説明

トクデン株式会社により出願された特許

61 - 70 / 91


【課題】ローラ内に温度センサを配置し、温度センサの検出信号を、回転トランスを介して静止側に設置した制御装置へ伝送する熱処理ローラの温度検出信号出力装置を、防爆を必要とする環境内に設置することを可能にし、その熱処理ローラの表面温度の変動に対して迅速に対応することができるようにすること。
【解決手段】回転トランスのステータ用基板15を取付けた筒状のケース20の一端の開口を、静止側の出力ケーブルを接続するケーブルグランド22を装着した軸受けフランジ21で閉塞し、他端の開口を、回転軸2に形成し、外周囲に軸方向に起立する突起2bと導線を挿通する筒状突起2cを形成した円板2aで閉塞し,筒状突起の貫通孔2cに、端部にフランジ24aを形成した温度センサから伸びる導線を内蔵するスリーブを挿入固定する。回転トランスの内部が外部に通じる隙間の全てを狭くする。 (もっと読む)


【課題】ロールシェルの表面温度の分布を一層均一化するとともに、熱媒流体の出入り口間の温度差によるロールシェルへの影響を低減すること。
【解決手段】熱媒通流路を有し、前記熱媒通流路を流れる熱媒流体により表面に当接する処理物を加熱又は奪熱処理する中空円筒状の熱媒通流ローラにおいて、ロールシェル21を、外周を構成する管21aと両端部に凸部を形成した内周を構成する管21bとを重ねた二重管構成とし、その凸部よって形成される空間を気液二相の熱媒体を封入する密閉室24とし、その密閉室24内に位置し、内周を構成する管21bの外周に沿って熱媒通流管24を螺旋状に巻回して配置する。これにより、ロールシェル21の内部表面および外部表面温度とも均一にすることができ、熱媒流体の出入り口間の温度差によるロールシェル24の熱膨張を均一化し、ローラの機械精度のくるいが小さくなる。 (もっと読む)


【課題】 深穴加工装置を用いてワークに深穴を加工する際に、ワークの加工部と加工具の間に切屑が詰まることなく、深穴の加工を円滑に行うことができる深穴加工装置の提供。
【解決手段】 気体と潤滑油を混合させて発生されたミストをワーク100の加工部と加工具との接触部に供給するミスト供給路85と、気体をミスト供給路に供給する気体供給路82とを有することにより、気体供給路82から供給される気体によりミスト供給路85のミストをワークの加工部と加工具との接触部まで確実に送出する。 (もっと読む)


【課題】熱ローラの周壁に形成した気液二相の熱媒体を注入したジャケット室の封入口を、中空内を金属薄板で二分した弁を破損することなく簡単かつ確実に閉塞することができるようにすること。
【解決手段】熱ローラ本体の周壁1内に、端部に外部と連通する封入孔3を有するジャケット室2を設け、前記封入孔3から前記ジャケット室に気液二相の熱媒体を注入したあと前記封入孔3の開口を、中空8a内を金属薄板6で仕切られその両側に前記中空8a内と連通する貫通孔8b、8cを有する弁8で閉塞する際、前記弁8を円柱状に形成し、封入孔3が開口する端面と前記弁8の端面との間にオーリング9を挿入するとともに、弁8の端面とねじ7の端面とが当接する構成とする。これにより各孔の開口角部に、締め付け力が集中しなくなり弁8の破損を防ぐ。 (もっと読む)


【課題】ローラシェルの内部に配置する誘導発熱機構をジャーナルの内周面で軸受を介して支持しても誘導発熱機構の振動を抑制することができるようにすること。
【解決手段】ローラシェルの両側に取り付けられた中空のジャーナル2内を挿通する誘導発熱機構を支持する支持ロッド8を、前記ジャーナル2の内周面で静圧気体軸受10又は磁気軸受けで空間を介して支持するとともに、その支持ロッド8のジャーナル2の内周面と対向する外周面に周方向に複数の電磁石13a〜13dとこれらの各電磁石の近傍位置にそれぞれ位置センサ14a〜14dを取付け、支持ロッド8の変位を複数の各位置センサ14a〜14dで検出し、その検出に基づいて各電磁石13a〜13dの磁力を個別に制御して支持ロッド8の変位を抑制する。 (もっと読む)


