説明

河西工業株式会社により出願された特許

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【課題】ミラー付サンバイザの製造段階、具体的にはサンバイザ本体の凹部にミラーユニットを振動溶着で取り付ける段階において発生するミラーの汚れを防止し、ミラーの汚れによる不良品の発生を効果的に低減するのに好適なミラー付サンバイザを提供する。
【解決手段】ミラーユニット5は、ミラーベース枠6とミラー7を備え、振動溶着によりサンバイザ本体3の凹部4に取り付けられる。ミラーベース枠6は、その枠内側に向けて突出したミラーベース枠6正面の鍔部61とこれに対向する係止爪62とを備え、その鍔部61と係止爪62とで前記ミラー7の外縁部を挟み込むことにより、ミラー7を保持する構造になっている。前記鍔部61の端部とミラー7の外縁部との間には振動逃げ隙間Gが形成されることにより、前記振動溶着時の振動で鍔部61の端部とミラー7の外縁部とが擦れ合ってミラー7の外縁部周辺が汚れることを防止する。 (もっと読む)


【課題】ウレタン基材を含む積層成形品における端末処理方法において、端材を発生させることなく、工程数を短縮化することで加工コストを低減させる。
【解決手段】成形天井10は、半硬質ウレタン21の両面にガラス繊維マット22を積層したウレタン基材20の表面に表皮30、裏面に裏面不織布31を積層一体化して構成されており、サンルーフ用開口11周縁部の巻き込み条片40の端末処理方法としては、半硬質ウレタン21の溶融温度(200〜300℃)に着目し、裏面不織布31の融点とラップする最適温度域(ポリエステル繊維不織布の場合260〜300℃)の熱風を巻き込み条片40の裏面に吹き付け、半硬質ウレタン21を軟化させるとともに、裏面不織布31を溶融させ、その後、巻き込みユニット80における巻き込み駒81の動作により巻き込み条片40の巻き込み処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】積層体の層間を熱硬化性樹脂やホットメルトフィルム等の接着材を用いることなく一体化可能な合成樹脂製積層部品の提供。
【解決手段】半硬質ウレタンからなる基材1に対して熱可塑性を有する補強用の繊維体2が、ニードルパンチ処理により交絡状態にされていて、これを加熱融着して一体化させている。さらにこの基材と繊維体との複合体を所要の形状に型成形する。 (もっと読む)


【課題】 部品点数を増やすことなく、吸音性能をより一層高めることができる車両用天井材を提供する。
【解決手段】 基材26と、基材26の表面側に設けられ車室内の天井面を形成する表皮層31と、基材26の裏面側に設けられる通気止め用の裏面層32と、を積層してなる車両用天井材20であって、基材26と表皮層31の間および基材26と裏面層32の間に、表裏両面に接着剤Sを有して表皮層31および裏面層32を基材26に接着させる補強用の表面側繊維層27および裏面側繊維層28を介在させ、表面側繊維層27および裏面側繊維層28は、接着剤Sが塗布される接着領域Aと、接着剤が塗布されない非接着領域Bを有する (もっと読む)


【課題】トランクフロアボード等として使用される自動車用内装部品において、その軽量化、コスト低減、及び、剛性向上を図るのに好適な自動車用内装部品とその製造方法を提供する。
【解決手段】自動車用内装部品は、熱硬化性の半硬質ウレタンコア層2と、熱可塑性樹脂シートまたは熱可塑性樹脂繊維からなる熱可塑性樹脂部材3とを接合してなる構造であり、半硬質ウレタンコア層2は、その層表面の気泡セルがその層内部の気泡セルと同等の大きさを有し、かつ、層表面の気泡セルが層内部の気泡セルを通じて外部に連通する形態になっており、熱可塑性樹脂部材3と半硬質ウレタンコア層2との接合部では、その熱可塑性樹脂部材3の一部が、半硬質ウレタンコア層2表面の気泡セルに入り込むことで、熱可塑性樹脂部材3と半硬質ウレタンコア層2とが結合している。 (もっと読む)


【課題】 生産性向上を実現でき、吸音性能を高めることができる車両用天井材および車両用天井材の製造方法を提供する。
【解決手段】 車両用天井材20は、基材と、基材の表面側に設けられ車室内の天井面を形成する表皮層と、基材の裏面側に設けられる補強用の繊維層と、繊維層の裏面に付着させた接着剤と、接着剤により繊維層に接着される通気止め用の裏面層32と、基材と裏面層32の間に設けられる裏面層よりも幅狭の接着防止層33と、を積層し、ホットプレス成形で一体化してなる天井材であり、ホットプレス成形時に、接着防止層33および裏面層32を表皮層側に凹ませた後、裏面層32の凹みを戻すことで接着防止層33と裏面層32の間に形成される空間層38を有する。 (もっと読む)


【課題】 吸音性能をより一層高めることができる車両用天井材を提供する。
【解決手段】 半硬質ウレタンフォームからなる基材26と、基材26を挟むように配設される補強用の表面側繊維層27および裏面側繊維層28と、表面側繊維層27の表面に設けられ車室内の天井面を形成する表皮層31と、裏面側繊維層28の裏面に塗布した接着剤Sによって裏面側繊維層28に接着される通気止め用の裏面層32と、を積層してなる車両用天井材20であって、裏面側繊維層28と裏面層32との間に、裏面層32よりも幅狭の接着防止層33を介在させ、裏面層32は、裏面側繊維層28に接着される左右の接着領域と、左右の接着領域の間に設けられ接着防止層33により接着が防止される非接着領域と、を有する。 (もっと読む)


【課題】組付部品の意匠面の造形に拘わらずに、型成形時におけるスライドコアのスライド成立と、相手部品への組付け性との両立を図る。
【解決手段】ドアトリム1の裏面の取付台座10を構成する積層下段の筺形断面部10Aの側方開放部と、積層上段の筺形断面部10Bの側方開放部の位相を互いに異ならせている。これにより、筺形断面部10Aは意匠面2と略平行にスライドするスライドコア30により、および、筺形断面部10Bは座面がドアインナパネル20と平行となるように別のスライドコア31により型成形が可能となり、クリップ9の挿入係着方向と、ドアトリム1のドアインナパネル20に対する面直な組付方向とを一致させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】組付部品の仮止め機能部を適切に設定することで、金型に仮止め機能部の成形のためのスライドコア構造の増設が伴うことがない車両用内装材の組付構造の提供を図る。
【解決手段】リッド部材1の裏面に設けた取付台座2には、その開放側縁部の座面端縁に爪部5を延設し、これが、クリップ3と取付孔16との挿入係着過程で凹部15の側壁に設けた係止孔19に落ち込み係着するようにしている。これにより、爪部5は取付台座2の成形と同時に型成形でき、爪部成形のための専用のスライドコア構造の増設を伴うことがない。 (もっと読む)


【課題】エンジン音に対して高い吸音性能が得られ、軽量化も実現できる車両用カバー材を提供する。
【解決手段】エンジンルームのエンジン(21)を覆うエンジンカバー(30)であって、繊維強化樹脂で形成される基材(36)と、この基材(36)の上面に設けられて意匠面(31)を形成する非通気性で且つオレフィン系樹脂製、例えば、オレフィン系樹脂エラストマーの表皮材(37)と、基材(36)の下面に設けられ、通気度が5〜50cm/cm/secに設定される通気性フィルム又は不織布の裏面材(38)と、からなる。 (もっと読む)


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