説明

ヒゲタ醤油株式会社により出願された特許

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【課題】グラム陽性菌、特にはブレビバチルス属細菌へのDNAの導入(形質転換)方法であって、エレクトロポレーターなどの高価な機器がない環境でも実施可能で、かつ、エレクトロポレーション法と同等以上の実用的な形質転換頻度を実現する方法を提供し、又は、従来のTris−PEG法よりも簡便且つ効率的な方法を提供する。
【解決手段】グラム陽性菌を緩衝液で処理しコンピテントセル化した後、緩衝液中で該グラム陽性菌にDNAを導入する方法において、DNA導入処理時の緩衝液中に、該グラム陽性菌、ポリエチレングリコール、導入するDNAとともに、緩衝液を構成している塩類を除いたものの濃度として0.05M〜0.20Mとなるように無機塩類及び/又は有機塩類を含有させることで、グラム陽性菌の形質転換頻度を劇的に向上させる。 (もっと読む)


【課題】調味料の食品製造や、消化剤等の医薬品製造、洗剤用の蛋白質加水分解酵素生産等において、固体培地培養及び液体培地培養での麹菌の蛋白質加水分解酵素活性を向上させる。
【解決手段】麹菌蛋白質加水分解酵素の分泌を増大する機能を有する組換えベクター、該ベクターによって形質転換された麹菌により蛋白質加水分解酵素遺伝子発現・分泌が亢進した麹菌、形質転換された麹菌による蛋白質加水分解酵素生産方法等を提供する。 (もっと読む)


【課題】固体培地培養及び液体培地培養での麹菌分生子形成数を増大させる。
【解決手段】アスペルギルス・オリゼ由来の特定の塩基配列からなるDNA、該DNAにコードされる蛋白質、該DNAを含み、麹菌分生子形成を増大する機能を有する組換えベクター、該ベクターによって形質転換された麹菌、 該遺伝子又は蛋白質の発現量が増大することによって、麹菌分生子形成が増大されていることを特徴とする麹菌、及び、該組換えベクターにより形質導入又は形質転換され、親株と比較して麹菌分生子形成が増大されていることを特徴とする麹菌。 (もっと読む)


【課題】調味料の食品製造や、消化剤等の医薬品製造、洗剤用の蛋白質加水分解酵素生産等において、固体培地培養及び液体培地培養での麹菌の蛋白質加水分解酵素活性を向上させる。
【解決手段】麹菌蛋白質加水分解酵素の分泌を増大する機能を有する組換えベクター、該ベクターによって形質転換された麹菌により蛋白質加水分解酵素遺伝子発現・分泌が亢進した麹菌、形質転換された麹菌による蛋白質加水分解酵素生産方法等を提供する。 (もっと読む)


【課題】 融合タンパク質発現法における連結相手(融合パートナータンパク質をコードするDNA断片)として利用可能な新規DNAの開発。
【解決手段】 TNF−α発現用ベクターで形質転換したBrevibacillus choshinensisの培養上清から分離した分子量45kDaの新規タンパク質(P45タンパク質)をコードする遺伝子は、組換えタンパク質生産において、目的タンパク質の上流に連結することにより、従来発現されなかったりあるいは発現量が低かった目的タンパク質遺伝子の発現を高め、目的タンパク質の生産を顕著に高めることができる。 (もっと読む)


【課題】組換えタンパク質生産、好ましくはBrevibacillus属細菌を宿主細胞に用いた組換えタンパク質生産において利用可能なプロモーター活性を有する新規DNAの開発。
【解決手段】Brevibacillus choshinensisの液体培地での培養の際に分泌される分子量22kDの機能未知の新規タンパク質P22から、そのプロモーター領域(P22プロモーター)を分離したところ、P22プロモーターは新規であって高いプロモーター活性を有することを見いだした。 (もっと読む)


ブレビバチルス・チョウシネンシス(brevibacillus choshinensis)は、細胞外へのタンパク質分解活性が著しく低く、なおかつタンパク質の分泌生産性にもすぐれた特性を有しているが、細胞外のタンパク質分解活性を更に低減することが希求されているだけでなく、細胞内のタンパク質分解活性の低減も希求されている。また、一方タンパク質医薬品等の宿主として本菌を利用する場合、胞子を形成せず、殺菌処理が容易に実施されることも希求されている。
胞子形成関連遺伝子の不活化、並びに、細胞外及び細胞内のタンパク質分解酵素遺伝子のクローニング及び不活化により上記課題を解決した。 (もっと読む)


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