説明

古河スカイ株式会社により出願された特許

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【課題】JIS5182合金よりも温間成形性に優れた材料として、Mn、Crの固溶強化を利用することで、室温時のTSと温間成形時の温度でのYSとの差を最大にする材料を提供する。
【解決手段】Mg:2.0−6.0%(質量%、以下同じ)を含有し、かつMn:2.50%以下、Cr:0.50%以下のうちの1種または2種を含有し、残部がAlおよび不可避不純物よりなり、かつ {(Mn添加量(質量%))−(Mn析出物の面積率(%))×0.24}+{(Cr添加量(質量%))−(Cr析出物の面積率(%))×0.15}が0.4以上であることを特徴とする温間成形用アルミニウム合金板。 (もっと読む)


【課題】ポリエステル系樹脂とブロックイソシアネート樹脂からなる熱硬化性粉体塗料を短時間で焼付硬化させ、塗装外観、耐溶剤性及び密着性が良好な樹脂被覆アルミニウム板の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム板の少なくとも一方の表面に、平均粒径20μm以上40μm以下のポリエステル系樹脂とブロックイソシアネート樹脂からなる熱硬化性粉体塗料を静電塗装し、これを0.8μm以上1.5μm以下の波長の近赤外線で、三段位階に分けて焼付乾燥させることを特徴とする樹脂被覆アルミニウム板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】異周速圧延を適用して集合組織制御を行なってAl−Mg系合金の平均r値を向上させ、深絞り性を向上させるプロセスとして、工業的な量産規模での製造により確実かつ安定して深絞り性に優れた成形加工用Al合金板を得る方法を提供する。
【解決手段】Mg2.0〜6.0%を含有し、必要に応じてCu、Mn、Cr、Zr、Vの1種以上を更に含有し、残部がAlと不可避的不純物からなる板材で集合組織を適切に制御する。鋳塊に150℃以上でしかも非再結晶温度域内の温度で50%を越える圧下率で粗圧延を行ない、更に150℃以上でしかも非再結晶温度域内の温度でロール周速比1.2〜4.0の異周速圧延を50%を越える圧下率で行なって最終板厚とし、その後焼鈍処理を行ない平均ランクフォード値が0.9以上のアルミニウム合金板を得る。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、フラックスを使用しない不活性ガス中でのろう付に使用するブレージングシートであって、所定の合金組成とクラッド構成を有することで、良好なろう付が可能なブレージングシートの提供を目的とする。
【解決手段】 心材の片面または両面にろう材をクラッドし、ろう材の心材と接する反対の面に薄皮材をクラッドしたブレージングシートにおいて、ろう材はSiを5〜15mass%、Mgを0.1〜5mass%含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるAl−Si−Mg系合金であり、薄皮材はSiを2〜10mass%含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるAl−Si系合金であり、Mgを0.05mass%以下とすることを特徴とする不活性ガス中でフラックスを使わないろう付用のアルミニウム合金製ブレージングシート。 (もっと読む)


【課題】特異な集合組織状態とすることで、平均r値および深絞り性を向上させたAl−Mg−Si系合金板に関する技術を提示する。異周速圧延を適用して集合組織制御を行ない、工業的な量産規模での製造により、確実かつ安定して深絞り性が優れた成形加工用Al合金板を得ることができる方法を提供する。
【解決手段】Mg0.3〜2.0%、Si0.3〜2.5%を含有し、さらに必要に応じてCu、Mn、Cr、Zr、Vの1種以上を含有し、残部が実質的にAlからなる合金の板材で集合組織を適切に制御する。その方法は、鋳塊に150℃以上でしかも非再結晶温度域内の温度で、50%を越える圧下率で粗圧延を行ない、さらに150℃以上でしかも非再結晶温度域内の温度で、ロール周速比1.2〜4.0の異周速圧延を、50%を越える圧下率で行なって最終板厚とし、その後溶体化処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】r値が高いプレス成形用アルミニウム合金板の成形性を低下させることのない摩擦攪拌接合方法を提供する。
【解決手段】略円柱状の基部と、基部の被接合部材側に設けられたショルダー部と、ショルダー部の被接合部材側の表面から基部と同軸方向に垂下して設けられたプローブと、を備えた回転接合ツール3を用いたアルミニウム合金板の摩擦攪拌接合方法は、プローブの摩擦攪拌接合面の形状が略平面形状であり、回転接合ツール3の前進角が0°以上1.5°以下であり、回転接合ツール3の回転速度が700rpm以上3000rpm以下であり、接合速度が300mm/min以上1800mm/min以下であり、回転速度と接合速度との比が1.7以上3.0以下である条件下においてアルミニウム合金板を接合する。 (もっと読む)


【課題】屈曲性と耐食性とを両立させた自動車冷却水配管用アルミニウムコルゲートチューブ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】自動車冷却水配管用アルミニウムコルゲートチューブは、心材と、心材の一方の片面の犠牲材との2層からなる。心材は、Siを0.05%以上、0.9%以下、Feを0.2%以上、0.5%以下、Cuを0.1%以上、0.7%以下、Mnを0.5%以上、1.8%以下、Tiを0.05%以上、0.2%以下含有し、残部がAl及び不可避不純物よりなるアルミニウム合金である。犠牲材は、Znを0.2%以上、5%以下、Feを0.2%以上、0.5%以下を含有し、残部がAl及び不可避不純物よりなる。 (もっと読む)


【課題】金属部材と樹脂部材とを両者の間に樹脂層を介在させずに即ち直接的に接合可能な金属部材と樹脂部材との接合方法を提供する。
【解決手段】金属部材1と樹脂部材2とを両者の間に樹脂層を介在させないで接触させる。そして、回転している回転ツール10を金属部材1の表面1aの法線Pに対する回転ツール10の軸線Qの傾斜角θが0°<θ≦5°の条件を満足するように傾斜させて金属部材1の表面1aに押し付けた状態にする。これにより、金属部材1に摩擦エネルギーを付与して、金属部材1と樹脂部材2とを接合する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造であり、かつ、冷却効率の高い放熱板を提供する。
【解決手段】放熱板1は、外形が矩形板状であって、その内部に複数の中空部11と、三角形板状の突起12とを備える。中空部11は、冷却媒体としての空気が流通する流路として用いる。そして、突起12は、放熱板1の上面から三角刃をプレスして、2辺を切断し、残りの1辺を中心に流路11に向けて折り曲げて切り起こす。
また、突起12は、空気の流通方向に傾斜させ、突起12の高さが流路高さの略1/2となるように切り起こす。これにより、流路内壁付近の高温の空気と流路中心付近の低温の空気とが混合され、空気の温度は均一化し流路内壁付近の温度より低くなる。 (もっと読む)


【課題】コンデンサケースに要求される高い成形性と、成形後の樹脂層に対する優れた耐スクラッチキズ性を有するアルミニウム電解コンデンサケース用アルミニウム樹脂被覆材、ならびに、その製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム基材と;当該アルミニウム基材の少なくとも一方の面に形成された下側樹脂層と;当該下側樹脂層の表面に形成された上側樹脂層と;を含み、前記下側樹脂層がポリエステル系樹脂及びエポキシ系樹脂の1種以上からなるベース樹脂を含み2〜16μmの乾燥厚さを有し、前記上側樹脂層がポリアミドイミド樹脂からなるベース樹脂を含み1〜6μmの乾燥厚さを有するアルミニウム電解コンデンサケース用アルミニウム樹脂被覆材、ならびに、その製造方法。 (もっと読む)


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