説明

トリニティ工業株式会社により出願された特許

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【課題】塗装境界線のばらつきを抑えることが可能な電着塗装装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の電着塗装装置10によれば、旋回流となって流れる電着塗料液に対する電磁コイルWの相対移動方向の前方に、液面カバー部材30が配置され、その液面カバー部材30が、電着塗料液の液面に宛われて波の発生を抑制する。即ち、電着塗料液の液面と電磁コイルWとが交差した喫水線の上下の変動を抑えることができるから、塗装境界線L1のばらつきを抑えることができる。また、液面カバー部材30の前端部に波押さえ傾斜部30Aを備えたことで、液面カバー部材30が電着塗料液の液面下に潜らないようにすることができる。 (もっと読む)


【課題】塗膜における凹凸欠陥の発生を防止することが可能な塗料固化方法及びコイル製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の塗料固化方法は、電磁コイルWを、電磁コイルWの銅線よりも電気抵抗の大きいチャック治具31,31にて把持しておき、チャック治具31,31を誘導加熱してそのチャック治具31,31からの伝熱で電磁コイルWを発熱させる。これにより、電磁コイルWの表面の塗料を内側から加熱して固化させることができ、電磁コイルWに対して、凹凸欠陥のない高品質の絶縁被膜を形成することができる。また、前段加熱エリアAR1で塗料を内側から加熱した後で、後段加熱エリアAR2で塗料を外側から加熱するので、塗料の完全固化までに要する時間を短縮することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】従来よりコンパクト化することが可能な浸漬装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の電着処理装置10は、ワークWに電着被膜を形成するための表面の電着塗料を貯留した円形の電着処理槽11と、電着処理槽11内の電着塗料を一方向に旋回させる起流ポンプ15と、ワークWを吊り下げて、電着塗料に浸した状態に保持するワーク治具20と、電着塗料中の異物を取り除くためのフィルタ16とを備えている。電着処理槽11を円形にしたことで電着処理装置10が従来よりもコンパクト化され、設置の自由度が向上する。 (もっと読む)


【課題】ゴミの付着による塗膜欠陥を防止することが可能な塗料固化方法及びコイル製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の塗料固化方法によれば、電磁コイルWをその巻回軸方向から見たときの輪郭部分に対して隙間を開けて隣接した溝形発熱体35の内側面からの放射熱で、塗料を加熱することができるから、ゴミの付着による塗膜欠陥を防止することができ、塗膜欠陥の無い高品質な絶縁被膜を電磁コイルWに形成することができる。 (もっと読む)


【課題】コイルの表面を覆った塗料をムラ無く均一に加熱することが可能なコイル製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の塗料固化方法によれば、電磁コイルWに交流電流を通電するとインピーダンスによって電磁コイルWが自己発熱するので、電磁コイルWを覆った塗料をムラ無く均一に加熱することができる。これにより、電気特性の安定した電磁コイルWを製造することができる。また、塗料を内側から加熱することで、塗料の水分や溶剤を未固化状態の塗料の外面から揮散させ、その後、塗料を外側から加熱するので、絶縁被膜の表面に気泡状の膨らみやクレーター状の凹みが残ることを防止することができる。また、電磁コイルWの自己発熱だけで固化させる場合に比べて、塗料の完全固化までに要する時間を短縮することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】適正な照射条件によってレーザを部品表面に照射して、描画不良のない正確な絵柄を加飾することができる部品の加飾装置を提供すること。
【解決手段】加飾装置10は、レーザ照射装置13とそのレーザ照射装置13を制御するための制御装置14とを備え、自動車用加飾部品1の表面に絵柄を加飾する。制御装置14のメモリ32には、クリアコート層の材料についてレーザ照射による状態変化を示す状態変化データが記憶されている。制御装置14のCPU31は、照射パラメータと柄データとに基づいて描画領域におけるレーザ積算熱量を算出する。CPU31は、状態変化データとレーザ積算熱量のデータとに基づいて、絵柄の描画不良が発生する不良部位を導き、その不良部位に対応する照射パラメータを補正する。 (もっと読む)


【課題】絵柄に応じた適正な照射条件によってレーザを照射して部品表面の状態を変化させ、外観品質を高めることができる部品の加飾装置を提供すること。
【解決手段】部品の加飾装置10は、レーザ照射装置13と、レーザ照射装置13を制御するための制御装置14とを備える。制御装置14のメモリ32には、絵柄を示す柄データが記憶されるとともに、絵柄を構成する下地の色毎にレーザ照射による状態変化を示す状態変化データが記憶される。制御装置のCPU31は、メモリ32に記憶された柄データと状態変化データとに基づいて、絵柄の色分布に応じたレーザLの照射パラメータを設定し、その照射パラメータに基づいてレーザ照射装置13を制御する。 (もっと読む)


【課題】レーザー加工時にワークから発生する塵埃及び煙をエア吸引装置によって確実に吸引することにより、ワークへの塵埃及び煙の付着を防止することができるレーザー加工装置を提供すること。
【解決手段】レーザー加工装置20は、支持手段30、レーザー照射装置40、エア噴出装置50及びエア吸引装置60を備える。支持手段30は、ワーク2の下方に位置してワーク2を支持するとともに、吸引口35を有する。レーザー照射装置40は、ワーク2に対してレーザーL1を照射する。エア噴出装置50は、支持手段30の上方に設置され、ワーク2に対してエアA1を噴出させる。エア吸引装置60は、レーザー加工時にワーク2から発生する塵埃及び煙をエアA1とともに吸引口35を介してワーク2の下方から吸引する。 (もっと読む)


【課題】安価な構成で塗料の定量供給を確実に行うことができる塗料充填装置を提供すること。
【解決手段】塗料充填装置1は、塗料バッグ12内への塗料充填時に塗料カートリッジ2から排出される塗料押出液L1を一旦蓄えるリザーバータンク4を備える。リザーバータンク4内に蓄えられる塗料押出液L1の液面の位置が光電センサ33,34によって検出される。制御装置6は、光電センサ33,34により検出した液面の位置に基づいて、塗料カートリッジ2内の塗料押出液L1の液量を監視することで、塗料バッグ12への塗料P1の充填量を制御する。 (もっと読む)


【課題】従来よりランニングコストを低減可能な塗料回収システム及び塗料回収方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の塗料回収システム10は、塗装ブース80の下端部に備えたブース床81に対して相対移動するスクレイパー40,40を備えると共に、ブース床81をジェルJで覆い、そのジェルJ上に溜まった塗料をスクレイパー40,40で掻き集めて塗装ブース80内に備えた塗料回収口88Hへと排出するようにした。本発明によれば、ジェルJに含まれる油分又は水分により塗料の固化を防ぎ、塗料がブース床81に固着しなくなる。また、ジェルJ上に溜まった塗料をスクレイパー40で掻き集めて塗料回収口88Hへと排出するので、塗料回収口88Hに排出される塗料含有ジェル中のジェルJの割合が、従来の塗料含有排水中の水の割合に比べて極めて小さい割合に抑えられる。 (もっと読む)


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