説明

加茂精工株式会社により出願された特許

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【課題】ラックに対するピニオン6の伝達精度が高くなることに伴い、良好な初期の作動状態を長期にわたって維持できるピンローラ形ピニオン装置7を提供する。
【解決手段】第1軸受13の第1ピンニードル17は、第1円孔9aの内周壁9Aとピンローラ8の一端部8aとの間に挿入配列され、第2軸受14の第2ピンニードル18は、第2円孔10aの内周壁10Aとピンローラ8の他端部8bとの間に挿入配列されている。このため、第1ピンニードル17の挿入時、第1円孔9aの内周壁9Aに外力が生じない。また、第2ピンニードル18の挿入時、第2円孔10aの内周壁10Aに外力が生じない。この結果、第1円盤9および第2円盤10の膨出変形が生じず、ラックに対するピニオン6の伝達精度が向上する。 (もっと読む)


【課題】ピニオン6に潤滑油を均一に自動供給することができ、給油作業の省力化が図られるピニオン給油型動力伝達装置1を提供する。
【解決手段】圧縮コイルスプリング15を設け、その付勢力により含浸部材14をピンローラ7に摺接させているため、ピニオン6の回転に伴って、ピンローラ7が含浸部材14の下面部14dを摺動する。このため、給油部12の含浸部材14から潤滑油がピンローラ7に供給されるので、ピニオン6に潤滑油を必要な時に必要な量だけ自動的に供給することができる。これにより、潤滑油の自動供給が実現するため、手作業でグリースなどをピニオン6に塗布するものと異なり、潤滑油の無駄な使用がなくなるとともに、給油作業の省力化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ラック7、8を一直線状に並べて継足す際、簡単な操作で素早く突状前歯12、突状後歯13および中間突状歯14をラック7、8に強く係合させて確実に噛合させる継足し用治具装置9を提供する。
【解決手段】把持本体11の突状前歯12、突状後歯13および中間突状歯14の各突出方向Eとラック7、8の高さ方向Hとが同一面G内に位置するので、ラック7、8を継足す際に、把持本体11をラック歯7a、8aの歯底7d、8dに対して垂直方向に押付ける簡単な操作で突状前歯12、突状後歯13および中間突状歯14をラック7、8に強く係合させて確実に噛合させ、ラック7、8を一定のピッチ間隔Tで素早く一直線状に並べることができ、作業性に優れて使い勝手がよい。 (もっと読む)


【課題】差動滑りが生じなくて出力軸に回転むらやトルクむらが発生せず、正確で円滑な減速運動となる転動ボール式二段低変速装置を提供する。
【解決手段】ハイポ条溝部6(8)とエピ条溝部7(9)の波数間に成り立つ実験式を導いたもので、第1波数z1>第2波数z2、第3波数z3>第4波数z4であり、第1波数z1−第2波数z2=2、第3波数z3−第4波数z4=2であり、かつ 第3波数z3=n×(第2波数z2)×1/2となるように設定している(n:整数)。これにより、実用的に有益な使用範囲で、差動滑りが生じなくて出力軸16に回転むらやトルクむらが発生せず、正確で円滑な減速運動が得られる。また、全体の厚みが小さくてコンパクトであり、バックラッシュがなくて伝達効率が高く、低騒音で大きなトルク伝達容量を確保できる。 (もっと読む)


【課題】リテーナが不要となり、動板の偏心回転に対する抵抗負荷をなくしてエピ条溝部およびハイポ条溝部に対する転動ボールの円滑回転が可能となり、かつ転動ボールの組付け作業が迅速になる転動ボール式差動変速装置を提供する。
【解決手段】隣接する転動ボール4a同士が互いに外接する状態にして連続配置しているので、リテーナを用いることなく一定数の転動ボール4aをエピ条溝部15あるいはハイポ条溝部16に配列することにより、エピ条溝部15あるいはハイポ条溝部16に対する転動ボール4aの位置決めが自動的に行われる。転動ボール4aの自動位置決めに伴い、転動ボール4aの迅速な組付けにより生産性の向上に寄与する。転動ボール4aを外接状態で連続配置することにより、エピ条溝部15およびハイポ条溝部16に対する転動ボール4aの滑らかで安定した転動を可能とする。 (もっと読む)


