説明

株式会社クレー・バーン技術研究所により出願された特許

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【課題】 保水性セラミックスは、雨水の保全も含めて自然の循環により地球温暖化を防止できる材料であるが、特殊原料を使用して調製されるため、高コストでその利用が制限されていた。
【解決手段】 セラミックスの技術分野ではタブーとされた燃料物質を組成物として内蔵させて熱効率を向上させるため、キュポラダスト、石炭灰から産出される低コストのコークス微粉をセラミックス焼成用原料組成物に配合して燃料物質として活用することにより、セラミックス焼成の時間とコストを大幅に低減し、また、廃棄物由来のケイ酸塩類の粒度5mm以下の粗粒子や、着色瓶ガラスなどの廃材の利用で原材料コストを圧縮しつつ、保水性能の高いセラミックス舗装材を得る。 (もっと読む)


【課題】二水石膏を主原料し、化学反応ではなく物理的、機械的な結合によって得ることができる、高密度、高強度でかつ耐水性を有する石膏系成形体と、該石膏系成形体を低コストで製造するための製造技術を提供する。
【解決手段】二水石膏、粘土鉱物およびマグネシア塩類を必須原料とし、かつ圧縮成形されてなる石膏系成形体であって、二水石膏が70%以上85%以下、粘土鉱物が10%以上20%以下、マグネシア塩類が5%以上10%以下の質量比で含有されてなる石膏系成形体。 (もっと読む)


【課題】アスベスト廃材を、比較的低温、且つ炉内へアスベストを飛散させることなく無害化する手段を提供する。
【解決手段】密封袋詰めされた飛散性アスベスト含有物に、塩化カルシウム、炭酸ソーダ、苛性ソーダ、リン酸ソーダ等を注入した後、貝殻、セッコウ、石灰石、ドロマイト、セメント硬化物等のカルシウム剤とともに900℃以上1100℃以下の温度で焼成し、一方、非飛散性アスベストは所定の速度で600℃まで昇温した後、上記カルシウム剤とともに上記温度で焼成し、いずれの場合も、焼成生成物にセッコウやフライアッシュを混合して水硬性固化材とする。 (もっと読む)


【課題】
アスベスト類など、有害かつ飛散性の施工体を剥離除去する作業において、粉塵が飛散しないようにすると共に、解体物を現場において減容化して処理コストの削減をする。かつまた、これら廃棄物中のアスベスト分の無害化処理を行なうことを課題とする。
【解決手段】
1)大気温度で蒸発せず、乾燥脱水しない塩類水溶液を施工体に吸水・保水させて剥離作業を行ない、更に剥離物に固化剤を加えてブリケット状に圧縮成形して、約1/3に減容化し、必要に応じ運搬する。
2)回収した成形体を900〜1100℃の温度で焼成して、アスベスト結晶を変性して無害化させた無機質材料とすることにより、課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】
植物、動物由来の腐敗臭で、環境における悪臭の代表的な物質である、アンモニヤ系臭気、及び酢酸系の臭気とVOCを塗料の形で吸着し、組成内の化学反応により分解する脱臭剤を提供する。
【解決手段】
物理的吸着効果としてのミクロ孔を有する材料をモンモリロナイト系の粘土鉱物の結晶層間の孔隙を利用して構成した。粘土鉱物の層間水を脱水させた後、石油又は植物油を含浸させた状態で800〜1000℃に加熱すると、気孔表面に活性炭素の膜が固着されたハイブリッド構造として、活性炭の物理的吸着性と、特に調整されたセラミックス組成物による化学的吸着分解作用を併せ持った多機能の脱臭材料を創造することにより解決した。 (もっと読む)


【課題】保水性舗装、特に保水性舗道のヒートアイランド現象を緩和する効果を、天候に左右されずに常時発揮させるため、保水性舗道の表面を形成する保水性舗装内部に向けて給水する機能を有する保水性舗装の下部構造を提供する。
【解決手段】保水性舗装層と基礎地盤の間に、土砂に固化材を添加しそれを混合撹拌・転圧することにより得られる、毛細管作用による透水性を有する下部構造体を設置し、それにより基礎地盤中の水を吸い上げることにより保水性舗装層への給水機能を持たせたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼産業において、転炉還元スラグは不安定な結晶構造を持ち、且つCaO/SiO2 比が高く、自己消化して崩壊し、粉末状となって排出され、大部分は産業廃棄物として処分されている。本発明は、これらスラグ粉末がCO2ガスによって徐々に硬化する気硬性組成物である点に着目して道路舗装材料として適する条件、或いは特徴を持つものを低コストで製造することを目的課題とするものである。
【解決手段】転炉還元スラグは水硬性はないが、CO2 と反応して硬化することは古くから知られている。しかし、反応速度が遅く、舗装材としては適さないことから組成物中に水溶性の炭酸塩類を原料として加え、加水分解によって反応するCO2 を利用して反応率を大幅に促進し舗装材料とし、従来のコンクリ−ト材料を超える物性を持つ材料として課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】 廃セッコウボ−ドを破砕し、紙を分離した粉粒状の二水セッコウを水和硬化性の焼セッコウとする方法において、最短の時間で最も少ないエネルギ−で製造する。
【解決手段】 付着水分と結晶水を持つている二水セッコウは従来技術では、間接加熱方式などの伝導加熱において、脱水が終わらないとセッコウは分解温度に達しない為、加熱時間がかかり、また熱効率も55〜60%と低いものである。本発明は赤外線を放射吸収させて同時並行的に加熱する方法と、赤外線の受熱表面積を拡大させるため、スクリュ−又はバドル式コンベアを通して流動させながら加熱することにより、加熱時間6〜10分熱量原単位約200kcal/hr以下であり、理論熱量に近いエネルギ−で焼セッコウが出来るものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は農水産品や家電製品の包装に使用された発泡スチロ−ル箱等を含む発泡樹脂成形物の廃棄物を再利用し完全リサイクルするに当たり、再生工場へ運搬するためにコスト削減の必要上、減容化すると共に、リサイクル材としての品質を劣化させない処理方法を提供する。
【解決手段】被処理物5をアルミ反射板囲いボックス2の内部に設けたローラーコンベアー1上に載荷し移送させ、遠赤外線放射器3によって被処理物に波長2〜15μmの遠赤外線を放射し、溶融又は変質させることなく、70〜100℃で被処理物の容積を減少させる。 (もっと読む)


【課題】 ヒ−トアイランド抑止効果を持つ道路舗装材料を廃棄物リサイクル材料を用いて低コストで製造することを目的とする。アスファルト工事のように短時間で施工が出来、通行が出来る条件を持ち、温度上昇を防止しうる、水硬性保水材料による新規な舗装方法とその材料を提供する。
【解決手段】 焼成条件によって焼セッコウ(半水セッコウ)の初期凝結と硬化開始までのオ−プンタイムを調整できる技術を開発し、更にセッコウにセメントを加えて初期の水和反応生成物であるエトリンガイトの生成率を調整することにより、オ−プンタイムの調整、長期強度の向上を図ったものである。セッコウ/セメント系硬化体は連続気孔を持ち、保水性が高く、更に骨材を選択する事により雨水を保水すると共に、地下水からも水を補給して長期にわたりヒ−トアイランド抑止効果を持続するものである。 (もっと読む)


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