説明

株式会社メテクにより出願された特許

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【課題】血漿流路を着脱可能な溶血センサを用いて、溶血の発生を精度良く検出できる血漿浄化装置を実現する。
【解決手段】血漿浄化装置1は、血液から血漿を分離する血漿分離器10と、血漿分離器10で分離された血漿が流れる血漿流路70と、血漿流路70が着脱自在であり、血漿流路70に光を透過したときの透過光量を検出する溶血センサ80と、溶血センサ80により検出された透過光量に基づいて、溶血の発生を判定する溶血判定制御部140とを備えている。溶血判定制御部140は、溶血の発生の基準となる透過光量の下限閾値Lmを、溶血センサ80により検出された透過光量Laに基づいて初期設定し、その後、検出透過光量Laが増加したときには、下限閾値Lmを透過光量に追従するように上昇させ、検出透過光量Laが減少したときには、下限閾値Lmを一定に保つように制御する。 (もっと読む)


【課題】洗浄を良好に行うことができる三方流路ポート及び透析装置を提供する。
【解決手段】補液ポート11は、入口流路C1と出口流路C2との他に分岐流路C3を有し、入口流路C1と出口流路C2とを連絡する連絡領域Rの少なくも一部を仕切り、入口流路C1から出口流路C2に至る液体の少なくとも一部を、分岐流路C3内を通る迂回路C4に導く規制部材35を備える。 (もっと読む)


【課題】簡単な装置構成で、透析液回路側から血液回路側への透析液の供給と、透析器の膜を通じた血液回路側から透析液回路側への液体の排出を行う。
【解決手段】血液透析装置1は、内部を第1の室50と第2の室51に隔て変位可能な隔壁52を有する定量容器40と、第1の室50の透析液を透析器10に供給するための膨縮自在な第1の回路41と、透析器10の透析液を第2の室51に排出するための膨縮自在な第2の回路52と、第1の回路41の開閉を行う開閉弁62と、第2の回路42の開閉を行う開閉弁70を有する。透析液が満たされた第1の室50の側に隔壁52を変位させ、第1の室50の透析液を第1の回路41を通じて透析器10に供給し透析器10の透析液を第2の回路42を通じて第2の室51に排出する際に、開閉弁62により第1の回路41を開放し、開閉弁70により第2の回路42を閉鎖し、開閉弁70により第2の回路42を開放する。 (もっと読む)


【課題】血液透析装置における血液回路への補液をより簡単に行う。
【解決手段】血液透析装置1の透析液回路12は、内部を第1の室50と第2の室51に隔て変位可能な隔壁52を有する定量容器40と、第1の室50に透析液を供給するための第1の回路41と、第1の室50の透析液を透析器10に供給するための第2の回路52と、透析器10を通過した透析液を第2の室51に排出するための第3の回路43と、第2の室51に水を供給するための第4の回路44と、第2の室51の透析液又は水を第2の室51から排出するための第5の回路45と、第1の回路41と、第2の回路42、第3の回路43、第4の回路44及び第5の回路45の開閉を行う開閉弁67、80、90、100、110を有する。 (もっと読む)


【課題】シリンジの押子を押出すことによってシリンジ内の微量の薬液を生体内に注入するようにした薬液注入器の駆動損失を最小限に抑えると共に、装置の長寿命化、静音化、低コスト化にも有益な薬液注入器用駆動機構を提供する。
【解決手段】モータ9の回転運動を往復運動に変換する偏芯ギヤ11が設けられ、偏芯ギヤの回転を連結ロッド13の往復運動に変換すると共に、該連結ロッド13の端部に設けられた軸穴を揺動片15の軸支点16から偏心した位置に設けられた係止軸17に支承することによって連結ロッド13の往復運動を揺動片15の揺動運動に変換し、該揺動片に設けられた突起18a、18bを出力軸19の外周に設けられた出力ギヤ20に歯合することにより、該揺動片の揺動運動によって出力ギヤ20を1山ずつ所定の回転方向に進め、該出力ギヤ20の回転運動を送りネジ6の回転運動に伝達することによってスライダ5を移動して押子4を押出す。 (もっと読む)


