説明

株式会社トープラにより出願された特許

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【課題】固着剤を用いることなく締結部のゆるみを確実に防止でき、しかも締結強度を大きくとることができ、さらに繰り返し使用が可能な新規のゆるみ防止ねじ部品を提供する。
【解決手段】おねじねじ山の遊び側フランク面に、径方向外向きであってめねじねじ山の遊び側フランク面に向かって突出する遊び側突出部を設け、遊び側突出部は、おねじねじ山の圧力側フランク面がめねじねじ山の遊び側フランク面に接触した状態で、先端部が前記めねじねじ山の遊び側フランク面と干渉する構成で、ねじ締結時に遊び側突出部の先端がめねじねじ山の圧力側フランク面に押し付けられて撓み変形し、その弾性復元力によって接触面に所定の接触面圧を付与してゆるみ方向の抵抗となる構成となっている。 (もっと読む)


【課題】熱処理を施すタイミングを変えることで、従来には無い引張り強度等の強度特性を持った高強度アルミニウム基合金締結部品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム基合金製の材料を溶体化処理し、次に時効硬化させた後に、さらに圧造工程にて軸部を絞り加工することで加工硬化させ、その後、前記軸部におねじの転造加工を行なうことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】半田部との頭部座面との密着性を高めて接触面積の増大を図り、接地抵抗のばらつきを可及的に小さくし得るアース取りねじを提供する。
【解決手段】
ねじ軸12が電気基板に設けられた下穴を通して電気基板を支持する基板支持部にねじ込まれ、頭部座面が下穴周囲に盛られた半田部に接触して半田部と基板支持部とを電気的に導通させる構成のアース取りねじにおいて、
前記頭部座面にねじ軸の中心軸を中心とする環状突起を設けたことを特徴とする。
環状突起は無端状に連続する突起であることが好ましいが、不連続であってもよい。 (もっと読む)


【課題】相手部材の形状を変更することなく、加工工程の削減を図り、ボルト高強度化と疲労強度の向上を実現し、さらに、ねじ山の嵌合長さを従来のものと較べて大幅に変わらないものにでき、その結果、サイズダウンが図れ、車両の軽量化に大きく寄与するねじ締結構造体を提供する。
【解決手段】締結用ボルトに、熱処理前転造により製造された、自らめねじを形成してゆく強度14Tのセルフフォーミングねじを用い、セルフフォーミングねじがねじ込まれる部材を、鋳抜きもしくは鍛造穴あけ加工されたままのねじ成形されていない下穴5を有する部材4とし、取付け部材6締結後のねじ締結構造体は、セルフフォームにて形成されためねじとおねじとの引っ掛かり率が75〜90%であり、かつ、ねじと下穴の嵌合長さがd〜2.2d(鋼鉄製の鋳造または鍛造部材の場合、dはねじ径)またはd〜2.5d(アルミダイキャスト製部材の場合)とした。 (もっと読む)


【課題】翼部係合溝に段部を成形するパンチ寿命を大幅に長くし、しかもファイバーフローの座屈等がなく、さらに食い付き性に優れた形状のビット係合穴付きねじを提供する。
【解決手段】ビット係合穴4が、軸部1の中心軸を通る中心軸線Nに沿って形成された中心穴部5と、中心穴部5から放射状に延びる複数の翼部係合溝6と、を備え、翼部係合溝6の溝端壁が、中心穴部5の底部51に向かって中心軸線Nに近づく方向に傾斜する傾斜面部71と、傾斜面部71と傾斜段部72を介して接続され頭部頂面31に向けて延びる平行部73と、を備え、傾斜段部72は、中心軸線Nに対して直交する直交線に対して外端部よりも内端部が深くなる方向に傾斜する構成となっている。 (もっと読む)


