説明

エスペック株式会社により出願された特許

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【課題】燃料電池における水収支の算出結果の精度が、燃料電池から排出されるガス中に含まれている水分の液化を原因として低下するのを防止可能な燃料電池用水収支計測装置や、当該装置を備えた燃料電池評価試験装置、燃料電池システムの提供を目的とした。
【解決手段】試験装置1は、燃料電池30から排出される気体が流れるガス排出系統20に、水を気化させることが可能な気化手段71を有する。そのため、気化手段71を作動させることにより、燃料電池30から排出されるガス中に含まれている水分が液化するのを防止でき、制御部80により排出水分量Woを正確に導出することができる。従って、試験装置1は、燃料電池から排出されるガス中に含まれている水分の液化を原因として燃料電池における水収支の算出結果の精度が低下するのを防止できる。 (もっと読む)


【課題】試料上で結露させた上で、露の形状及び分布を精度よく測定できるようにする。
【解決手段】測定装置10は、試料台16と、プローブ18と、プローブ18の先端部を振動させる励振部20と、プローブ18の先端部の振動に応じてプローブ18の先端部と露又は試料Wとの接触又は近接を判定する判定部と、試料台16に対するプローブ18の相対的な位置を変えさせる変位機構22と、試料台16に対するプローブ18の相対変位量を測定する相対変位量導出部と、試料表面を露点以下に冷却可能な冷却機構48と、判定部による前記接触又は近接の有無及び相対変位量導出部によって導出された相対変位量に基づいて、冷却機構48によって冷却された試料表面に発生した露の形状及び分布を測定する測定部と、が含まれている。 (もっと読む)


【課題】結露の核となり得る試料表面の付着物の大きさ測定できるようにする。
【解決手段】試料表面で結露を生じさせる冷却機構48と、冷却機構48によって試料表面に発生した露の成長度合いを導出するとともに、この導出された成長度合いに基づいて、付着物の大きさを導出する導出処理部と、が含まれている。導出処理部は、試料表面上の複数の露について成長度合いを導出するとともに、成長度合いの最も小さい露についての成長度合いに対して所定の閾値以上の成長度合いを有する露については除外して統計処理して付着物の大きさを導出する。露の成長度合いは、所定時間ごとに測定された試料表面上の露の粒径の変化割合に基づいている。 (もっと読む)


【課題】除湿手段の再生のために供給する気体の加熱に伴うエネルギーロスを最小限に抑制すると共に、再生後に安定した除湿能力を発揮可能な空調装置、並びに、当該空調装置を備えた環境試験装置の提供を目的とした。
【解決手段】空調装置10は、再生側領域34に加熱手段14によって加熱された外気を供給することにより除湿ロータ12を再生することができる。加熱手段14によって加熱される空気の設定温度Tは、外気温検知手段16によって検知される外気温tが所定の閾温度Aよりも高い場合に、閾温度A以下である場合よりも高温に設定される。これにより、除湿ロータ12に再生用として供給される空気の湿度が安定すると共に、加熱手段14におけるエネルギーロスを最小限に抑制できる。 (もっと読む)


【課題】設置スペースの大型化及びコスト上昇を抑制しつつ、低湿条件での環境試験装置の長時間の連続運転、低湿度域の拡大、及び省エネを実現する。
【解決手段】環境試験装置1に含まれる加湿装置10は、水を貯留する加湿器11、給水管18、排水管19、及び、給水管18に接続されると共にパイプヒータ21が設けられた加湿配管20を有する。加湿配管20の他端20bは、環境試験装置1の空調室1bにおいて、除湿装置4と空気ヒータ3との間に開口し、当該開口は加湿器11内に貯留される水の表面積よりも小さい。環境試験装置1の制御部100は、高湿条件では、加湿器11内に水を供給すると共にヒータ12を駆動して加湿器11内の水を加熱し、低湿条件では、加湿器11内から水を排出すると共にパイプヒータ21を駆動して加湿配管20を加熱する。 (もっと読む)


【課題】気密室の開口が扉若しくは蓋によって閉塞されるときに、開口を囲むように配置されたガスケットのガスケット当たりが当該開口の全周に亘って一様となるようなガスケットを提供する。
【解決手段】ガスケットGは、開口を有する第1の部材、又は前記開口を閉塞する第2の部材の一方に取り付けられるガスケット本体部10と、先端側22がガスケット本体部10の上端面12aに対して傾斜し、ガスケット本体部10の取り付けられた第1の部材又は第2の部材と反対側の部材に気密状態で接するようにガスケット本体部10から伸びる気密保持片20と、ガスケット本体部10に対する気密保持片20の先端側22の接近を許容しつつガスケット本体部10と気密保持片20とを連結する位置保持部30とを備える。 (もっと読む)


【課題】被試験物に結露する結露量を安定して制御することができる環境試験装置を提供することを課題とする。
【解決手段】環境試験装置100は、結露検出器8と調節器4を有している。結露検出器8は、受光部82が受光する反射光量の変化で被試験物W自体の結露状態を検出し信号を出力する。また、調節器4の演算部45は、結露検出器8からの信号と腐食状態評価データとを照合し被試験物Wの結露状態を判断する。そして、被試験物Wの結露状態に基づいて、調節器4の制御部42が温湿度発生器3を制御する。 (もっと読む)


【課題】蓄冷力の高い蓄冷器を提供する。
【解決手段】低温槽6の温度を予冷温度−75℃まで下げる。このとき、凝固点が−70℃である蓄冷器20のエタノール水溶液は凝固する。その後、テストエリア7内の空気及び低温槽6内の空気を低温さらし温度−65℃とする低温さらしの段階に移行する。この低温槽6の温度が予冷温度から低温さらし温度に変化する過程において、温度が−70℃より高くなると、エタノール水溶液は融解し始める。従って、エタノール水溶液は、熱容量分の蓄熱量に加えて融解熱が利用可能となるため、吸収する熱量が増大する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、簡単な構造で、従来の一般的なブッシングと比較して壁体内外の水の往来を効果的に防ぐことができ、さらに、施工後も配管、配線の着脱およびブッシングの着脱を容易に行なうことのできるブッシングを提供することを目的としている。
【解決手段】本発明のブッシングは、壁体の外面から内面まで貫いて設けられた孔に着脱自在に取り付けられるエラストメリックな中空体からなり、当該中空体が壁体に取り付けられたとき、前記壁体の孔の内周面に当接する円筒部と、前記壁体の外面側端部に設けられた吸盤と、前記壁体の内面側端部に設けられた鍔部とを備え、前記円筒体の外径が、前記鍔部から離れるにしたがって大きくされ、前記吸盤および鍔部に前記円筒体を貫通するように挿通孔が設けられ、前記円筒体内面が、前記挿通孔の内径に対して、部分的に拡大された内径を有するように形成されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、熱処理された板状体をスムーズに冷却可能な板状体冷却装置、並びに、当該板状体冷却装置を備えた熱処理システムの提供を課題とする。
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明の板状体冷却装置10は、冷却対象である基板Wが配置される板状体配置部15と、板状体配置部15に配置される基板Wを側方から挟むように配され、空気の吹出方向が互いに対向する一対の吹出口30、30と、吹出口30、30に対して送風する送風機17と、送風機17を制御する制御部と、を備え、一対の吹出口30、30から吹き出される空気によって板状体配置部15に配された基板Wが冷却されることを特徴とした。 (もっと読む)


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