【課題】輸液ポンプの本体の前面に設けられた複数のフィンガの上下位置で位置決めしたチューブをフィンガに添設した状態でドアを閉めた際、チューブが歪むことなく、ドアの内側で均等に狭圧保持されることにより、安定した送液を行なうようにすると共に、気泡検知、チューブ内圧検知等を正確に行なうようにした輸液ポンプを提供する。
【解決手段】本体2の前面に設けられた複数のフィンガFに可撓性のチューブTを位置決めすることにより該チューブTをフィンガFの前面に添設すると共に、本体2の前面を閉塞するドア3の側部に取り付けられたヒンジ4a、4bを介して回動するドア3を閉じることによってチューブTを狭圧保持する輸液ポンプ1において、本体2に取り付けられた弾性板バネ5を介してドア3に取り付けたヒンジ4a、4bを支持することにより、ドア3を本体2の前面に対して略平行に対面させた状態で閉じるようにした。 (もっと読む)


【課題】輸液を患者に点滴投与する際に使用する点滴筒に設けられた点滴口の吸着性を減少し、該点滴口に点滴球が生じ難くすることによって、単位時間当たりの滴下数を増し、輸液の滴下検出を正確に行うことができるようにした点滴筒を提供する。
【解決手段】輸液を点滴投与する輸液路に設けられる点滴筒1において、点滴筒1の内部に設けられた点滴口4を撥水性を有する材料によって形成するか、又は点滴口4の周囲に撥水性を有する材料を塗布したものであり、撥水性を有する材料としては、例えばフッ素樹脂を使用する。 (もっと読む)


【課題】ローラポンプのローラとステータとの間にチューブを容易に装着すると共に、チューブを押圧するローラが該チューブから離れる際に打撃音が発生しないようにしたローラポンプを提供する。
【解決手段】ロータ5に設けられた各ローラ6の支軸23を支承する軸孔24はロータ5の半径方向に長い長円形状を有し、各ローラ6の支軸23が該支軸の上下部を支持するコ字形の板バネ27で保持されると共に該板バネの側部の中央部がロータ5の中心側に向けて支持される一方、回動するローラ6に対向してチューブTを押圧するステータ7の周壁形状が、該チューブTに対する押圧を開始する箇所においては急カーブC1に形成され、該チューブTに対する押圧を緩め始めてから完全に開放するまでの範囲を押圧開始の急カーブの範囲よりも長い傾斜状C2に形成したことによって、ローラ6がチューブTに対する押圧状態から離れる際に打撃音を生じさせないようにした。 (もっと読む)


【課題】外径の異なる複数種類のシリンジの装着を可能にすると共に、押子のフランジ部の装着を片手のワンタッチ操作で行い、且つ適正な装着の検出を確実に行うことができるようにしたシリンジポンプを提供する。
【解決手段】薬液が収容されたシリンジの外筒2を装着するポンプ本体3と、外筒2に挿入された押子4のフランジ部5を装着して該押子を移動するようにした送りキャリッジ6とを有するシリンジポンプ1において、押子4のフランジ部5を送りキャリッジ6の溝24内に上方から落し込んで受部25で押子4の首部4aを保持すると同時に、押子4のフランジ部5を左右の可動翼26a、26bで掴んだ状態に係止し、この際の可動翼の動作に伴ってガイド軸29の回転を伝達して回転子31がポンプ本体3内のスイッチを作動させることにより、押子4のフランジ部5が送りキャリッジ6の溝24内に適正に装着されていることを検出するようにした。 (もっと読む)


【課題】ローラポンプの後方にスペースを必要とすることなく、ローラポンプを装置回路に収容することができ、さらには軟質チューブを安全かつ確実に装着し、また洗浄等の衛生面においても改善されたローラポンプを提供する。
【解決手段】モータ7をモータケース4に回動自在に軸支することでロータ9とステータ12との隙間を拡縮自在にすると共に、ロータ9の上部を覆うカバー33の開閉に従って回動する可動ローラ34の外周に一端を連結した案内ベルト38の他端をモータ7に結合してなり、カバー33を開く動作に従動して案内ベルト38がモータ7を押出すことで該モータが傾倒することにより、ロータ12がステータ12との隙間を広げる方向へ移動し、カバー33を閉じる動作に従動して案内ベルト38がモータ7を引張ることで該モータが起立することにより、ロータ9がステータ12との隙間を狭める方向へ移動するようにした。 (もっと読む)


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