【課題】伝達力が強くて摩擦損失がなく伝達効率が高く、良好な移動精度で精密な直線駆動が可能となり、かつ自己ロック性を有し、しかも長尺駆動を実現するウォームラック形動力伝達装置を提供する。
【解決手段】ラック歯2aに楕円Eの一部を成し、突条歯5の捩じれの変化率に沿って捩じれた曲面壁部6を形成したので、ウォーム歯車3の突条歯5が対応する各曲面壁部6に線接触状態で噛合するようになる。これにより、自己ロック性が生じ、伝達力が強くて摩擦損失がなく伝達効率が高く、良好な移動精度で精密な直線の長尺駆動が可能となる。 (もっと読む)


【課題】バックラッシュの除去は勿論、第1溝部および第2溝部に対する転動ボールの接触面積が大きくなって伝達荷重が増加し、すべり摩擦が低減して伝達効率が高く、スラストが低下して良好な機械効率となる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】高負荷時、転動ボールは、僅かに変位して円弧面3a、5aに面接触状態で対角方向に当接する。第1溝部3および第2溝部5の円弧面3a、5aに対する転動ボール7の接触面積が大きくなって伝達荷重が増加する。高負荷時の転動ボール7は、第1溝部3および第2溝部5の各内壁の他方の円弧面3a、5aに、僅かな隙間Gpを介して対向しているだけなので、すべり摩擦が全体的に低減して伝達効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】バックラッシュを生じることなく小さな減速比から大きな減速比まで広範囲な速比を簡素な構成でコスト的に有利に実現できる複段減速装置を提供する。
【解決手段】クランク入力軸4の回転に伴い、第1偏心歯車2の複合運動が第1変速クランク軸10Aを介して第2偏心歯車11に伝わる際、平行二軸等速回転継手13が機能し、第1偏心歯車2の複合運動のうち自転変位を1対1の伝達比で第2偏心歯車11に伝達する。これにより、第2偏心歯車11も複合運動を行って第2偏心歯車11の自転変位により第2リングギア12が回転変位を出力する。第1偏心歯車2の自転変位は、第2偏心歯車11の外歯数と第2リングギア12の内歯数との比により分割されるので、第1偏心歯車2を小から大に到る広い範囲で減速することができる。 (もっと読む)


【課題】部品点数が少なく簡素な構造で、軽量化により伝達損失の少ない低慣性となり、回転伝達部材は略径方向の圧縮荷重を受けることになり、スラスト力が加わらず薄型でありながらも剛性が高い平行二軸型の等速回転伝達装置を提供する。
【解決手段】第1伝達軸2と第2伝達軸5とを並列させて第1フランジ盤3と第2フランジ盤6とを向き合わせ、薄型の回転伝達部材8を介して配置する構成のため、スラスト力が生じず部品点数の少ない簡素な構造で、軽量化により伝達損失の少ない低慣性ながらも薄型で高い剛性を有する。回転伝達部材8は、第1フランジ盤3と第2フランジ盤6とに対して完全な転がり接触により回転伝達を行うので、ベアリングやブッシュなどを用いなくても摩擦摺動を少なくすることができ、高い回転伝達効率を達成することができる。 (もっと読む)


【課題】噛合い部では相手の歯面に対する接触面積が増加し、面圧を低下させて相手の歯面に対する伝達力の増加をもたらし、しかも、相手の歯面に対する圧力角が小さくなり、この点からも相手の歯面への伝達力を増大させる歯車創成プロフィールおよび歯車創成プロフィールを用いた動力伝達装置を提供する。
【解決手段】負転位ラック24におけるラック歯24aは、負の転位曲線のループ状の結節部により創成加工されている。ピンピニオン25の回転時、ピンピニオン25の円柱ピン25aがラック歯24aの歯末24bに圧接する。ピンピニオン25は歯面が凹状にして相手のラック歯24aとは、噛合時の弾性変形もあって面接触で噛み合う。ラック歯24aに対する円柱ピン25aの接触面積が増加し、面圧を低下させて剛性が高くなるとともに、伝達力が増加する。 (もっと読む)


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