説明

ローランド株式会社により出願された特許

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【課題】主要音に、不要音(例えば、かぶり音や残響音)が混ざった混合音から、主要音を好適に抽出し得る音信号処理装置を提供すること。
【解決手段】本発明の音信号処理装置によれば、第1の音と第2の音とを含む混合音の時間領域の信号である混合音信号と、少なくとも第2の音に相当する音を含む音の時間領域の信号である対象音信号とからなる2つの信号であって、全てまたは一部が時間的な相関関係を有する前記2つの信号をそれぞれ複数の周波数帯域に分割し、各周波数毎に算出した2つの信号のレベル比に基づき、混合音信号に含まれている第1の音の信号を抽出する。これは、周波数特性やレベル比に注目して、混合音から第1の音を抽出するものであるので、擬似的に生成した波形の時間軸上での差し引きや、逆相波との空間合成による打ち消しを伴わず、第1の音を容易に良好な音質で抽出できる。 (もっと読む)


【課題】操作する際の音の発生を抑制できるペダル装置を提供する。
【解決手段】本体部10の立設部12とペダル20の第2ベルト固着部21aとが弾性材料から構成されるベルト部材によって連結されるので、演奏者によりペダル20の踏み込み部21が踏み込まれると、ベルト部材30がペダル20に引っ張られることで弛緩状態から弾性変形されつつ緊張されて直線状に変位し、その状態からさらにペダル20が踏み込まれると、ベルト部材30の引張力によってペダル20の変位が規制される。よって、ペダル20の変位をベルト部材30の引張力により規制することができるので、従来のような、物体同士を衝突させることでペダル20の変位を規制することにより生じる打撃音の発生を回避でき、ペダル装置100を操作する際の音の発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】設置に必要なスペースを小さくできる打楽器を提供すること。
【解決手段】第1上方張架部材21a又は第2上方張架部材21b及び下方張架部材22に打面とされるベルト部材30が張架され、打撃する際の打面の沈みこみや跳ね返りをベルト部材30の弾性力を利用して表現することで、アコースティックの打楽器と同様のテンション感を再現することができる。また、ベルト部材30が帯状に形成されることで、打面が円形状に構成される場合と比べて、打面の幅方向の寸法を小さくできる。従って、電子打楽器100全体を小型化することができるので、電子打楽器100の設置に必要なスペースを小さくできる。 (もっと読む)


【課題】ヘッドが打撃されてからヘッドの振動が検出されるまでのタイムラグを小さくできると共に、ヘッドの状態によらず打撃力に応じた振動を安定的に検出できる打楽器用打撃検出装置を提供すること。
【解決手段】打撃部材30が振動センサ37を備えているので、バスドラムのヘッドを打撃する際に生じる打撃部材30の振動を振動センサ37により検出できる。よって、打撃部材30とヘッドとの打撃位置から振動センサ37までの距離を近接させることができるので、ヘッドが打撃されてから振動センサ37が振動を検出するまでのタイムラグを小さくすることができる。また、振動センサ37は、ヘッドを打撃する打撃部材30の振動を検出するので、ヘッドのテンションや材質により振動センサ37が検出する振動への影響を抑制できるので、打撃力に応じた振動を安定的に検出できる。 (もっと読む)


【課題】商用交流電源から電子機器への電力供給をオン又はオフするために使用者が操作するスイッチ部品として、各国の安全規格を満たさないスイッチ部品であっても自在に利用可能な電子スイッチ装置を提供すること。
【解決手段】本発明によれば、発振手段が、操作スイッチにより二次側コイルの両端が開放されると発振し、該二次側コイルの両端が短絡されると、一次側コイルのインダクタ値の減少に起因し発振が停止するので、二次側コイルの両端の状態が発振手段からの出力の出力態様に反映される。よって、かかる出力態様に基づくことにより、電力供給路の導通又は遮断を操作スイッチの操作状態に応じて行うことができる。ここで、操作スイッチが接続される二次側コイルは、一次側コイルに対して絶縁されているので、各国の安全規格を満たさないスイッチ部品を操作スイッチとして使用したとしても、操作スイッチを操作する使用者の安全を確保できる。 (もっと読む)


