説明

ミヨシ油脂株式会社により出願された特許

61 - 70 / 120


【課題】熟成チーズは淡泊な味わいの非熟成チーズに比べて、コクのある深い味わいと独特の豊かな風味を有するが、熟成工程を経ない非熟成チーズに比べて製造に時間がかかり、しかも一般に硬質ないし半硬質であるため他の食材へ混合したり、パン等への塗布する際の取り扱い性が悪かった。本発明は熟成チーズ様の風味、味を有していながら非熟成チーズのようなスプレッド性を有するチーズ食品を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のチーズ食品は、非熟成チーズ中に、乳由来の油脂を酵素で分解した油脂酵素分解物及びカゼイ酵素分解物を含むことを特徴とする。本発明において油脂酵素分解物を0.05〜5.0重量%、カゼイン酵素分解物を0.05〜7.5重量%含有するものが好ましく、乳由来の油脂酵素分解物は酸価8〜150に油脂を分解したものが好ましく、カゼイン酵素分解物は平均分子量250〜800のものが好ましい。 (もっと読む)


【課題】パルプや紙の製造工程において、パルプスラリー中のピッチ分散性に優れるとともにピッチを紙に取り込む作用に優れ、凝集したピッチが機械装置類やフェルトに付着するのを防止でき、また消泡剤、サイズ剤、湿潤紙力剤等のアニオン系薬剤と反応して凝集することがなく、アニオン系薬剤を併用した場合でもピッチ障害を生じる虞のない低起泡性ピッチ付着防止剤を提供する。
【解決手段】(A)成分としてアルキレンポリアミンとアクリル酸誘導体との付加縮合物の塩、(B)成分としてポリオキシアルキレンアルキルエーテル、(C)成分としてポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールとを含み、(A)成分1重量部当たり、(B)成分0.05〜20重量部、(C)成分0.05〜20重量部を含有することを特徴とするピッチ付着防止剤。 (もっと読む)


【課題】軽くボリューム感があり、ソフトで口溶けが良く、しとり感に優れた食感、良好な白さを有し、チルド温度で保存した際の老化や乾きのない卵白ケーキを得ることができる卵白ケーキ組成物を提供する。また生地粘度が低く水分含有量の多いロールケーキに利用する場合であっても、ボリューム感のあるケーキを得ることができる卵白ケーキ組成物を提供する。
【解決手段】本発明の卵白ケーキ組成物は、食用油脂、粉末化基材、乳化剤としてポリグリセリン縮合リシノール酸エステル及びグリセリン有機酸脂肪酸エステルを含むO/W型エマルションを乾燥粉末化した粉末油脂を、卵白、穀粉を主原料とする卵白ケーキ生地中に含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粉末化特性、粉体安定性に優れ、また再溶解性、生地への分散性が良く、しとり感、歯切れ感の良いパンを得ることができ、しかも焼成したパンを電子レンジで再加熱してもぱさついたり、硬く歯切れが悪くなる虞がなく、また冷凍保存したパン生地を焼成した場合でも膨らみの良いパンを得ることができる製パン用粉末油脂を提供する。
【解決手段】本発明の製パン用粉末油脂は、食用油脂、粉末化基材として重合度2〜4のマルトオリゴ糖及びラクトース、乳化剤としてポリグリセリン縮合リシノール酸エステル及びグリセリン有機酸脂肪酸エステルを含むO/W型エマルションを乾燥粉末化したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】食品等を冷凍した際の凍結濃縮を防止することができる不凍活性剤として、従来、魚類や野菜類から抽出されたものが知られているが、従来の不凍活性剤は熱に弱く、加熱によって著しく不凍活性が低下するため、加熱処理を必須とする食品等へ利用することが困難であった。本発明は安価に提供され、加熱によって不凍活性が低下することのない不凍活性剤の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の不凍活性剤の製造方法は、海棲軟体動物の内臓に緩衝液を加えて抽出処理を行った後、抽出液を分子量分画して分子量10000以上の画分を回収することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】生地への分散性に優れ、食感、風味、しとり感に優れた焼成食品を得ることができる。また本発明の粉末油脂は、安価な蛋白質等の粉末化基材を用いた場合でも、酸性下での安定性に優れ酸性食品への添加が可能な粉末油脂を提供する。
【解決手段】 本発明の粉末油脂は、食用油脂、粉末化基材、乳化剤としてポリグリセリン縮合リシノール酸エステル及びグリセリン有機酸脂肪酸エステルを含むO/W型エマルションを乾燥粉末化したことを特徴とする。本発明の粉末油脂は、ポリグリセリン縮合リシノール酸エステル0.1〜10.0重量%、グリセリン有機酸脂肪酸エステル0.01〜10.0重量%含有することが好ましく、グリセリン有機酸脂肪酸エステルを構成する有機酸がジアセチル酒石酸であるものが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来、食品にチーズ風味を付与するために、天然チーズを添加したりレンネットカゼインを用いたチーズ様食品が用いられているが、十分なチーズ風味を付与することが困難であるため香料が併用されていたが、香料を使用するとチーズ本来の風味とはかけ離れた製品となってしまうという欠点があった。本発明は、優れたチーズ風味を有するチーズ様呈味食品を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のチーズ様呈味食品は、食品中に、乳由来の油脂を酵素分解した油脂酵素分解物、カゼイン酵素分解物及び9重量%以下の発酵乳を含むことを特徴とする。本発明において油脂酵素分解物としては、酸価8〜150に乳由来の油脂を分解したものが好ましく、カゼイン酵素分解物としては平均分子量250〜800の分解物が好ましい。 (もっと読む)


