説明

ニプロ株式会社により出願された特許

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【課題】治療用カテーテルに有効なバックアップ力が及ぼされると共に、カテーテル長の短縮とカテーテル構成デバイス数の削減が実現され、更にプロキシマルシャフトがディスタールシャフトに対して容易に且つ強固に固定され得る、新規な構造の子カテーテルを提供すること。
【解決手段】ディスタールシャフト26とプロキシマルシャフト28を備えたモノレールタイプとされていると共に、プロキシマルシャフト28の先端部分がディスタールシャフト26の外周面上に配設された固定用バルーン38に対して差し入れられており、プロキシマルシャフト28の内腔39によって固定用バルーン38に圧力流体を給排する給排路が形成されている一方、固定用バルーン38よりも基端側でディスタールシャフト26に被覆チューブ42が外挿固定されて、被覆チューブ42によってプロキシマルシャフト28がディスタールシャフト26の外周面に締め付けられて固定されている。 (もっと読む)


【課題】製造から長期間を経た場合にも、外針を通じての血液の漏出防止が実現され得る、改良された構造の留置針組立体を提供すること。
【解決手段】弾性弁体80に対して相対移動可能とされて弾性弁体80の外周面上に位置することで弾性弁体80の外周側への変形を制限する拘束リング118が外針ハブ16に設けられている一方、弾性弁体80よりも先端側に外れて位置させられた拘束リング118に対して係合し、内針ハブ12を外針ハブ16から取り外すに際してかかる係合に基づいて拘束リング118を弾性弁体80側に移動させて弾性弁体80の外周面上に位置させる係止作用部106が設けられている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、従来構造品に比して穿刺痛が一層軽減され得る新規な形状の刃面を備えた医療用中空針とその好適な製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明に従う構造とされた医療用中空針10においては、特定の傾斜方向をもった第1〜4傾斜面26,30,32,42,42を互いに組み合わせて採用した新規形状の刃面を採用したことにより、刃面の穿刺抵抗を穿刺方向の全体に亘って略均一化させ得て、穿刺痛のピークレベルの低下と穿刺痛の感覚的な知覚時間の短縮化とによって穿刺時における患者の苦痛軽減を達成し得た。 (もっと読む)


【課題】高い止血効果を得ることができる薬液塗布器具キットを提供することである。
【解決手段】薬液塗布器具キットは、第1薬液および第2薬液を各々同一容量収容し、第1薬液の一部を個別に塗布対象部位に塗布した後、第2薬液と残りの第1薬液とを塗布対象部位に同時にかつ均等に混合塗布するための薬液塗布器具キットである。 (もっと読む)


【課題】生体刺入体とカフ部材用パッドとの位置合わせを自在に行うことができ、患者に負担をかけることなく、パッドを生体刺入体に容易に装着することができるカフ部材用パッド及びパッド凸条の接着方法を提供する。また、このパッドとカフ部材とを備えるカフ部材ユニットを提供する。
【解決手段】カフ部材に重ね合わされる合成樹脂製のパッドであって、後面と、それと反対側の前面とを有し、該後面から前面にまで、生体刺入体挿通用の貫通孔が設けられているカフ部材用パッドにおいて、該パッドの外周縁部から該貫通孔まで達する切目が設けられており、該切目を押し開けて生体刺入体が貫通孔に出し入れ可能となっているパッドであって、該前面には、該切目に沿う一方の切目隣接領域に第1の凸条が設けられ、他方の切目隣接領域に第2の凸条が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フィンガ式の輸液ポンプにおいて、長時間の使用に起因する輸液流量の変動を抑制する。
【解決手段】ポンプ機構2のフィンガ21の配列方向と同一の方向に配列された複数の加圧用フィンガ31と、その各加圧用フィンガ31を個別に進退駆動するカム32と、複数の加圧用フィンガ31の先端部に対向して配置される加圧用押圧板34とを有し、各加圧用フィンガ31の進退駆動により輸液チューブTに蠕動運動を与える加圧機構3を、ポンプ機構2の上流側に設ける。そして、そのポンプ機構2の各フィンガ31の進退駆動により輸液チューブT内の輸液を蠕動運動で送り出していく過程において、輸液チューブTを閉塞しているポンプ用フィンガ21の上流側の輸液チューブT内の圧力を上記加圧機構3にて陽圧にすることで、輸液チューブTの開放時の断面形状を略真円形状に維持する。 (もっと読む)


【課題】細胞の侵入、生着性に優れる平均孔径が大きい多孔体を切削加工することが可能であり、しかも寸法精度の高いカフ部材を得ることができるカフ部材の製造方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂よりなる多孔体で形成されたカフ部材を製造する方法において、該多孔体は、平均孔径が100〜650μmであり、空隙率が50〜80%であり、該多孔体に液体を含浸させた後、該多孔体及び液体を冷却して凍結させ、次いで、該多孔体を切削することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 排水管を耐熱用排水管に変えることなく、効率よく排水を行うことのできる、透析装置内の熱水消毒に使用した熱水の排水システムを提供する。
【解決手段】 透析装置1と、透析装置1の透析液系回路11内に熱水を供給する熱水供給路2と、透析液系回路11から熱水を排出する排水路5と、透析液系回路11に供給された熱水を循環させる循環用回路14と、循環用回路14に設けられ透析液系回路11に供給された熱水を冷却するための熱交換器3と、排水路5に設けられた温度センサ4とを備えてなり、熱水供給開始後に排水温度が設定値以上に上昇したときに排水を停止させて透析液系回路11内の熱水を循環させるとともに、熱水消毒終了後、熱交換器3に冷却水を流して透析液系回路11内の熱水を冷却させ、熱水が所定の温度以下に冷却されたときに排水が開始されるようになっている。 (もっと読む)


【課題】検体採取部の吸水性が高く、操作性にも優れたスワブを提供する。
【解決手段】スワブ100は、検体を採取したり、消毒液等を塗布したりするためのスワブであって、可撓性を有する軸部1と、軸部の先端部に設けられ、連続気泡の膜構造を有する湿式ウレタンスポンジからなる先端球部2とを備える。先端球部2の吸水性が飛躍的に向上し、患者が痛みを覚えることが抑制される。先端球部は軸部の先端部を挟持する2つのスポンジ片を軸部に溶着してして形成する。 (もっと読む)


【課題】バルーンの再折畳み(リラッピング)に用いられるバルーンカバーを、施術者の手技を妨げることなく安定してカテーテルシャフト上に位置決め保持することにある。
【解決手段】カテーテルシャフト12の遠位部分にバルーン14が設けられていると共に近位部分にコネクタ16が設けられたバルーンカテーテル10において、コネクタ16からカテーテルシャフト12上に延び出してカテーテルシャフト12のコネクタ16への接続側端部を覆う筒状保護カバー42が柔軟性を有する材料で形成されていると共に、収縮状態のバルーン14に外嵌されてバルーン14を保護する円筒形状のバルーンカバー48が設けられており、バルーンカバー48の近位端には筒状保護カバー42の遠位側の開口部に嵌め込まれて係止される係止部が設けられている。 (もっと読む)


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