説明

テクノロール株式会社により出願された特許

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【課題】平板材料の表面に付着しているゴミを拭き取るゴミ取りロール31の清掃装置32の洗浄液吐出ノズル30の塵埃微粉による目詰まりを解消する。
【解決手段】洗浄液吐出口11と、洗浄液供給管12から供給される洗浄液が入り込む注入口13と、注入口から吐出口まで洗浄液を導く流通管14を具備するノズル本体15に、流通管14から吐出口に向けて進退移動する針桿16と、針桿を吐出口に向けて進退駆動する駆動装置17を付設する。吐出口に塵埃微粉が入り込んでも、その塵埃微粉が、流通管から吐出口へと移動する針桿に叩き出され、同時に、洗浄液にも流し出されるので、吐出口の目詰まりが回避される。吐出ノズル30の内側から塵埃微粉を吐出し排除するので、吐出口がシートで覆われていても支障を来さず、清掃装置の拭取シート18をゴミ取りロール31に摺接させるバックアップ材に吐出ノズルを使用することも出来る。 (もっと読む)


【課題】紫外線硬化型インキに含まれるモノマーやオリゴマーの浸透によるブランケットの膨潤を防ぎ、その浸透によるインキのタックアップを防ぎ、インキの印刷基材への転移性を確保すると共に、ブランケットの洗浄容易性と耐用性を確保する。
【解決手段】ブランケットの表面層を多塩基性有機酸とポリオールとから成るポリエステル系ポリオールとジイソシアネートによって合成されたポリウレタンゴムによって構成する。多塩基性有機酸にはコハク酸を主成分として使用し、ポリオールにはエチレングリコールを主成分として使用し、ジイソシアネートには4−4’ジフェニルメタンジイソシアネートを主成分として使用する。コハク酸にはアジピン酸を併用することが出来、エチレングリコールにはプロピレングリコールを併用することが出来る。ポリウレタンゴムにはイオン性界面活性剤系帯電防止剤を配合するとよい。 (もっと読む)


【課題】フイルム取扱ラインを停止させることなく、フイルム取扱ラインのワークロールを手拭きによらず自動的に清掃する。
【解決手段】平板なワーク材料を取り扱う取扱ラインにおいて、ワーク材料に接触回転するワークロールに付着した塵埃等をロール清掃装置によって自動的に拭き取る。ロール清掃装置には清掃布13をロール巻きにして装着し、送出装置14から巻取装置15へと送り出される過程において、清掃布13をワークロール11の周面12に押圧し、ワークロールの周面12に付着している塵埃等を拭き取る。清掃布をワークロールの周面12に押圧する押圧装置16は、清掃布をロール周面へと押し出すパッドヘッド17と、そのパッドヘッドをロール周面へと押し出すシリンダー18と、パッドヘッドをロール周面へと導くガイド19と、シリンダーを操作する駆動装置によって構成する。 (もっと読む)


【課題】分割ロールの異常作動によってもたらされる印刷不良を最小限に抑える。
【解決手段】印刷機分割ロールの周面を構成する複数個の筒体17をそれぞれ回転可能に支持する複数個の可動部材16を支持部材15に外嵌させ、その支持部材15の軸芯10に直交する方向20に可動部材16と共に筒体を往復駆動する。ロール内部の可動部材か支持部材に、その可動部材と支持部材との相対的位置の変動を感知する作動感知センサー30を付設する。その作動感知センサーの感知信号62の変化によって筒体の作動を監視・管理する。(1) 可動部材に発信する指示信号61の周期αと作動感知センサーの発信する感知信号62の周期βとの間の周期差δ、(2) 指示信号61と感知信号62とのタイムラグ・応答時間θ、(3)指示信号61と感知信号62との異常対応が継続する異常発信回数pの何れかによって筒体(可動部材)の作動異常を判定する。 (もっと読む)