【課題】紙類のコスト低減化、印刷適正向上、高級なボリューム感付与等の目的で、紙類の密度を低下させて嵩を高めるため、抄紙時に紙密度調整剤を添加する方法が採用されているが、従来の紙密度調整剤は紙類の嵩を高める効果が不十分であったり、サイズ度や紙力を低下させる等の問題があった。本発明は、抄紙工程において古紙パルプ使用量が増加したり、抄紙工程のクローズド化によってアニオントラッシュが増加した場合でも、紙力やサイズ度の低下を抑制し、嵩高で低密度の紙類を得ることのできる紙密度調整剤を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の紙密度調整剤は、一級あるいは二級アミンの窒素に、総炭素数10〜22のアルキレンオキシドが付加したヒドロキシアミン誘導体、或いはこれに更に炭素数2〜4のアルキレンオキシドが付加した化合物の、リンゴ酸及び/又は乳酸塩よりなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ヨモギの繊維分を色素分から分離することにより、鮮緑色が長期間に亘って維持されるとともに、ヨモギが持つ薬効成分等の有効成分も保持されたヨモギ粉末を得ることのできるヨモギ粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のヨモギ粉末の製造方法は、ヨモギ緑葉をpH10以上の焼成カルシウムアルカリ水溶液中で煮沸する工程、煮沸したヨモギをpH10未満の焼成カルシウムアルカリ水溶液で洗浄、冷却する工程、乾燥する工程、乾燥させたヨモギを叩き粉砕して繊維分を分離して粉末を回収する工程とからなることを特徴とする。本発明方法において、叩き粉砕はハンマーミルで行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】光照射によって抗菌性が高められ、抗菌性金属を担持した従来の抗菌性樹脂と抗菌性金属の担持量が同じであっても、更に優れた抗菌性が発揮され、しかも優れた抗菌性が長期間持続する光触媒活性を有する抗菌剤を提供する。
【解決手段】本発明の光触媒活性を有する抗菌剤は、キレート形成能を有する化合物のキレート形成基に抗菌性金属が担持された後、酸性下で熱処理されていることを特徴とする。本発明の抗菌性樹脂は、抗菌性金属として銀が担持されているものが好ましい。また熱処理を250℃以下で行われたものが好ましい。 (もっと読む)


61 - 70 / 120