説明

ニプロ株式会社により出願された特許

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【課題】ポンプ落下等に起因する流量異常を、看護師等の医療従事者に知らせることが可能なフィンガ式の輸液ポンプを提供する。
【解決手段】ポンプ本体1に輸液チューブTを装着し、扉を閉鎖した状態で、最後退位置にあるフィンガ21の先端21bと扉12の押圧板24との間の間隔を距離センサ6によって検出する。そして、その間隔の検出値が所定の許容値よりも大きい場合に、流量異常を報知する。このような構成により、輸液ポンプの落下等によって、扉を閉鎖した状態でのポンプ機構のフィンガ21の先端21bと押圧板24との間の間隔が大きくなり、ポンプ機構にて輸液を送り出す量(輸液流量)が急上昇する異常が発生した場合には、その流量異常を、看護師等の医療従事者に知らせることが可能となり、輸液流量が異常な状態での輸液を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】血液の補助循環における循環効率の向上を図ることが可能なカニューレおよび補助循環装置を提供する。
【解決手段】先端31および基端32,33を有する管状に構成され、先端31側には第1開口部11および第2開口部21が設けられ、補助循環を行なうために先端31が心臓60に直接穿刺された状態においては、第1開口部11は大動脈66内に位置し、第2開口部21は心室64内に位置するカニューレ100は、第1開口部11を含み、第1開口部31から基端32に向かって延在する第1内腔10と、第1開口部11よりも基端33側の部分に形成された第2開口部21を含み、第2開口部21から基端33に向かって第1内腔10と並んで延在する第2内腔20と、を備える。 (もっと読む)


【課題】看護師等の医療従事者の操作ミス等に起因するフリーフローを確実に防止することが可能な輸液ポンプを実現する。
【解決手段】輸液チューブを閉塞または開放するローラクランプ7を保持するためのクランプ保持部113をポンプ本体11に設け、そのクランプ保持部113にローラクランプ7を保持し、扉12を閉鎖した状態で、ローラクランプ7のローラ72の一部が外部に露出する構造とする。そして、扉12が閉鎖状態(ロック状態)のときには、ローラクランプ7のローラ72をチューブ閉塞位置に操作しない限りは、扉12を開放できない構造とすることで、輸液中や輸液終了後の誤った操作によるフリーフローを確実に防止する。 (もっと読む)


【課題】抗菌活性が高く、種々の細菌に効果を有する、安全な抗菌剤を提供する。
【解決手段】本発明は、S−ニトロソ化α−酸性糖タンパク質またはその変異体を有効成分として含有する抗菌剤を提供する。前記α−酸性糖タンパク質は、α−酸性糖タンパク質バリアントA体である。また、前記S−ニトロソ化α−酸性糖タンパク質は糖鎖末端の少なくとも1個のシアル酸が除去されている。本発明は、また、糖鎖末端の少なくとも1個のシアル酸が除去されているS−ニトロソ化α−酸性糖タンパク質バリアントA体を提供する。 (もっと読む)


【課題】 容器の安定した製造、特に低温ヒートシール性に優れた凍結保存容器の開発が求められている。さらに、そのシール強度に優れたものであり、凍結保存時に容器が破損しにくい凍結保存容器の開発が求められている。
【解決手段】 本発明は、−80〜−196℃の極低温下で凍結保存容器を使用する方法であって、該使用方法は、生体試料を凍結保存容器に収容する工程を含み、該凍結保存容器は、少なくとも接着性含フッ素高分子フィルムと、該接着性含フッ素高分子フィルム以外のフィルムとを含む積層フィルムで構成され、該接着性含フッ素高分子フィルムが少なくとも片方の最外面に存在するものであり、該接着性含フッ素高分子フィルムは、接着性部位を有する接着性含フッ素高分子からなり、該接着性部位が、炭素−炭素二重結合、カルボニル基[−C(=O)]、カルボニル基を有する基又は結合、ヒドロキシル基、シアノ基、スルホン酸基、およびエポキシ基からなる群より選択される少なくとも1つである凍結保存容器の使用方法である。 (もっと読む)


【解決手段】 透析装置1は、透析液が流通する透析液回路4と、患者に接続される血液回路3と、透析液回路4および血液回路3に接続される透析器2とを備えている。
患者に対する透析治療が終了すると、先ず、透析器2の透析液室2D内に空気を導入して、透析液室2D内の3分の1程度に透析液を充填した状態で逆ろ過を行う。それにより、透析液回路4の透析液は透析器2を介して血液回路3内に流入するので、血液回路3内の血液が患者に返血される。
【効果】 従来と比較すると、患者に返血される血液が透析液によって薄まる量を減少させることができる。 (もっと読む)


【課題】損傷された神経の太さを測定するに適した装置を提供することを目的とする。
【解決手段】神経計測装置10は、幅の異なる複数の溝23,24,25が第1面21に設けられた細長な平板材11を備えたものである。細長な平板材11なので、開創を必要以上に大きくすることなく、開創から深い位置まで挿入することができる。平板材11の第1面21に設けられた複数の溝23,24,25を、損傷された神経に沿わせて対比することにより、神経の径が判断される。 (もっと読む)


【課題】血流の下流側から血管内治療を行うときに、血栓等を確実に回収することができる手段を提供する。
【解決手段】捕捉デバイス10は、先端側から血管30へ挿入され、第1ルーメン20の外側に第2ルーメン22を有するダブルルーメン構造を有するシース11と、シース11の先端側に設けられており、第2ルーメン22を通じて内部空間へ流入及び流出される流体により、先端側の外径R1が基端側の外径R2より大きく、かつその内側に先端側が開口されて第1ルーメン20に通じる空間を有する傘形状である拡張姿勢、及び先端側の外径R3と基端側の外径R2とが同等な筒形状である収縮姿勢に姿勢変化される捕捉部12と、シース11の基端側に設けられており、第2ルーメン22へ通じ、かつ流体が流通可能な空間を有する流体導入部13と、を具備する。 (もっと読む)


【解決手段】 プライミングを行う際には、先ず透析器2を透析治療時とは上下逆となるように保持し、その後、血液ポンプ14を回転させることで生食バッグ17の生理食塩液を血液回路3と透析器2内に充満させる。その後、液面調整手段5により大気通路6’、静脈通路12のドリップチャンバ15’および動脈側通路12を介して第2ポート2Hを含めた血液室2C内の上部へ空気が導入される(図3(b))。これにより、透析器2の第2ポート2H内の小さな気泡は、ドリップチャンバ15を経由して導入された空気と一体となり、その後、該空気は血液室2Cに再度導入される生理食塩液により透析器2の外部へ排出される。
【効果】 プライミングの際に透析器2の血液室2C内の気泡を確実に除去することができる。 (もっと読む)


【課題】血管の分岐部において、目的とする方の分岐血管に対してガイドワイヤを容易に進入させることが出来るダイレータを提供すること。
【解決手段】血管壁の刺入口から血管46に挿入されるダイレータ10であって、遠位側の先端部分において、先端面から軸方向に開口する第1のルーメン26と、側方に傾斜して開口する第2のルーメン28と、を設けた。 (もっと読む)


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