【課題】所望に応じた自然なエンベロープ波形を発生させることができるエンベロープ発生装置を提供すること。
【解決手段】本発明のエンベロープ発生装置によれば、エンベロープ波形を発生させるために目標値設定手段により設定される各段の目標値のうち、少なくとも1の段に対する目標値が、発生されるエンベロープ波形における所定時期の値に基づいて決まる値に設定される。このように、目標値を、エンベロープ波形における所定時期の値に基づいて決めることができるので、例えば、リリース部が多段化されている音量のエンベロープ波形を発生する場合に、消音指示の入力タイミングに応じて音量が一時的に増加することを防止することができ、その際には、データの読み飛ばし等を伴わないので、所望に応じた自然なエンベロープ波形を生成できる。 (もっと読む)


【課題】無信号入力時の消費電力を低減可能なデジタルアンプを提供すること。
【解決手段】信号を増幅するデジタルアンプは、スイッチング動作を行うことによって当該デジタルアンプに入力された信号を増幅するスイッチング部と、スイッチング部をオンオフ駆動する駆動部と、当該デジタルアンプへの入力信号の有無を検出する入力信号検出部と、当該デジタルアンプが無信号入力状態から信号入力状態となり、入力信号検出部が当該デジタルアンプへの入力信号を検出すると、駆動部の駆動を開始してスイッチング部がスイッチング動作を開始するよう制御し、当該デジタルアンプが信号入力状態から無信号入力状態となり、入力信号検出部が当該デジタルアンプへの入力信号を検出しないと、駆動部の駆動を停止してスイッチング部がスイッチング動作を停止するよう制御する第1制御部とを備える。 (もっと読む)


【課題】アコースティックピアノのダンパーペダルと同様の操作感覚を実現しつつも、小型化を図ることができる電子鍵盤楽器のペダル装置を提供すること。
【解決手段】ペダル装置1は、第1ばね50が、第3ペダル40のシャーシ10に支持される支持位置よりも演奏者によって踏み込み操作される操作位置側に配設され、支持位置よりも操作位置側において第1の反力が第3ペダル40に付与されると共に、第2反力付与機構42が、第1ばね50よりも第3ペダル40の操作位置側に配設され、第1ばね50の配設位置よりも操作位置側において第2の反力が第3ペダル40に付与されるので、その位置を第3ペダル40の支持位置から遠く且つ操作位置に近くして、第2反力付与機構42に必要な弾性力を小さくできる。これにより、第2反力付与機構42を小型化して、ペダル装置1の小型化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】出力電流の過電流及び共振電流の検出時間を短くするとともに、出力の停止を最小限にし、より適切な電流制御動作を可能にする。
【解決手段】デジタルアンプは、スイッチング素子Q1、Q2の出力部において、出力電流における所定値以上の過電流を検出する過電流検出回路19と、過電流検出信号の位相を進める進相回路22と、出力フィルタ15において共振が発生した際の出力電流に関する所定値以上の共振電流を検出する共振電流検出回路21とを有する。駆動回路12は、過電流検出信号または共振電流検出信号に基づき、出力電流の異常状態が検出された場合に、駆動信号をオフしてスイッチング素子Q1、Q2のスイッチング動作を停止させることで、電流制限動作を行う。 (もっと読む)


【課題】起動時にブートストラップコンデンサの充電を簡単な制御で確実に行うデジタルアンプを提供すること。
【解決手段】デジタルアンプは、直列接続された2つのスイッチング部と、所定電圧の電源供給により動作して一方のスイッチング部を駆動する第1駆動部と、所定電圧より高い電圧の電源供給によって動作して他方のスイッチング部を駆動する第2駆動部とを有し、2つのスイッチング部を交互にオンオフすることによってデジタルパルス信号を増幅する増幅部と、第2駆動部に供給する電源をブートストラップするブートストラップコンデンサと、ブートストラップコンデンサの充電を制御するブートストラップ制御部とを備える。ブートストラップ制御部は、所定電圧にブートストラップコンデンサの出力電圧を加えたブート電圧が所定値未満であれば、ブートストラップコンデンサの充電を行う。 (もっと読む)


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