【課題】ローラシェルの内部に配置する誘導発熱機構をジャーナルの内周面で軸受を介して支持しても誘導発熱機構の振動による軸受機能の喪失を防止することができるようにすること。
【解決手段】ローラシェルの両側に取り付けられた中空のジャーナル2内を挿通する誘導発熱機構を支持する支持ロッド8の周方向の外周面上下左右の位置にそれぞれ電磁石13a〜13d取り付け、上部電磁石13aの吸引作用により、誘導発熱機構と一体化した支持ロッド8の端部を中空のジャーナル2内周面から離して支持するとともに、複数の電磁石13a〜13dそれぞれの近傍位置に配置した位置センサ14a〜14dで支持ロッド8の変位を検出し、その検出に基づいて各電磁石13a〜13dの吸引作用力を個別に制御して支持ロッド8の変位を抑制する。 (もっと読む)


【課題】 配管内を流れる流体に渦巻きを発生させ配管内の内壁近くを流れる流体と中央部を流れる流体との間に発生する境界層を確実になくすことができるようにすること。
【解決手段】 周方向に複数の凹部11aを形成した波状の凹凸を有する筒体からなり、凹部11aの端縁に略三角形状の切り越し片11bを形成し、この円筒を配管18に、切り越し片11bが配管18内を流れる流体の上流側に向けて嵌合配置し、配管18内の中央部を流れる流体を切り越し片11bによって凹部11aにねじ込み、内壁近くを流れる流体と中央部を流れる流体とを巻き込んだ渦流を発生させる。これにより配管内の境界層が薄くなり、配管内を流れる流体の均温化が図れる。 (もっと読む)


【課題】 流体を通流して加熱又は冷却するローラなどの加熱又は冷却体を備え、加熱又は冷却体内へ流入する流体の温度の検出に基づいて加熱又は冷却体の表面を所定の温度に維持してなる流体通流加熱又は冷却装置において、流体の熱量、物性値(粘度、密度等)、流速に影響されずに配管内を通流する流体の温度を簡単かつ適正に検出ができるようにすること。
【解決手段】 熱交換器8、9と加熱又は冷却体3を連結する配管10内に、配管10内の内壁近くを流れる流体と中央部を流れる流体とをかき混ぜる攪拌器11を挿入し、配管10内の内壁近くを流れる流体と中央部を流れる流体とをかき混ぜた直後の流体の温度を検出器12で検出する。この攪拌器の挿入する簡単な構成により配管内の流体温度がほぼ均一化され、流体の温度の検出が正確となる。 (もっと読む)


【課題】 熱処理ローラの表面温度の変動を±0.1℃以内とすることのできる温度検出装置を提供すること。
【解決手段】 ローラの回転側Aに、ローラの表面温度を検知する温度検知器1、温度検知器1の検知を増幅変換する信号変換回路2、信号変換回路2のアナログ出力信号をデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換器3、温度検知器1の検知特性の歪を修正し、変調するマイクロコンピュータ4、送信回路5および送信アンテナ6を配置し、固定側Bに、受信アンテナ7および受信回路8、送信されたデジタル信号を読み取るマイクロコンピュータ9、読み取ったデジタル信号をアナログ信号に変換し、温度制御装置へ送るデジタル・アナログ変換器10を配置して構成する。これにより、きわめて精度の高い温度検出信号を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 内部に流体を通流してローラなどの熱処理装置を所定の温度に加熱するための流体の加熱効率を高め、流体や発熱体のオーバーヒートをなくすることのできる流体加熱装置を提供すること。
【解決手段】 鉄心13に巻回されたコイル12を囲繞し、コイル12に印加する電圧で発熱する筒状の発熱体11であって、前記発熱体11の肉厚部に、加熱する流体を通流する複数の長手方向に伸びる貫通孔11aと、筒状の発熱体11の肉厚内に長手方向に伸び、内部に気液二相の熱媒体を封入する密閉室11cを形成し、発熱体11の発熱を、貫通孔11aを通流する流体に伝達する。従って、流体と発熱体との伝熱面積が大きくなり、また、密閉室11c内の気液二相の熱媒体の潜熱移動により筒状の発熱体11が均温となり、筒状の発熱体11の平均温度を高く設定することができ、高温での使用および高効率で加熱することができる。 (もっと読む)


61 - 70 / 91