール面に大きな磨耗または偏磨耗が発生するのを抑制し、シーリング性能を高めることが可能なロータリーベーン式舵取機のシール構造を提供する。
【解決手段】ベーン2dの上部および下部横シール12,14は、半径方向外端部に半円形の凹断面をなす鞍部12d,14dを有するとともに、背面の両側にスカート部を有し、ベーン2dの縦シール16は、上端部と下端部とに半円形断面をなす上部および下部嵌挿端16b,16cを有するとともに、背面の両側にスカート部を有し、横シール12,14と縦シール16との連接は、縦シール16の上部嵌挿端16bを上部横シール12の鞍部12d内に挿設するとともに縦シール16の下部嵌挿端16cを下部横シール14の鞍部14d内に挿設してなり、縦シール16の両スカート部間の空間と横シール12,14の両スカート部間の空間とが連通している。 (もっと読む)


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