説明

阿波製紙株式会社により出願された特許

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【課題】脱水や脱泡のためにコンクリート型枠に貼り付けて使用される内張シートであって、可搬性に優れると共に皺が付かないように容易に貼り付けることのできる内張シートを提供する。
【解決手段】本実施形態に係る型枠パネルの内面に貼り付けて使用されるコンクリート型枠用内張シート10は、水や空気を通すがコンクリート粒子を通さない多孔性の不織布シート15と、自立可能な剛性を有する細かい網目状のネット12と、を備え、不織布シート15とネット12とを貼り合わせて構成される。また、不織布シート15は、合成樹脂繊維を湿式法により抄造することで製造されたシートである。また、ネット12は、不織布シート15の合成樹脂材料の融点よりも低い融点の合成樹脂材料から製造される。 (もっと読む)


【課題】耐折曲強度を向上すると共に、簡単に種々の形状に加工しながら、熱伝導率を高くし、また振動に対する強度を向上する放熱シートの製造方法を提供する。
【解決手段】繊維と熱伝導粉末とを水に懸濁して抄紙用スラリーとし、この抄紙用スラリーを湿式抄紙してシート状とする。また、抄紙用スラリーに、叩解して表面に無数の微細繊維を設けてなる叩解パルプと、叩解されない非叩解繊維とを懸濁し、この叩解パルプと非叩解繊維とでもって、抄紙用スラリーに懸濁してなる熱伝導粉末を繊維に結合してシート状に抄紙し、抄紙して得られる抄紙シートを熱プレスする。 (もっと読む)


【課題】複数のプリプレグを積層する状態において層間の強度を著しく向上する。
【解決手段】プリプレグの製造方法は、高強度繊維を繊維基材とするシート加工工程と、繊維基材にプラスチックを含浸させる含浸工程とからなる。シート加工工程は、高強度繊維を湿式抄紙して抄紙シートに加工する抄紙工程と、抄紙シートの高強度繊維をバインダー繊維で結合して繊維基材とする結合工程とからなる。抄紙工程は、熱可塑性樹脂あるいは湿熱溶融型樹脂からなるバインダー繊維を高強度繊維に加えて分散液に添加し、この分散液をメッシュコンベアの抄紙面に吸引して高強度繊維をX軸方向とY軸方向とZ軸方向とに配向させてシート状に加工する。結合工程は、抄紙シートを加熱してバインダー繊維を溶融させて高強度繊維をX軸方向とY軸方向とZ軸方向とに配向させた状態で結合する。含浸工程は、繊維基材の隙間に、未硬化状態にある熱硬化性樹脂を含む状態で含浸させる。 (もっと読む)


【課題】支持する平面をハニカム構造体を構成する六角形の開口縁でライン状に支持する。
【解決手段】ハニカム構造体は、両面にハニカム形状の開口縁を有し、この開口縁は、互いに平行に配置している平行縁3をジグザグ状の山形縁4で連結する形状として六角形のハニカム形状を形成している。ハニカム構造体は、対向するふたつの平行縁3の内側に、平行縁3から中央に向かって下り勾配に傾斜する2傾斜面1を連結して、2傾斜面1の中央の底ラインで反対面にあるハニカム形状の開口縁の平行縁3を形成している。さらに、ハニカム構造体は、対向する平行縁3に連結してなる山形縁4を、三角形2Xを外周縁で連結してなる四面体であるテトラキューブ2の境界縁2aで形成しており、このテトラキューブ2の他の境界縁2b、2cは、2傾斜面1とテトラキューブ2との境界と、隣接するテトラキューブ2との境界にあって、山形縁4に沿って配列している。 (もっと読む)


【課題】支持体の坪量を軽くして薄くしながら、接着面に膜を形成する状態で、幅方向の湾曲を抑制して、製造ラインにおける不具合を低減する。接着面に膜が形成された状態で、膜の収縮によって筒状にカールされるのを有効に防止して、製造ラインの次工程における不具合を解消する。
【解決手段】膜の支持体は、接着面12に膜2が付着される支持体であって、繊維を立体的に集合してなる複数の不織布シート1を積層すると共に、加熱加圧処理によって、不織布シート1の繊維を結合してシート状としている。支持体は、幅方向の引張強度(f1)に対する長さ方向の引張強度(f2)の比率(f2/f1)である引張強度の縦横比(k)が異なる複数の不織布シート1を積層しており、加熱加圧処理された状態において、膜2の接着面12を幅方向に、中央凸に湾曲させている。 (もっと読む)