【課題】作業性を損なうことなく脱落を確実に防止でき、しかも締結時に安定した軸力を維持でき、さらに再使用も可能な新規の脱落防止ねじを提供する。
【解決手段】めねじ部材20にねじ軸10を螺合する際に、ねじ込み時のねじ孔21を通過する際にはねじ込みトルクによって弾性変形して通過が許容され、ねじ孔21通過後に弾性復帰し、ねじ軸10が緩み方向に回転した際にめねじ部材のめねじねじ山22と干渉して脱落を防止する干渉部を備えた脱落防止ねじにおいて、干渉部を、めねじねじ山22の締付け側フランク面12A以外の部分と干渉する干渉ねじ山31によって構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】締結部位にゆるみを生じなく、適性な締付け力を備えて、被締結物の厚みが0.7mmから1.2mmの範囲となるものにも対応できる平座金圧着ボルトとその製造方法を提供すること。
【解決手段】この平座金圧着ボルトは、前記かしめ部径をねじ谷径よりも1.2%大きくし、かしめ部径下限を[ボルト谷径規格×1.2%]とし、かしめ部径上限を[前記下限値−0.05]とし、かしめ部長さ下限をワッシャ厚さの15%とし、かしめ部長さ上限をワッシャ厚さの0.8%とするかしめ寸法と成すことを特徴とする。また、組み込む座金は座金の内径穴部に複数の凹部とした溝を形成している。更に、この製造方法は、転造時の成形工程においてかしめ部を転造の初期段階にて成形した後に再度かしめ部や不完全ねじ部にあたる部分を通常ねじ山を成形させる山形状よりも谷径が干渉することがない形状となるダイス部で再度転造して矯正加工することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 翼部係合溝に段部を成形するパンチ寿命を大幅に長くし、しかもファイバーフローの座屈等がなく、さらに食い付き性に優れた形状のビット係合穴付きねじを提供する。
【解決手段】ビット係合穴4が、軸部1の中心軸を通る中心軸線Nに沿って形成された中心穴部5と、中心穴部5から放射状に延びる複数の翼部係合溝6と、を備え、翼部係合溝6の溝端壁7が、中心穴部5の底部51に向かって中心軸線Nに近づく方向に傾斜する傾斜面部71と、傾斜面部71と傾斜段部72を介して接続され頭部頂面3aに向けて延びる平行部73と、を備え、傾斜段部72は、中心軸線Nに対して直交する直交線に対して外端部よりも内端部が深くなる方向に傾斜する構成となっている。 (もっと読む)


【課題】 先端テーパ部の長さを徒らに長くすることなく、ねじ込みトルクを効果的に低減し得るセルフタッピンねじを提供する。
【解決手段】頭部2と、ねじが形成されたねじ軸部3とを備え、ねじ軸部3は、円柱形状の平行ねじ部4と、軸端に向かって徐々に小径となるテーパ形状の先端テーパ部5とを有し、先端テーパ部5には下穴に雌ねじを形成するための雌ねじ形成用のねじ山51が設けられ、平行ねじ部4には先端テーパ部5の雌ねじ形成用のねじ山51によって形成された雌ねじにねじ係合するねじ山41が設けられているタッピンねじにおいて、平行ねじ部4と先端テーパ部5の間に平行ねじ部4から先端テーパ部5に移行する先端テーパ部5よりもテーパ角度が小さく平行ねじ部4のねじ山41と同一形状のねじ山61を備えたテーパ移行部6を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】タッピンねじのワークの下穴内へのねじ込み時に発生する雌ねじ成形屑を捕捉して、雌ねじ成形屑の周囲への飛散を防止し得る皮膜を、タッピンねじの外周に形成することができる皮膜形成剤、同皮膜形成剤にて形成された皮膜を有するタッピンねじを提供する。
【解決手段】当該皮膜形成剤は、モンタン酸カルシウム塩またはモンタン酸カルシウム塩を含有するモンタン酸類混合物、熱可塑性樹脂エマルジョン、および水を主要成分とする組成物である。当該皮膜形成剤によれば、タッピンねじの外周に潤滑機能および雌ねじ成形屑の捕捉機能を有する皮膜を形成することができる。 (もっと読む)


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