説明

応用地質株式会社により出願された特許

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【課題】 斜面岩塊の転倒安全率と振動特性の関係に関するノモグラフの作成を行い、個々の斜面岩塊の安定性をより詳細に評価することができる不安定岩塊の崩落危険度の評価方法を提供する。
【解決手段】 不安定岩塊の崩落危険度の評価方法において、現地での斜面の不安定岩塊の振動測定を行い、次に、前記不安定岩塊または同一岩種の周辺岩の岩石サンプルを取得し、該岩石サンプルの室内試験により不安定岩塊の岩石物性(引張強度・弾性係数)の把握を行い、岩石物性(引張強度・弾性係数)毎の卓越周波数と転倒安全率との関係を示すノモグラフと照合し、前記不安定岩塊の転倒安全率を求めることで、前記不安定岩塊の崩落危険度の評価を行う。 (もっと読む)


【課題】トンネル掘削等に際して地山の地質を広範囲にわたって探査可能な有効適切な地質探査装置を提供する。
【解決手段】地質探査装置は、地山内に挿入される回転カッタ(回転体)3と、電極7(電流電極7a、7bと電圧電極7c、7d)からなる比抵抗センサ5と、電流電極7a、7bに電流を流す通電装置と、電圧電極7c,7dの電圧と電流電極7a,7bの電流を計測して比抵抗を演算する演算装置とで構成する。比抵抗センサは回転カッタ(回転体)3の外周部に取り付けられ、地山内に挿入された回転カッタ(回転体)3の回転により比抵抗センサ5によって地山の比抵抗を計測して、回転カッタ(回転体)3の外周地山の地質を全周にわたって探査する。トンネル掘削機1をベースマシンとし、その前面の回転カッタ(回転体)3を比抵抗センサを回転させるための回転体として利用して、回転カッタ(回転体)3の外周端面に比抵抗センサを取り付ける。 (もっと読む)


【課題】従来のNaI(Tl)検出器のようにγ線のスペクトルを分析できる上に、速中性子の測定も可能であり、また、検出器の価格が、NaI(Tl)検出器に比較して安価であり、軽量大型の検出器を提供する。
【解決手段】検出部は、PS31・36と、ライトガイド33a・33bと、PM部35a・35bと、プリアンプ部37a・37bと、を有している。PS(プラスチックシンチレータ)31・36は、それぞれγ線と中性子とを光エネルギーに変換する。ライトガイド33a・33bは、検出された光を光電子増倍管35a・35bへと導く機能を有する。光電子増倍管35a・35bは、光信号を電気信号に変換する。プリアンプ部37a・37bは、光電子増倍管からの電気信号を増幅する機能を有する。ホウ素入りパラフィン32は、5mm検出器36を通過した中性子を吸収させる機能を有する。 (もっと読む)


【課題】計測した地中レーダデータとGPSによる位置情報及び取得位置のデジタルビデオ映像を正確にリンクさせ、任意の場所の情報を正確に容易に取り出せるようにする。
【解決手段】地中レーダ計測装置において、基準となる時間パルスと距離計に基づく距離パルスを発生する時間・距離信号コントローラを用い、地中レーダ装置は、距離計からの距離パルスを受けて走行時に単位距離毎に一定数のレーダ波形収録を行い、時間パルスと共に地中レーダデータとして記録するように構成され、時間パルス発信時に、(a)時間パルスの累積個数、(b)走行した累積距離、(c)タイムコードジェネレータのスーパーインポーズ時間、及び(d)GPS座標、を記録する同期ファイルを生成し、時間パルスを媒介として、計測した地中レーダデータとGPSによる位置情報及び取得位置のビデオ映像をリンクさせ対応付けを図る。 (もっと読む)


【課題】地中に埋設されている鉛直アレイ地震計を利用し、地表に設置した周波数可変のバイブレータ型振源を用いて、原位置で簡便にQ値測定を行うことができるようにする。
【解決手段】地中に、異なる深度で複数の受振器10を埋設して鉛直アレイ地震計とし、地表には、周波数可変のバイブレータ型振源12を設置して、該振源により10Hz〜50Hzの異なる発振周波数で起振して前記各受振器で受振し、受振波形を4ms以下のサンプリング間隔で収録し、収録した波形記録をフーリエ変換して振幅スペクトルを求め、任意の2つの受振器間の振幅スペクトル比を計算して、振幅スペクトルの自然対数を受振器間距離で除することにより減衰係数を求め、その減衰係数と弾性波速度から前記2つの受振器間の地盤のQ値を算出する。 (もっと読む)


