説明

株式会社奥村組により出願された特許

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【課題】 鋼管矢板のパイプ状継手部のV字形状のスリット近傍空間に対して、確実にスリットを閉塞することのでき、且つ製造及び施工の容易な止水用のスリット閉塞部材を提供する。
【解決手段】 長手方向のスリット(1a)を有する断面C形状の継手(1)を鋼管本体(P1)の外周に長手方向に沿って固着した鋼管矢板(Pa)と、対応する構造を有する鋼管矢板(Pb)とを、スリット(1a,2a)を介して継手同士を嵌合させることにより鋼管矢板を順次接合して打設する鋼管矢板構造における、継手部のスリット閉塞部材(10,20)であって、直線状の棒材(11,21)と、棒材に断面方向の両側に張り出した状態で取り付けた可撓性帯状体(12,22)と、で構成し、断面C形状の継手の嵌合部に長手方向に挿入・設置可能な構造とした。 (もっと読む)


【課題】 接合強度の向上、及び経済性の向上を図り、確実に漏水を防止する。
【解決手段】 表裏両面に交互に凹凸形成され、その表裏両面の凸部19の端面が間隔をあけられた面上に存在する凹凸シート17の凸部先端19aと、第一の遮水シート11とを加熱溶融にて接合して第一シート1を形成し、他の凹凸シート17の凸部先端19aと、第二の遮水シート13とを加熱溶融にて接合して第二シート3を形成し、第一シート1と第二シート3とを、それぞれの凹凸シート17,17の凹21凸19が相互に嵌るように合わせて接着剤にて接合するとともに、凹凸シート17,17によって形成される第一,第二の遮水シート11,13の間の空間部23に、液状修復材25が所定の加圧状態で充填される。 (もっと読む)


【課題】完成された既設の測定対象室の気密性能を非破壊で測定することが可能であるとともに、室内の様々な部位を自由自在に測定することが可能で、可搬性にも富む携帯用気密性能測定装置を提供する。
【解決手段】既設の測定対象室の測定対象部位2に密封部材3を介して着脱自在に取り付けられ、測定対象部位に面して測定用空間Vを形成する携帯用のチャンバー4と、チャンバーに気密に取り付けられた配管5に接続され、測定用空間内圧力P1を変化させる携帯用の空気ポンプ6と、チャンバーに気密に取り付けられた測定用空間内圧力導入管7に接続され、導入される測定用空間内圧力と測定対象室内圧力P2との差圧値を検出して出力する携帯用の差圧計8と、差圧計に接続され、差圧計から入力される差圧値を用いて測定対象部位の気密性能をリアルタイムで算出し表示する携帯用のコンピュータ9とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 トンネル掘削機によって既設トンネルの近傍部にまで分岐トンネルとなるトンネルを掘削したのち、該トンネル掘削機から既設トンネルに貫通するトンネル分岐部を能率よく正確に築造する。
【解決手段】 スキンプレートの内周面に沿って円筒状に組み合わせてなる複数枚の矢板部材をその先端から圧力水を噴射させて前方の地盤を流動化させながら既設トンネルに達するまで順次打設してこれらの矢板部材で円筒状の隔壁体を形成する。次いで、この隔壁体の外周面に沿って複数本の硬化材注入管を打設したのち、これらの硬化材注入管から隔壁体の周辺地盤に硬化材を噴射、注入しながら機内側に引き戻すことにより、硬質地盤層を造成すると共に上記矢板部材の先端からも薬液を注入して止水層を形成する。しかるのち、隔壁体で囲まれた地盤を掘削すると共に既設トンネルを該隔壁体内に貫通させる。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造によって伸縮量を大きくすることができると共に、伸縮量を大きくしても掘削時に発生する曲げモーメントに対して強固な支持作用を発揮することができるカッタスポークを提供する。
【解決手段】 トンネル掘削機のセンターシャフト10の先端部外周面に筒状スポーク2の基端を固着し、この筒状スポーク2内に設けている油室8にピストン3を摺動自在に配設すると共に該ピストン3の内外両面から外方及び内方に第1、第2ピストンロッド4、5を延設して第1ピストンロッド4を筒状スポーク2の内周面に摺動自在に支持させている一方、第2ピストンロッド5の先端部をセンターシャフト10の外周部に設けているガイド穴7内に摺動自在にスプライン嵌合させてあり、さらに、筒状スポーク2の前面と第1ピストンロッド4の先端部とにカッタビット6A、6Bを突設している。 (もっと読む)


