説明

古河スカイ株式会社により出願された特許

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【課題】自動車のボディシート等の素材として、特に耐リジング性が確実かつ安定して優れた成形加工用アルミニウム合金板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Al−Mg−Si系もしくはAl−Mg−Si−Cu系合金からなり、板厚方向と直交する板表面、板厚方向と直交しかつ板表面から板厚の1/4の深さの面、板厚方向と直交しかつ板表面から板厚の1/2の深さの面の3つの面のうち、少なくとも一つ以上の面で、圧延幅方向に10mm、圧延方向に2mmにとった任意の領域を圧延幅方向に10等分に分割した同一面内での各分割領域における、成形加工が圧延幅方向を主ひずみ方向とする平面ひずみ変形であるとみなしたときの平均テイラー因子の最大値と最小値の差が、絶対値で1.0以内である、アルミニウム合金板。 (もっと読む)


【課題】熱処理系アルミニウム合金を用いて高強度の超塑性成形品が得られ、かつ工程の削減が可能な、超塑性成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る超塑性成形品の製造方法は、熱処理系アルミニウム合金の被成形材に対して、溶体化温度以上の温度で予備加熱処理し、前記溶体化温度より低い予備時効温度の金型を用いて超塑性成形し、引き続き前記金型上で保持することで予備時効処理し、その後、人工時効処理を施す、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐インク汚れ性に優れ、長期間保管後における感光層の局所的な欠陥を生じ難く、粗面化処理後のピットの均一性に優れた平版印刷版用アルミニウム合金板、ならびに、その製造方法を提供する。
【解決手段】Fe、Si、Cu、Tiならびに、B及びCから選択される1種以上を所定量含有し、残部Al及び不可避的不純物からなる平版印刷版用アルミニウム合金板において、アルミニウム合金板中に存在する炭化アルミニウムの濃度が8ppm以下であり、粗面化処理後におけるアルミニウム合金板表面に存在する凝集物のアルミニウム合金板表面における任意の半径5μmの円に対する面積占有率が10%未満であるか、或いは、面積占有率が10%以上の場合には凝集物が1〜2個/50cm存在することを特徴とする平版印刷版用アルミニウム合金板、ならびに、その製造方法。 (もっと読む)


