説明

株式会社ニツセンにより出願された特許

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【課題】繊維の太さに影響されることなく布帛の牽引力を確保し、かつ、布帛に与えるダメージが少ない布帛牽引装置を提供することを目的とする。
【解決手段】無端状の処理布帛(以下、布帛という)を滞留部と移送管よりなる環状通路に架設して、布帛牽引装置と処理液の噴射により循環移行させて処理するようにした布帛の液流式処理装置において、前記布帛牽引装置を、前記滞留部出口上部と処理液噴射部との間に設けられて布帛の移行方向に対して直交して設けたドラム部21と、該ドラム部21を回転する駆動手段とで構成し、前記ドラム部21には開口部22をドラム部21の軸方向に沿って設けるとともに、該開口部22をドラム部21の周方向に所定の間隔を有して複数形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】柔軟且つ種々の調理を可能とする軟体動物加工品の製造方法を提供する。
【解決手段】生又は前処理した軟体動物を減圧下で水蒸気により加熱する減圧加熱工程と、減圧加熱工程後の軟体動物を加圧下で加熱する加圧加熱工程とを備える軟体動物加工品の製造方法を提供する。軟体動物を減圧下で水蒸気により加熱するため、身肉の収縮を抑制するとともに急激な水分蒸発を抑制して、身崩れしにくい状態で加熱する。次いで、加圧下で加熱することにより、弾力が小さくなるまで組織を破壊して加熱することができる。このとき、減圧加熱工程によって表面のタンパク質が硬化しているため、加圧加熱においても、身肉の収縮を良好に抑制できる。この製造方法では、調味料などの液体成分を必要としないため、所望の調味をして、あるいは、調味をせずに柔軟に加工することができる。 (もっと読む)


【課題】甲殻類本来の味を保持し、且つ殻が軟化されている甲殻類加工品の製造方法を提供する。
【解決手段】生又は前処理した甲殻類を減圧下で加熱する減圧加熱工程と、減圧加熱工程後の甲殻類を加圧下で加熱する加圧加熱工程とを備える甲殻類加工品の製造方法を提供する。この製造方法では、減圧加熱工程では、減圧下で甲殻類を加熱することにより、身肉の収縮が抑制された状態でタンパク質を凝固させて身肉を安定化させることができる。その後、加圧加熱工程で、加圧加熱調理をすることにより、身肉の破壊を抑制して甲殻類の味を維持して甲殻、すなわち殻を軟化させることができる。したがって、身肉の味が維持され、また、殻まで食べることが可能な甲殻類加工品を製造することができる。 (もっと読む)


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