説明

株式会社エルメックスにより出願された特許

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【課題】キャップを装着したままの状態で上蓋を開くことにより検体を排出可能にして分注作業の容易性を確保した上で、使用前の輸送段階などで万一上蓋が開いてしまっても内容液の漏出を阻止可能とする。
【解決手段】容器本体20に着脱可能に装着されるキャップ30に、キャップ上面34の開口35に入り込む下方突起52を備えた上蓋50が開閉可能に設けられてなる拭き取り検査キット10において、キャップ開口の所定高さ位置に液封膜40が設けられる。液封膜が保持されている限り、上蓋が開放されても、キャップ開口から内容液が漏れ出ることはない。上蓋天面53を上方から押圧して凹ませると、下方突起の先端で液封膜を突き破り、上蓋を開放したときに内容液をキャップ開口から排出可能とする。上蓋天面の凹みを確認することで、未使用状態であるか開封済状態であるかを容易に識別することができる。 (もっと読む)


【課題】作業性に優れる微生物培養シート固定用台紙およびこの台紙に微生物培養シートを固定した台紙付き微生物培養シートなどを提供する。
【解決手段】複数の微生物培養シートを固定するための微生物培養シート固定用台紙であって、前記微生物培養シートの角部を挿入して固定するための切り欠き部、または微生物培養シートを固定するための粘着剤層が形成されている。台紙に微生物培養シートを固定した台紙付き微生物培養シートは菌液の接種が容易であり、かつ撮像により複数の微生物培養シートのコロニーの画像データを形成でき、この画像データに基づいてコロニー数をカウントできるため、微生物検査における画像処理工程、コロニー数カウント工程を効率的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】ユーザが専用の機器や知識・経験を必要とせずに正確なコロニーカウント測定結果を取得することができるような新規なシステムを構築する。
【解決手段】培養層で検体をインキュベ−トした後のフィルム型培地10をトレイ20に載置した状態で汎用スキャナ30やデジタルカメラを用いて取り込んだ元画像データをユーザから受信し、該元画像データの傾きおよび位置、さらには画質を補正して補正画像データを作成する。これにより元画像データの取り込みに使用した機器の仕様や取り込み時の位置ずれなどによる個体差を排除し、統一的な基準の下で正確なコロニーカウントを行うことができるようになる。ユーザは、元画像データ取込ツールとして、傾き補正に参照する位置認識マーカ24a〜24d、画質補正に参照するカラーチャート25、グレースケールチャート26などが表示されたトレイ20を使用することができる。 (もっと読む)


【課題】比較的水分量の多い軟便から比較的水分量の少ない硬便まで幅広い状態の便を効率的に採取可能とするための新規な採便体形状を提案する。
【解決手段】一端12が開口するとともに他端11が閉塞していて培地を収容可能である略筒形の容器10と、容器開口端に着脱可能に装着されるキャップ20と、キャップに一体的に固定された採便体30とを有してなる採便管において、採便体の表面に複数条の凹溝35が軸方向に対して所定角度傾斜した方向にスパイラル状に形成されている。これにより、採便体を便に直線的に差し込み/引き抜く動作によって、硬い便であっても効率的に凹溝内に便を採取し保持することができる。 (もっと読む)


【課題】拭き取り検査を簡便且つ効率的に行うことができる拭き取り検査キットを簡単な構成にして安価に製造可能とする。
【解決手段】袋体11のチャックファスナー14に近接して開閉リング15が固定され、この開閉リングが扁平化された状態でチャックファスナーが閉じられていて、袋体の中に、一端に希釈液を含浸させたスポンジ18が固定された棒19が収容されている。この状態から開閉リングを拡げるとチャックファスナーが開き、袋体を収縮させることによりスポンジ18を開口上端から外部に出して、検査対象の器具や器材等の表面を拭き取るために用いることができる。 (もっと読む)


【課題】多連式での使用が可能であり、しかも無駄な部分を生じないようにしたカップ容器を提供する。
【解決手段】カップ状をした容器本体の上部に外向きのフランジを有し、そのフランジにおける対向位置に互いに係合が可能な形状をした雄連結部と雌連結部とを備えた構成とする。隣り合わせたカップ容器の雄連結部と雌連結部とを係合することでカップ容器同士をしっかりと連結できることから、多連式での使用が可能であり、しかも任意の数だけ連結できるので、連結個数が一義的に決まっている従来の多連式のカップ容器のように無駄な部分を生じるようなことがない。 (もっと読む)


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