【課題】合金成分、クラッド率、製造条件の組合せを検討することで、これまでのフィン材よりも薄肉化しても耐高温座屈性や強度が高く、優れた犠牲陽極効果を示すフィン材用ブレージングシートの製造方法を提供する。
【解決手段】Mnを0.6質量%〜1.8質量%(以下、質量%を単に%と記す。)、Feを0.05%〜0.6%、Siを0.02%〜0.7%、Znを0.02%〜3.0%、Zrを0.05%〜0.3%、Tiを0.05%〜0.3%含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニウム合金を芯材とし、この芯材の片面、又は両面にSiを6.0%〜15.0%含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニウム合金を皮材としたブレージングシートの製造方法であって、
前記皮材のクラッド率が片面で5%〜15%となるように積層してアルミニウム合金合せ材を形成する工程と、
前記アルミニウム合金合せ材を420℃〜500℃で加熱した後に、熱間圧延、冷間圧延及び中間焼鈍を行う工程と、
前記アルミニウム合金合せ材の圧延率が、20%〜70%となるようにして最終冷間圧延を行い、40μm〜80μmの板厚のブレージングシートを製造する工程と、
を具えるブレージングシートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】放熱用部品としての性能は損なわずに簡便かつ経済的な工程により、熱伝導性と強度、成形性に優れたAl−Mg−Si系合金圧延板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Mgを0.1〜0.34質量%(以下、%と記す)、Siを0.2〜0.8%、Cuを0.22〜1.0%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、Si/Mg含有量比が1.3以上のAl−Mg−Si系合金を、半連続鋳造で厚さ250mm以上の鋳塊とし、400〜540℃の温度での予備加熱を経て熱間圧延、50〜85%の圧下率で冷間圧延を施した後、140〜280℃の温度で焼鈍をし、ファイバー組織を有し、導電率が57.5%IACS以上、引張強度180N/mm以上のAl−Mg−Si系合金圧延板を得る。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金板材を直流プラズマ溶接する場合であっても、溶接部におけるブローホール等の溶接欠陥が抑制でき、欠陥の無い良好な溶接継手を得ることが可能なアルミニウム合金板材のプラズマ溶接方法を提供する。
【解決手段】被溶接材として厚さが0.5〜3mmのアルミニウム合金板材1を複数用い、タングステン電極11とアルミニウム合金板材1との間にプラズマアークを発生させる直流正極性プラズマ溶接法によって突き合わせ端部1a、1a同士を溶接する方法であり、プラズマガスPGとしてヘリウム濃度が75体積%以上とされたヘリウム−アルゴン混合ガスを用い、タングステン電極11と被溶接材であるアルミニウム合金板材1との間の距離を2mm以下とし、直流正極性プラズマ溶接時における次式{60×(EI/Vt)}で表される単位板厚あたりの入熱量Qhiを、2500(J/cm)以上10000(J/cm)未満の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】 ベアフィン材がろう付け接合される熱交換器のチューブ用向けのクラッド材として、充分なろう付け機能を有すると同時に、優れた耐食性、特にチューブ外面側の環境に対する良好な耐食性を確保し得るクラッド材を提供する。
【解決手段】 芯材の一方の面に、Si:2.5〜7.0mass%(以後、%と記す。)、Zn:1.0〜5.5%、Fe:0.1〜1.0%、Na:0.005〜0.1%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、円相当径で0.1〜5.0μmのSi粒子が5000〜15000個/mm、かつ5.0μmを越えるSi粒子が2000個/mm以下存在する犠性陽極材層がクラッドされたアルミニウム合金製クラッド材。 (もっと読む)


【課題】電解グレイニング性及び印刷の際の耐版ズレ性に優れた平版印刷版用アルミニウム合金板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Mg:0.05〜1.0mass%、Fe:0.2〜0.6mass%、Si:0.03〜0.3mass%、Cu:0.0001〜0.05mass%、Ti:0.005〜0.05mass%、Ga:0.001〜0.03mass%、Zr:0.0001〜0.01mass%、Sn:1〜50ppm、Zn:0.0001〜0.009mass%を含有し、残部Al及び不可避的不純物からなり、Ti、Ga、Zr、Snの合計含有量が0.01〜0.06mass%であることを特徴とする平版印刷版用アルミニウム合金板、ならびに、その製造方法。 (もっと読む)


【課題】放熱性に加えて導電性及び曲げ加工性に優れた放熱性樹脂被覆アルミニウム材、ならびに、その製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム材と、当該アルミニウム材の両面に形成された化成皮膜と、当該化成皮膜の少なくとも一方の表面に形成され、0.4〜1.9μmの厚さを有する樹脂皮膜とを備え、当該樹脂皮膜は、熱硬化性樹脂と、115〜140nmの平均粒径と6〜28m/gの比表面積を有するカーボンブラックと、ニッケルとを含有する塗料から形成され、前記カーボンブラックの樹脂皮膜表面における面積占有率が40〜90%であることを特徴とする放熱性樹脂被覆アルミニウム材、ならびに、その製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、導電率が高く、耐熱軟化性に優れ、かつ活物質との密着性に優れたリチウムイオン電池の電極材用アルミニウム合金箔を提供する。
【解決手段】本発明によれば、Zr:0.010〜0.10mass%(以下%と記す。)、Ti及びVの合計:0.020%以下、Si:0.15%以下、Fe:1.6%以下、Cu:0.060%以下、Mn:0.040%以下、Mg:0.030%以下、Cr:0.030%以下、Zn:0.65%以下を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、導電率が59%IACS以上であることを特徴とするリチウムイオン電池電極材用アルミニウム合金箔が提供される。 (もっと読む)


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