【課題】河川の維持管理における多数の監視対象を効率よく確実に巡視でき、各監視地点では点検箇所と点検事項とが具体的にガイドされるようにして、毎回適正に、しかも点検作業者が変わっても常に同じ視点で監視でき、また監視結果を即座に入力できるようにする。
【解決手段】河川の維持管理に必要な監視地点と監視項目の組み合わせを含む多数の監視対象情報をGPS機能付き携帯型情報端末に載せ、前記監視対象情報によってGPSが連動して点検作業者を監視地点へとナビゲートし、監視地点に到達した時点で、作業すべき監視項目が画像と音声で具体的に点検作業者にガイドされるようにし、それに従って点検作業者が確認した監視結果を、その場で前記携帯型情報端末に入力可能とする。 (もっと読む)


【課題】地震計がそれぞれ設置された地震計設置部を多段に亘って吊り降ろして台座に容易に係合させ、しかもその地震計の方位を正確に合わせることができる地震計の設置方法を提供する。
【解決手段】深部側設置部40bを降下させる際には、深部側案内溝43を浅部側方位設定キー51に通過させるとともに、通過溝45を浅部側係止片52に通過させることにより、浅部側台座50a内を通過させ、更に深部側案内溝43を深部側方位設定キー53により案内されて方位を設定するとともに、深部側係止溝44を深部側係止片54により係止させることにより、これを深部側台座50bに係止させ、浅部側設置部40aを降下させる際には、浅部側案内溝41を浅部側方位設定キー51により案内させて方位を設定するとともに、浅部側係止溝42を浅部側係止片52により係止させることにより、これを浅部側台座50aに係止させる。 (もっと読む)


【課題】堤防表面の被覆コンクリートにおけるクラックの規模(内部における広がり状況など)を適切に評価し、堤防の健全性を正確に且つ容易に診断できるようにする。
【解決手段】開口部の周縁がコンクリート表面に密着可能な容器状の注水部10と、試験用の注入水を貯めておく水タンク12と、コック14を備え水タンクと注水部との間を接続する連通管16とを具備しているクラック試験器具を用い、注水部を、その開口部が堤防の被覆コンクリートに生じている調査対象クラック30の少なくとも一部を覆い、且つ開口部の周縁がコンクリート表面に密着するように設置し、水タンク内の水を連通管を経由して注水部からクラック内に注入し、その注水状況によってクラック規模を評価する堤防表面のクラック調査方法である。 (もっと読む)


【課題】電気探査の手法により得られた見掛比抵抗データそのものを使用し、逆解析は行わずに高速のデータ処理を可能とする独自の手法により、微細な実際の比抵抗変化を抽出して、不飽和層内の水分変化を簡便に且つ迅速にモニタリングできるようにする。
【解決手段】地盤に多数の電極を配設し、電気探査法を適用して地盤の見掛比抵抗データを経時的に取得し、降雨前もしくは降雨直後の見掛比抵抗を基準として、その後に取得した見掛比抵抗について、基準の見掛比抵抗に対する変化率を算出して地盤内における見掛比抵抗の変化率分布を求め、その見掛比抵抗の変化率分布を経時的に観測することにより、地盤不飽和層の水分変化をモニタリングする。 (もっと読む)


【課題】 軽量で容易に持ち運ぶことができ、設置作業の労力を低減した越水防止装置を提供する。
【解決手段】 防水シートにより構成され、内部に水を収容する空間が形成された本体21,22,23を備える。本体21,22,23には、水を注入するための注水口21aと、水を排出するための排水口21bとが形成されている。本体21,22,23の両端部には、長手方向に隣接して配された越水防止装置20と接続するための接続手段が設けられている。本体21,22,23の内部には、本体21,22,23の長手方向と略直交する方向に配され、本体の断面形状を三角形に拘束する、複数の形状保持膜24が設けられている。そして内部に水が注入された複数の越水防止装置20を接続手段により一列に接続して載置する。 (もっと読む)


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