【課題】印刷機分割ロールのファンテンロールから練りロールへとインキを転送する筒体の停止や異常作動によってもたらされる印刷不良を最小限に抑える。
【解決手段】印刷機分割ロールの周面を構成する複数個の筒体17をそれぞれ回転可能に支持する複数個の可動部材16を支持部材15に外嵌させ、その支持部材15の軸芯10に直交する方向20に可動部材16と共に筒体17を往復駆動する。支持部材15には、その複数個の可動部材16を個別に駆動する複数個のシリンダー21・22を設ける。複数個のシリンダー21・22に対応させて支持部材15に複数個の歪ゲージ30を貼付し、歪ゲージ30から発信される電子信号の波形の周期(t)や振幅hの変化によって、ファンテンロール25と練りロール24の間を往復振動してインキを転送する複数個の筒体17の作動を個別に監視する。 (もっと読む)


【課題】軸芯方向への揺動速度を自由に変えることが出来る可変速式の揺動印刷ロールを得る。
【解決手段】内部空洞11を有する円筒形ロール本体12を、ベアリング14を介して支軸13に回転可能かつ支軸13の軸芯方向X−Xに摺動可能に軸承して成る揺動印刷ロール15において、支軸13の軸芯X−Xを中心に回転する立体カム16とカムフォロア17との何れか一方を支軸13に軸承され、その他方をロール本体12の内部空洞11の内周面に取り付け、支軸13に軸承された立体カム16とカムフォロア17との何れか一方を、支軸13の軸芯X−Xを中心に回転可能に軸承する。その支軸13に軸承された立体カム16とカムフォロア17との何れか一方を支軸13の軸芯X−Xを中心に回転駆動するモータ18を支軸13に設ける。 (もっと読む)


【課題】拭取ロール13と駆動ロール14と被動ロール16の点検修理を効率的に行い、その点検修理に伴う基材表面ゴミ取り装置の停台時間を短縮化する。
【解決手段】基材11の平面に付着している塵埃を粘着させて拭き取る粘着周面を有する拭取ロール13と、拭取ロール13の粘着周面12から塵埃を拭き取る清掃パッド21と、基材平面11と清掃パッド21の間で拭取ロール13を往復移動させる拭取ロール移動装置22と、基材平面11から離れて清掃パッド21に接触する部位において拭取ロール13を回転駆動する駆動ロール14を具備する基材表面ゴミ取り装置において、駆動ロール14にコロガリ接触する被動ロール16を拭取ロール13の回転軸15に軸支する。その被動ロール16の周面19を駆動ロール14の周面20に比してゴム硬度の柔らかい高分子物質で構成する。 (もっと読む)


【課題】拭取ロールを回転駆動する拭取ロール回転装置からの微塵発生を解消する。
【解決手段】搬送される基材11に接触回転して基材表面の塵埃を拭き取る粘着周面12を有する拭取ロール13と、その拭取ロール13を回転駆動する駆動ロール14を具備する基材表面ゴミ取り装置において、拭取ロールの回転軸15に被動ロール16を軸支し、駆動ロールに非接触状態に向かい合わせにし、それら被動ロールと駆動ロールの間の距離を一定に保つ。被動ロールと駆動ロールそれぞれの周面に回転方向に沿って複数個の磁性体17・18をそれぞれ付設する。被動ロールと駆動ロールの間に作用する磁性体17・18の磁力によって被動ロールを駆動ロールの回転に合わせて伴回りさせて拭取ロール13を回転駆動する。被動ロールと駆動ロールが非接触状態にあるので、それらの間で摩耗による微粉が生じることはない。 (もっと読む)


【課題】水無し印刷装置における版面のシリコン皮膜が疵付いたり剥脱することがなく、ヒッキー除去やゴースト解消に有効な印刷ロールを得る。
【解決手段】金属軸材にJIS−Aゴム硬度30度以下の硬質樹脂下層とJIS−Aゴム硬度35度以上の軟質樹脂上層11を順次積層した積層構造を成し、その軟質樹脂上層に、繊度33dtex以下の繊維片12が1〜15質量%練り込まれてロール周面13に露出している印刷ロールの繊維片のロール周面からの突出長hを100μm以下に、好ましくは、繊維片の横断面の最大寸法d以下にする。軟質樹脂上層には導電性物質を配合し、印刷ロールの表面電気抵抗値を103 Ω〜109 Ωにするとよい。導電性物質は、硬質樹脂下層、硬質樹脂下層と金属軸材の間に介在する接着剤、金属軸材と軸受の間に介在する潤滑油剤にも配合し、水無し印刷装置の版面での静電気の発生を防止するとよい。 (もっと読む)


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