説明

タツタ電線株式会社により出願された特許

1 - 10 / 76


【課題】集積回路間の縮小化の要求に応えた、安定した接合強度を有する純銅にPdを被覆したボンディングワイヤを提供する。
【解決手段】集積回路素子電極aと回路配線基板導体配線cをボールボンディング法によって接続するための線径L50.8μm以下のボンディングワイヤWである。芯材1が純銅及び不可避不純物からなり、その芯材1の外周全面に、Pdによる厚みt:0.010〜0.090μmの被覆層2を形成し、その表面に0.0001〜0.0005μm厚tの炭素濃縮層3を形成する。また、調質熱処理の炉温度:400℃以上800℃以下、同処理時間は0.33〜1秒で行なって、室温での引張試験による引張強さTSと250℃での引張試験による引張強さTSの比(HR=TSH/TSR×100)を50〜70%とする。その炭素濃縮層3は、伸線時の潤滑剤の洗浄度合によって形成する。 (もっと読む)


【課題】接着剤からガスが発生したり、フィルムに含まれる水分が蒸発したりしても、金
属薄膜層と接着剤層とが剥離しないプリント配線板用シールドフィルム及びその製造方法
を提供する。
【解決手段】プリント配線板用シールドフィルム1は、絶縁層2の片面に透気性金属箔か
らなる金属薄膜層3と、接着剤層4とを順次設けてなるものである。 (もっと読む)


【課題】光ファイバに負荷をかけずに、光ファイバや光部品を、効率良く収納することができる収納基板、それを備えた光モジュール、及び、それを備えた収納ボックスを提供することを目的とする。
【解決手段】融着スリーブ3及び光カプラ4と、融着スリーブ3及び光カプラ4に接続された光ファイバ2とを収納空間内に配置する収納基板1であって、収納基板1は、平面部11と、平面部11に対して低い位置に平面部11と一体的に形成されたうえで、融着スリーブ3が配置される段差部12と、段差部12と平面部11との境界領域に形成され、光ファイバ2を収納基板1の表面側と裏面側とに通過させる光ファイバ通過部13a、13bとを有する。 (もっと読む)


【課題】Ni/Pd/Au電極aとの接合性がよく、かつAuボンディングワイヤより安価なボンディング用ワイヤとする。
【解決手段】半導体素子のNi/Pd/Au被覆された電極aと回路配線基板の導体配線cをボールボンディング法によって接続するためのボンディング用ワイヤWであって、Pd、Auから選ばれる1種以上の元素を合計で0.7〜1.5質量%、Ca、Y、La、Ceから選ばれる1種以上の元素を合計で1〜10質量ppm、Cuを20〜300質量ppmそれぞれ含み、それ以外がAg及び不可避不純物からなる。Pd、Auの添加によって湿潤環境下での1st接合の信頼性が確保でき、Ca等の添加によってワイヤ強度及び耐熱性が向上し、Cuの添加によって十分なワイヤの強度とボール(FAB)bが安定して真球状となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、スプールケース内にワイヤを保管しても、変色や鳥肌状の変質が発生せず、スプールケース内のイオン濃度を低下維持することができるスプールケースを提供することを目的とする。
【解決手段】半導体ボンディングワイヤ60が巻かれたスプール50を収納するスプールケースであって、
相互に嵌合する弾性材からなる容器10と蓋20とを有し、
該容器と該蓋とが嵌合して前記スプールを収納したときに、前記ボンディングワイヤに接触しないように活性炭及び/又は酸素吸収剤40〜42も収納したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】キャピラリの損傷を抑制する。
【解決手段】集積回路素子電極aと回路配線基板導体配線cとをボールボンディング法によって接続するための線径L50.8μm以下のボンディングワイヤWである。銅および不可避不純物の芯材1に、ワイヤの断面積の総計に対して断面積が0.4〜1.0%のPdによる被覆層2を形成する。この断面積比であると、図に示すように、FAB・ワイヤの境界付近に銅が過大な表面被覆層成分と反応する前に凝固がはじまることがない。このため、その境界付近が硬くなることがなく、キャピラリで1st接合を行う際にキャピラリに加わる衝撃が小さく、キャピラリ寿命を長くすることができる。芯材1に50質量ppm以下のPを添加すれば、芯材の酸素含有量が減少し、FABが安定的に真球状になる。 (もっと読む)