【課題】放熱フィンの放熱面積を大きくして優れた放熱特性を実現しながら、極めて軽くする。安価に多量生産できる紙シートの放熱器を提供する。
【解決手段】紙シートの放熱器は、放熱フィン1を熱伝導部2に固定している。放熱フィン1は、繊維に熱伝導粉末を添加してなる湿式抄紙の紙シート3で構成している。紙シート3は、折曲ライン4で折曲して、折曲ライン4を境界として放熱フィン1と固定紙シート部6とに区画している。放熱器は、紙シート3の固定紙シート部6を熱伝導部2に熱結合状態に固定して、熱伝導部2の熱を固定紙シート部6から放熱フィン1に熱伝導して放熱している。 (もっと読む)


【課題】放熱フィンの放熱面積を大きくして優れた放熱特性を実現しながら、極めて軽くする。安価に多量生産できる紙シートの放熱器を提供する。
【解決手段】紙シートの放熱器は、折曲加工してなる放熱フィン1を熱伝導部2に固定している。紙シートの放熱器は、放熱フィン1が、繊維に熱伝導粉末を添加してなる湿式抄紙の紙シート3で、この放熱フィン1をジグザグ状に折曲加工して熱伝導部2に熱結合状態に固定している。 (もっと読む)


【課題】耐熱強度や難燃性を損なうことなく、さらに、発火温度の低下を招くことなく、塩化ビニルバインダー、酢酸ビニルホットメルト剤を他材料に代替する。
【解決手段】自動車用の耐熱コルゲートチューブに使用されるホットメルト剤コーティング無機質紙は、無機質紙にホットメルト剤をコーティングしている。無機質紙は、有機パルプ2重量%〜30重量%と、有機繊維3重量%〜30重量%と、無機繊維0.5重量%〜15重量%と、全体の20重量%以上の水酸化アルミニウムを含む無機粉体20重量%〜75重量%と、ポリアクリル酸エステル系とウレタン系とポリエステル系のいずれかからなるバインダー樹脂3重量%〜15重量%を定着担持してなるシート状材としている。さらに、ホットメルト剤コーティング無機質紙は、ホットメルト剤を、アクリル系とウレタン系とポリエステル系のいずれかのホットメルト剤としている。 (もっと読む)


【課題】耐折曲強度を向上すると共に、簡単に種々の形状に加工しながら、熱伝導率を高くする。また振動に対する強度を向上する。
【解決手段】
放熱シートの製造方法は、繊維と熱伝導粉末とを水に懸濁して抄紙用スラリーとし、この抄紙用スラリーを湿式抄紙してシート状とする。さらに、放熱シートの製造方法は、抄紙用スラリーに、叩解して表面に無数の微細繊維を設けてなる叩解パルプと、叩解されない非叩解繊維とを懸濁し、この叩解パルプと非叩解繊維とでもって、抄紙用スラリーに懸濁してなる熱伝導粉末を繊維に結合してシート状に抄紙することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】吸引パイプを簡単な構造としながら、多数の中空フィルターシートを狭い間隔で積層して濾過面積を大きくする。
【解決手段】濾過装置は、吸引パイプ3を介して、複数枚の中空フィルターシート1の中空部10を吸引して、中空フィルターシート1に液体を透過させて濾過する。吸引パイプ3は、軸方向に伸びるスリット状の吸引穴4を貫通して設けている。各々の中空フィルターシート1は、吸引パイプ3を挿通する貫通孔2を設けており、貫通孔2に吸引パイプ3を挿通して、複数枚の中空フィルターシート1を積層状態に吸引パイプ3に連結している。吸引パイプ3に挿通して積層している中空フィルターシート1の間には、リング状パッキン5を挟着している。リング状パッキン5は、中空フィルターシート1と吸引パイプ3との隙間を水密構造に密閉し、かつ、隣接する中空フィルターシート1の間に開口される吸引パイプ3の吸引穴4を水密状態に閉塞している。 (もっと読む)


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