説明

愛知県により出願された特許

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【課題】プレス加工せず低い嵩密度でも良好な断熱性及び吸音性を有する植物系マット材を提供する。
【解決手段】植物系の薄片と、芯部と該芯部よりも融点が低い鞘部とからなる芯鞘型繊維とを含む。芯鞘型繊維の鞘部をバインダーとして薄片が芯部と接着されている。マット材の嵩密度は、0.02〜0.1g/cm3である。芯鞘型繊維の配合割合はマット材全量基準で4〜10重量%とし、さらにマット材全量基準で40重量%以下植物系の繊維を混合すると好ましい。これら薄片と、芯鞘型繊維と、必要に応じて植物系の繊維とを混合し、該混合物をプレスすることなく鞘部を熱溶融することで得られる。 (もっと読む)


【課題】親水性物質の吸着能力に優れた酸化チタン/層状複水酸化物複合体を提供する。
【解決手段】本発明の酸化チタン/層状複水酸化物複合体は、層状複水酸化物の層間に酸化チタンが挿入されている。このような酸化チタン/層状複水酸化物複合体は、(1)層状複水酸化物の層間に存在する炭酸イオンを除去する脱炭酸工程と、(2)炭酸イオンの一部又は全部が除去された層状複水酸化物(該層状複水酸化物の加熱焼成された脱炭酸酸化物を含む)とペルオキソチタン溶液とを混合して層状複水酸化物の層間に酸化チタンを挿入させて酸化チタン/層状複水酸化物複合体とするインターカレーション工程とを行うことによって得られる。 (もっと読む)


【課題】ケラチン含有物質の還元塩析工程で不具合を生じさせることなく、安定して強度の高い還元塩析ケラチン繊維を安価かつ容易に製造することが可能な還元塩析ケラチン繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る還元塩析ケラチンの製造方法においては、タンパク質変性剤、界面活性剤および第三級ホスフィン化合物を加えた水溶液中でケラチン含有物質を還元処理する際に、界面活性剤の量が、ケラチン含有物質の質量に対して60質量%以上100質量%以下に調整される。また、還元ケラチンを含む水溶液に無機塩を添加してケラチンを塩析させる際に、ケラチン水溶液に加える無機塩あるいは無機塩の水溶液の量が、0.9M以上から飽和濃度未満に調整される。 (もっと読む)


【課題】木材を変形等させることなく心材部の細胞壁も的確に改質させて、厚板材や針葉樹材であっても、染料等の処理剤を心材部にまで的確に含浸固着させるための木材の改質方法を提供する。
【解決手段】処理剤を木材へ含浸させる前処理として、アルカリ水溶液に木材を浸漬する浸漬工程と、容器内を減圧後加圧する含浸工程と、熱処理も兼ねて木材を加熱乾燥させる乾燥工程とを含むことを特徴とする。アルカリ水溶液には、必要に応じてイオン改質剤を添加しておく。アルカリ水溶液は煮沸させることなく、乾燥は70℃以下で行う。 (もっと読む)


【課題】木材へ多数の深い細孔を穿設する場合に、直径の小さなドリルが欠損し難く、効率良く穿孔できる木材の穿孔方法を提供する。
【解決手段】木材内部の透過性を向上させるために、ドリルを用いて木材に多数の細孔を穿設する木材の穿孔方法であって、ドリルの直径を1.0〜2.5mmとし、ドリルの突出長さHを、穿孔深さhとドリル直径dとに対してah(4√d)・・・(1)
の関係式によって定め、式(1)における係数aを1.20以上とすることを特徴とする。複数ある各ドリル21は個々独立して昇降可能であり、木材1に抜け節3があることが抜け節検知手段28によって検知されると、該検知信号に基づいて、NC制御手段が抜け節3に対応するドリル21のみを下降させないように制御する。 (もっと読む)


【課題】フィンガージョイントされた接合部において接着層が目立つことがなく、一定の強度も確保できる木材の接合方法を提供する。
【解決手段】複数の木片10のフィンガー部11同士を勘合させて接合した状態で、木材20の全体に熱硬化性樹脂30を含浸させた後、接合方向と直交する方向に熱プレスにより圧縮する。熱硬化性樹脂30は、固形分濃度5〜20重量%の熱硬化性樹脂溶液の状態で木材20に含浸され、熱プレスによる圧縮率は、30%以上とする。 (もっと読む)


【課題】廃瓦を利用でき、吸音性を高め、かつ、美観を高めるコンクリート製の吸音材を提供する。
【解決手段】瓦粒を基材2としたポーラスコンクリートからなる吸音材であって、該吸音材1の表面部Aのセメント成分3が除去されていることを特徴とする瓦粒を用いた吸音材。 (もっと読む)


【課題】バイオマスの粉砕処理と水熱処理と殺菌処理を、不純物の混入無くかつエネルギー消費を少なくして高効率で行うことを可能とする。
【解決手段】高圧ポンプ2から吐出されたバイオマスのスラリーをノズル5との間に設けた加熱装置6で加熱しながらノズル5に連続的に圧送する。これにより、バイオマスのスラリーをノズル5内で超高速ジェット流に変換して、その高速ジェット流の運動エネルギーを微粒化エネルギーとして利用してスラリー中のバイオマスを例えば平均粒子径1μm以下に粉砕する。このようにして、高圧高温液環境下でバイオマスを粉砕することで、粉砕処理と水熱処理と殺菌処理を同時に行う。さらに、望ましくは、ノズル5から排出されるバイオマスのスラリーを冷却装置7で速やかに冷却して、バイオマスに含まれる目的成分の加熱劣化を抑える。 (もっと読む)


【課題】導電性および破壊靱性を向上させたセラミックス焼結体を提供する。
【解決手段】セラミックス焼結体13は、セラミックス粒子としてのアルミナ粒子12と、アルミナ粒子12の表面に単分散状態で存在しているナノからマイクロサイズの微小炭素系物質としてのCNT(カーボンナノチューブ)11とを備える。アルミナ粒子12同士は、粒界層を介して互いに結合している。CNT11の含有量は、0.1重量%〜3.0重量%である。 (もっと読む)


【課題】株基部を冷却することで、低エネルギーで植物の育成を調節することができる局所温度調節装置。
【解決手段】スポットクーラ80で冷却された空気をベッド30、板40に備えられた間隙42、遮蔽布60を介して株基部の温度で育成を調節することができる植物の株基部に導く。こうすることにより、発育調節に必要な株基部を冷却することができるため、温室内全体を冷却するよりも遙かに省エネルギーで発育調節を行うことができる。更に、白色布64にプラスチックチューブ70によって水分を供給することで、白色布64から水分が蒸発するときの気化熱を利用し、一度冷却した空気を再度スポットクーラ80に供給してスポットクーラ80に再利用することで、より省エネルギーにする局所温度調節装置を実現することができる。 (もっと読む)


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