【課題】常温常湿度から高温高湿度までの幅広い温度範囲及び湿度範囲の環境下においてプリント配線板に要求されるシールド性能や耐久性を向上させるプリント配線板を提供する。
【解決手段】プリント配線板1は、ステンレス製の基材135aの表面にニッケル層135bが形成された補強部材135と、補強部材135の表面に接合された導電性接着剤層130とを備えており、この補強部材135の表面におけるニッケル(Ni)に対する水酸化ニッケル(Ni(OH))の表面積の比率が1.8〜3.0である。 (もっと読む)


【課題】多心コネクタの端子片用孔6への樹脂被覆9の入り込みを防止する。
【解決手段】多心コネクタ5に多心ケーブル1をその絶縁心線3の端末に接続された端子片4を差込んだ多心ケーブルと多心コネクタとの接続構造である。多心コネクタ5は、端子片4が嵌入された孔6に空隙を有する、又は端子片4が嵌入されていない孔6を有するものであり、孔6の全体面積S1とその孔6の壁面積S2の比(S2/S1)を0.5〜20とし、樹脂被覆9の溶融粘度を、0.5〜200Pa・sとする。このようにすれば、溶融樹脂9は、成型材料の溶融粘度と孔面積とその周りの面積の差による表面張力によって、端子片用孔6及び空隙から漏れ出ることなく、樹脂被覆9の表面に大きなひけ等が生じず、金型キャビティ通りの外形となった、転写性の良い樹脂被覆9が形成される。このため、その樹脂被覆9の上に形成する樹脂被覆8も転写性の良いものとなる。 (もっと読む)


【課題】高温信頼性の高いNi/Pd/Au被覆電極aへの接合性が高く、かつ脆弱なチップに対するダメージも少なく安価なボンディングワイヤWとする。
【解決手段】半導体素子のNi/Pd/Au被覆電極aと回路配線基板の導体配線cをボールボンディング法によって接続するための線径10〜50μmの銀ボンディングワイヤである。芯材1外周面にPt又はPdの被覆層2を形成し、その被覆層の断面積とこのワイヤの断面積の比(%)を0.1〜0.6%とする。この断面積比の被覆層厚tとすることによって、図(a)、(b)で示す溶け残り部分(窪み)の無い真球状のFAB(ボールb)を得ることができるため、チップダメージが発生し難い。芯材1は、Pd、Pt又はAuから選ばれる1種以上を合計で0.5〜5.0質量%含み、かつCa、Cu、希土類から選ばれる1種以上の元素を合計で5〜500質量ppm含んで、それ以外がAg及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】防水性、耐衝撃性及び自消性をさらに向上させる。
【解決手段】ケーブル導体接続部の周りに、絶縁テープ12、布テープ13、防水テープ14を順々に巻回したケーブル接続部である。パテ15で防水テープ層14の周り及びその両端を包むように覆って防水テープ層14上にパテ層15を形成し、そのパテ層15の周りを耐衝撃性及び自消性の保護シート16によって筒状に被覆し、その保護シート外周面をステンレス製締結バンド17で締結固定する。この締結固定により、パテ層の保形性が担保され、保護シート重なり部や保護シートとパテ層間に空隙が生じにくくケーブル接続部の自消性等の効果が低下しない。また、パテ層15が耐衝撃性及び自消性があり、保護シート16も耐衝撃性及び自消性があるため、仮に、火災等が起こっても燃え続けることもなく、さらに、地震等によりケーブルPがラックから落ちてラック部材に当っても、損傷する恐れは極めて少ない。 (もっと読む)


1 - 10 / 76