【課題】 トンネルを掘削したのち、発進立坑側に回収、撤去が可能なトンネル掘削機であって、カッタヘッドの回転反力を確実に受止しながら掘進することができると共に、機内に対して優れた止水性を発揮する構造を備えたトンネル掘削機を提供する。
【解決手段】 外胴1の前端部内にリング体2を固着し、このリング体3の円形孔3に外径が該円形孔3よりも小径に縮径させることができるカッタヘッド6と該カッタヘッドの駆動モータ5を備えている掘削機主体部4の筒状内胴体7の前部円形外周面7aを円形リング状のシール材13を介して摺動自在に挿嵌、支持させていると共に、上記筒状内胴体7の後部に、該後部の円形外周面から内方に向かって段状に屈折させることにより機軸方向に平坦な係止面7bを形成し、この係止面7bを外胴1側に対して着脱自在に固定した固定部材14上に係止させている。 (もっと読む)


【課題】 二重遮水シート同士の接合部分を確実に接合させるとともに、緩衝効果を備えて二重遮水シートとして、略均一な厚さで敷設を行うことを可能とする。
【解決手段】 隣り合う二重遮水シート100の下面側遮水シート13の端縁部13a同士と、上面側遮水シート11の端縁部11a同士とをを加熱して溶融接合するとともに、それぞれ接合された下面側遮水シート13の端縁部13aと、上面側遮水シート11の端縁部11aとの空間部25に、凹凸シート17の上下両面に補助シート16がそれぞれ接合された連結部材15を介設させ、かつ上下補助シート16を上下遮水シート11,13の端縁部11a,13aにそれぞれ接合した。 (もっと読む)


【課題】標準仕様の既製杭に、容易に定着鉄筋を建て込み、上部構造躯体(フーチング等)との確実な接合を図る。
【解決手段】(1) 内径D、外径Dの環状プレート1の上面2の径Dの円7に沿って、定着鉄筋8、8を環状に立設して、溶接固着し、接合用ユニット10を構成する。Dは、鋼管16の厚さの中心径D03に一致させる。(2) 杭頭部を地上に露出して既製杭12を建て込む。既製杭12は、コンクリート17の外殻に鋼管16を配置し、外径D01(<D)、内径D02(<D)の杭端部鋼板13を取り付けた鋼管コンクリート杭である。(3) 杭端部鋼板13の上面14に、接合用ユニット10の環状プレート1を載置する。環状プレート1の内周縁4と杭端部鋼板3の上面14を溶接し、必要ならば、杭端部鋼板13の外周縁15側も溶接し、既製杭12と定着鉄筋8、8とを一体に固定し、杭頭構造18を構築する。 (もっと読む)


【課題】 組立て、分解が容易で再使用が可能なトンネル掘削機におけるエレクタ装置を提供する。
【解決手段】 掘削壁面にセグメントSを組立てるエレクタ装置であって、支持ローラ2により回転自在に支持されている旋回リング3は、数片の分割リングピース3A、3Bに分割されてあり、隣接する分割リングピース3A、3B同士は、その対向端部に後方に向かって突設しているフランジ9、9同士を接合状態にしてボルト・ナットにより、分解可能に固着している。 (もっと読む)


【課題】 小口径の掘削機であっても機内からチャンバー内に出入り可能な点検口等を設けることができるようにし、且つ、カッタヘッドに大きな曲げ応力が作用することなく円滑な掘削を可能にすると共に回収、撤去も容易に行えるようにする。
【解決手段】 外胴1の前端部内にリング体2を固着し、このリング体2の中央孔を偏心円形孔3にすることによって、リング体2に幅狭い部分と点検口等を設けることができる幅広い部分とを形成すると共に、偏心円形孔3に掘削機主体部4の筒状内胴体7を環状の中間部材8を介して支持させてこの筒状内胴体7の中心部に回転自在に支持されているカッタヘッド6の伸縮量を大きくすることなく、外胴1の外径に等しい掘削を可能にし、且つ、掘削機主体部4の回収、撤去時には該カッタヘッド6を収径させて上記偏心円形孔3を簡単に通過させることができるように構成している。 (もっと読む)


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