説明

株式会社ニチビにより出願された特許

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【課題】織編物幅が加工工程を経た後も製織編上がりの織編物幅や長さを維持している伸縮性に優れた織編物の製造方法を提供する。
【解決手段】芯糸となる伸縮性糸A1を0.8〜1.5倍の範囲のフィード倍率で糸A1を巻いたボビンから供給し、もう一方の芯糸となる低伸長可溶性糸B2を1〜1.05倍の範囲のフィード倍率で糸B2を巻いたボビンから供給し、糸A1および糸B2を並走させながら不溶性糸C7または可溶性糸C’7’を巻いたボビンを有する中空スピンドルに通して糸A1および糸B2の周囲を糸C7または糸C’7’でカバーリングして複合糸とする第一工程と、該複合糸を製織編する第二工程と、得られた織編物中の可溶性糸B2を溶解除去し、または可溶性糸C’7’をカバーリングに使用した場合には可溶性糸B2および可溶性糸C’7’の両糸を溶解除去する第三工程を組合わせて伸縮性織編物とする。 (もっと読む)


【課題】酸化ホウ素成分を含有する柔軟性と耐熱性に優れたアルミナ長繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミナ系長繊維前駆体の紡糸原液を調製するにあたり、アルミナ長繊維を構成する全アルミナ成分、シリカ成分、酸化ホウ素成分に対する割合が95/5〜70/30の範囲になるよう水溶性の非晶性完全ケン化ポリビニルアルコールを混合して紡糸原液を調製し、該紡糸原液を乾式紡糸して前駆体繊維を得、これを焼成してアルミナ長繊維を得る。 (もっと読む)


【課題】伸縮性を有する布帛を縫製するに際し、縫製後の布帛表面にシワやつっぱりが生じることもないミシン糸およびその製造方法を提供する。
【解決手段】伸縮性糸から成る糸Aを−0.8〜1.5倍の範囲のフィード倍率で巻いたボビン1から供給し、可溶性糸を有する糸Bを1〜1.05倍の範囲のフィード倍率で巻いたボビン2から供給し、糸Aおよび糸Bを並走させながら糸Cを巻いたボビン6,6’を有する中空スピンドルに通して糸Aおよび糸Bの周囲を不溶性糸または可溶性糸から成る糸C(7,7’)でカバーリングした複合ミシン糸とする。 (もっと読む)


【課題】従来使用されている補強糸入りガムテープは、補強糸として水溶性糸が使用されていたが、水溶性糸の湿分に対する寸法安定性が製品の保管時や使用後の接合面が剥がれやすいというトラブルが発生していた。これらのトラブルの発生しにくい補強糸入りガムテープを提供する。
【解決手段】上紙と下紙の間に水溶性ステープルとセルロース系の天然繊維もしくはセルロース系の再生繊維ステープルから構成される混紡糸をタテ糸、ヨコ糸として配置するかもしくは該混紡糸からなる織物を配し、上紙と下紙を水溶性もしくは水分散性の接着剤で接合したものをガムテープ用基材を用いる。 (もっと読む)


【課題】微粒子化及び高分散化された触媒成分粒子を含有し、触媒成分粒子の剥離を抑制ないしは防止し得る無機繊維触媒、その製造方法、及びこれを用いた触媒構造体を提供する。
【解決手段】無機繊維触媒1は、アルミナ−シリカ繊維基材とアルミナ−シリカ繊維基材に含まれる触媒成分粒子とを有する無機繊維触媒であって、少なくともアルミナ−シリカ繊維基材の表層部における触媒成分粒子の分散分布の基準となる平均粒子群径が50nm以下であり、且つその標準偏差が30以下である。無機繊維触媒の製造方法は、アルミナ−シリカ繊維基材原料と触媒成分粒子原料である酸化物ゾルとを用い、これらを混合してゾル分散液を得た後、紡糸して無機繊維触媒前駆体を得、しかる後、焼成する。触媒構造体は、上述の無機繊維触媒を含有する。 (もっと読む)


【課題】触媒成分を脱離し難い状態で含有する長繊維状複合材、これを用いた繊維集合体、繊維複合体及びディーゼルパティキュレートフィルターを提供すること。
【解決手段】柱状の長繊維基材と、この長繊維基材に含まれる触媒成分を有する長繊維状複合材である。その平均繊維径が5〜30μmである。触媒成分は希土類元素を含有する酸化物である。長繊維基材は、アルミニウムを構成元素として含有する酸化物である。アルミニウムとケイ素を構成元素として含有する酸化物であってもよい。
繊維集合体は、長繊維状複合材から成る。繊維複合体は、長繊維状複合材と、支持体を備える。ディーゼルパティキュレートフィルターは、繊維集合体及び繊維複合体の少なくとも一方から成る。 (もっと読む)


【課題】 セラミック長繊維編物を作るために効率よく編み立てできる方法を提供する。また、アルミナ長繊維前駆体を編成し、焼成してアルミナ長繊維編物とするに際し、アルミナ長繊維前駆体は腐食性の強い塩化水素が含まれているため、編機のベラ針やガイドなどの部品にサビを発生させ、編機を損傷させる原因の一つとなっていた。サビの発生を無くしながら、優れた性能を有するアルミナ長繊維編物を提供する。
【解決手段】 セラミック長繊維もしくはアルミナ長繊維前駆体の周囲に紙テープを無撚りの状態でら旋状に巻き付けるカバリング工程、紙テープカバリング糸を編成する工程、紙テープを焼却除去するとともにアルミナ長繊維前駆体をアルミナ長繊維に変成する焼成工程を採用することにより、編成時糸が接触する編機部品のサビ発生を抑制することができた。また毛羽の発生も無くすことができた。
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【課題】 酸化ホウ素化合物を含有する耐熱性に優れたアルミナ繊維を得ること。
【解決手段】 アルミナ繊維前駆体を紡糸するにあたり、紡糸原液にホウ素化合物を含有させた場合にも紡糸原液がゲル化を起こさないように紡糸助剤として水溶性多糖類を使用して紡糸原液を調製し、これを紡糸し、前駆体を得た後、前駆体を焼成して耐熱性に優れたアルミナ繊維を得る。
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【課題】 非常に速いイオン交換速度と十分なイオン交換容量を持つ極細のイオン交換繊維を簡便な方法で製造すること。
【解決手段】 イオン交換能を有する水溶性ポリマーとポリビニルアルコール、もしくは10μm以下の粒径に粉砕した水不溶性でイオン交換能を有する微粒子とポリビニルアルコールとを混合した紡糸原液(A)と、水溶性でかつ非晶性ポリマーの紡糸原液(B)とで複合紡糸し、延伸、熱処理を施して糸条とした後、水洗することにより非晶性ポリマーを溶出除去することで極細イオン交換繊維を得る。
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pHを変化させることなく、効率よく研磨スラリーを精製し、被処理対象への金属汚染を可及的に防止するとともに、研磨スラリーのリサイクル使用を支障なく遂行し得る半導体研磨スラリー精製用素材、半導体研磨スラリー精製用モジュールおよびそれを用いた研磨用スラリーの精製方法を提供すること。この繊維基材の少なくとも表面には、金属キレート形成能を有する官能基、又は官能基と水酸基が固定化されていることを特徴としている。この半導体研磨スラリー精製用素材は、たとえば、研磨スラリーの流入口および流出口を備えた容器内に研磨スラリーの流れが通過可能に内装して用いられる。
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