説明

河西工業株式会社により出願された特許

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【課題】内装トリム部品のウエストフランジ部に取り付けられるインナーシールの取付構造であって、インナーシールのガタツキを解消するとともに、取付作業性を向上させる。
【解決手段】ドアトリム10のウエストフランジ部20に対して、ドアインナーシール30のシール本体31の他方面(トリム取付面)31bの上下端をウエストフランジ部20と0当たりとなるように調整するとともに、クリップ条片33の基部周りにおいて、シール本体31とウエストフランジ部20との間にクリアランスCLを設定する。そして、このクリアランスCLを利用して、クリップ条片33を挿入孔21内にオーバーストローク分挿入した後、クリップ条片33が基位置に戻り、アンカー爪332がウエストフランジ部20の裏面と0当たりとなることで、ガタツキの発生を皆無とする。 (もっと読む)


【課題】リヤシートとバックドアとの間に画成される車両のラゲージルーム構造であって、確実な荷物類の収容が期待できるとともに、荷物類の寸法差に対しても有効に対応できる車両のラゲージルーム構造を提供する。
【解決手段】リヤシート10とバックドア20との間に画成される車両のラゲージルーム30構造であって、フロント側傾斜壁ユニットAとリヤ側傾斜壁ユニットBとを車両の側面視においてV字状をなすようにラゲージルーム30内に配置し、双方の傾斜壁ユニットA,BのV字面で荷物類Pを前後方向に移動することなく挟み付けて保持する。また、ラゲージルーム30の側壁に設けたサポート60に支持されるトノボード50において、フロント部51とリヤ部52とがV字状をなすようにロックできる構成を採用すれば、V字面で荷物類Pを前後方向に移動することなく確実に収容できるとともに、トノボード50の操作性も良好となる。 (もっと読む)


【課題】高密度層と低密度層の厚み方向の密度分布,厚み分布が多様に変化した複合繊維体の成形方法および加熱型の提供を図る。
【解決手段】加熱型2として用いられる上型2Aまたは下型2Bの少なくとも一方の型面に、断熱材4により型材料と熱伝導率が異なる部分を設定することにより、成形素材1Aの加熱状態が部分的に変わって、高密度層1aと低密度層1bの厚み方向の密度分布,厚み分布が多様に変化した複合繊維体1を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】クリップ取付座を備えた自動車用内装部品であって、クリップ取付座の形状に創意工夫を加えることで、クリップをパネルに叩き込む際の叩き込み荷重に対して、製品表面に白化現象が生じることを防止しつつ、軽量化を達成する。
【解決手段】クリップ取付座20は、ドアトリムの製品面部11の裏面から縦壁フランジ部の裏面にかけて一体化された剛性に富む構成であって、クリップ30をドアインナーパネル40に叩き込む際の叩き込み荷重Fに対して、製品表面に白化現象が生じることがないように、立上り壁部又は補強リブ24に切欠き25を形成することで、立上り壁部や補強リブ24を撓ませて、根元部24aへの応力集中を解消する。 (もっと読む)


【課題】車両の側面衝突時における緩衝体の軸方向圧潰変形を適正に行わせて、衝突エネルギー吸収効果を高めることができる自動車の車室側壁構造の提供を図る。
【解決手段】車両の側面衝突によりドアインナパネル1が車室側に変形すると、緩衝体10の端壁12に衝接し、衝突荷重を面で受けて周側壁11に軸方向に略均等に分散させる。緩衝体10の軸方向に作用する衝突荷重により緩衝体10の開放部周縁がドアトリム2の裏面に圧接すると、開放部周縁の角部のカット部15を起点に圧潰変形が促され、角部の局部的なエッジ当りが回避されてドアトリム2の突き破れが回避される。 (もっと読む)


【課題】衝突時において乗員の安全を図るエネルギーの吸収特性を維持しながら、高い反発力を備えて大きな衝撃に対応できる自動車用内装部品を提供する。
【解決手段】車両のドアトリム11に衝撃吸収部材20を取り付けてなる自動車用内装部品であって、衝撃吸収部材20が、上面部21と該上面部21の外周より垂れ下がる周囲壁部22を有して一面が開放された箱体24と、箱体24の内部に上面部21から開口23側に延びる柱状部25を備え、かつ、ドアトリム11に柱状部25の先端部分外周を囲って配設される囲い壁部32を備える構造にした。 (もっと読む)


【課題】上下方向に高さを変えられるラゲージフロアボードを備え、円滑な操作を楽に行えるようにして利便性を高めたラゲージルーム構造を提供する。
【解決手段】本発明に係る、ラゲージフロアボード12を上段又は下段の水平位置で保持可能な車両用のラゲージルーム構造は、ラゲージフロアボード12の車幅方向両外側に設けられる突起部14と、ラゲージルーム側壁3に設けられ、突起部14を受け入れるガイド部15と、を備え、当該ガイド部は、ラゲージフロアボード12を上段に導く水平ガイド部17と、ラゲージフロアボード12を下段に導く傾斜ガイド部16と、水平ガイド部17と傾斜ガイド部16との交差する部分の車体後方側に設けられ、突起部14の方向を転換する方向転換部18と、を有する。 (もっと読む)


【課題】複数のパーツを接合固定してなるトリム本体とその裏面に貼付する吸音材とからなる自動車用内装部品において、吸音性能を低下させることなく、製造工程を短縮化させて、コストダウンを招来する。
【解決手段】ドアトリムアッパー40、ドアトリムロア50、ポケットバックカバー60を接合固定して、ドアトリム本体を構成するとともに、その裏面に吸音材30を貼付してなるドアトリムにおいて、吸音材30には、工具81,82,83を通過させるスリット31を開設し、吸音材30のスリット31を拡開させて撓み片31aを撓み変形させながら工具81,82,83を固定ポイントP1,P2,P3に誘導することで、ドアトリム本体の組付工程と、吸音材30の貼付工程とを同時に行なうことを可能にするとともに、加工後は撓み片31aが復元することでスリット31のシール性能が維持できる。 (もっと読む)


【課題】樹脂芯材表面に表皮を真空貼りしてなる積層成形品の成形方法並びに成形金型であって、成形上型と表皮との先当たりを防止することで、外観性能を高める。
【解決手段】成形下型60の外周にシール用側壁68を配設し、成形上下型50,60を型締めする前段階において、表皮22の周縁部分をシール用側壁68でシールした状態で表皮22を成形下型60の型面形状に真空成形により馴染ませる。従って、成形上下型50,60の型締め時、表皮22に成形上型50が先当たりすることがない。 (もっと読む)


【課題】表皮材を木目込み溝の底まで押し込むことができ、剥がれを防止して外観の改善を図ることのできる表皮材の取付方法および表皮材の取付装置を提供する。
【解決手段】受治具11において通常のセットピン取り付け位置よりも基材21から離れた位置にセットピン12を設け、表皮材23を引っ張りながらセットピン12に取り付けるので、セットピン12間に皺部25が形成され、木目込み代が形成される。このため、表皮材23を基材21の木目込み溝22に押し込むことにより、木目込み溝22の底22aまで押し込むことができ、確実に表皮材23を基材21に取り付けて剥がれを防止するとともに外観を改善することができる。 (もっと読む)


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